日本百名山 ひと口メモ
No. | 山 名 | 標 高 | 山頂所在地 | ひと口メモ | Google Maps |
1 | 利尻岳 (りしりだけ) |
1721m | 北海道 | 北海道北端部、日本海にある火山島、利尻島の中央にある。 円錐状をなし、「利尻富士」とも呼ばれ、高山植物が生息し、夏季は多くの登山客が訪れる。 |
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2 | 羅臼岳 (らうすだけ) |
1661m | 北海道 | 北海道東部、知床半島のほぼ中央にある火山で、山頂は溶岩円頂丘をなす。 流紋岩質〜安山岩質の溶岩による活動は成層火山を形成したものの、最終的に山頂付近は溶岩円頂丘を形成させている。 |
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3 | 斜里岳 (しゃりだけ) |
1547m | 北海道 | 北海道東部、知床半島にある火山群の一つで、第四紀火山。 山頂は斜里岳、南斜里岳、西峰からなる。 「オホーツク富士」「斜里富士」とも呼ばれる。 |
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4 | 阿寒岳 (あかんだけ) |
1499m | 北海道 | 北海道東部、阿寒湖の南西にある活火山で雌阿寒岳が主峰となる。阿寒の名を冠する山は他に二座あり、雌阿寒岳の近くに阿寒富士、少し離れて雄阿寒岳がある。雄阿寒岳と阿寒富士は今のところ静かだが、雌阿寒岳は現在もさかんに活動している。 | MAP |
5 | 大雪山 (たいせつざん) |
2290m | 北海道 | 北海道中央部の火山群で、主峰の旭岳は北海道の最高峰である。一つの山ではないことを明確にするため、大雪山系という呼称もしばしば使われる。南北63km、東西59kmと広大な広さであり、その面積は神奈川県とほぼ同じである。 | MAP |
6 | トムラウシ (とむらうし) |
2141m | 北海道 | 北海道中央部で大雪山系ピークのひとつ。奥深い山である故に、広大なお花畑や湖沼などの大自然が荒らされることなく残されており、多くの登山者が憧れてやまない存在である。ふもと(新得町)にはトムラウシ温泉がある。 | MAP |
7 | 十勝岳 (とかちだけ) |
2077m | 北海道 | 北海道中央部、十勝・上川両支庁境にある三重式の成層火山。北東のオプタテシケ山・美瑛岳、南西の上ホロカメットク山・富良野岳へと続く十勝岳連峰(十勝火山群)の主峰である。 | MAP |
8 | 幌尻岳 (ぽろしりだけ) |
2052m | 北海道 | 北海道日高山脈の主峰。1300万年前の造山活動で生じたもので、山体上部には第四紀の氷期にカールが形成された。二風谷地域などでは遠くから目立つ道しるべ的役割を果たしていたため古くから「カムイ」として祀られていた。 | MAP |
9 | 後方羊蹄山 (しりべしやま) |
1721m | 北海道 | 北海道後志支庁にある成層火山で、活火山に指定されている。富士山に似た姿から「蝦夷富士(えぞふじ)」とも称される。キタキツネ、エゾクロテン、エゾリス、シマリス、エゾモモンガなどの哺乳類が生息しており、130種類以上の野鳥がいることも確認されている。 | MAP |
10 | 岩木山 (いわきさん) |
1625m | 青森県 | 津軽平野南西部にある成層火山(コニーデ型)で、円錐形の山容から「津軽富士」とも呼ばれる。津軽平野の何処からでも見ることができる独立峰で青森県の最高峰。山頂部は、岩木山・鳥海山・厳鬼山(岩鬼山)の3つの峰で形成されている。 | MAP |
11 | 八甲田山 (はっこうださん) |
1584m | 青森県 | 青森県中部の火山群の総称。十和田湖の北にあり、主峰の大岳をはじめ、小岳・横岳・櫛(くし)ヶ峰・駒ヶ峰・乗鞍山などが連なる。新田次郎の代表作『八甲田山死の彷徨』を原作とした映画でも有名。 | MAP |
12 | 八幡平 (はちまんたい) |
1613m | 岩手県 | 岩手・秋田両県にまたがる楯状火山跡である。 広い高原上のあちこちに様々な形の火山起源の小さなピークがそびえ、その間に無数の沼や湿原が点在する。 |
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13 | 岩手山 (いわてさん) |
2038m | 岩手県 | 奥羽山脈北部にある二つの外輪山からなる複式火山。奥羽山脈の主稜からは離れており、独立峰にちかい形態で「南部富士」「岩手富士」とも呼ばれている。 | MAP |
14 | 早池峰 (はやちね) |
1917m | 岩手県 | 岩手県中央部、北上高地の最高峰。蛇紋岩からなり、山頂にある早池峰神社奥宮では神楽が行われる。本州で唯一、アカエゾマツが自生している山であることでも知られている。 | MAP |
15 | 鳥海山 (ちょうかいさん) |
2236m | 山形県 | 山形・秋田両県にまたがり、日本海に近接してそびえ立つ火山。新旧二つの二重式火山が複合したもので、旧火山には鳥ノ海と呼ばれる火口湖がある。独立峰で「出羽富士」「秋田富士」とも呼ばれている。 | MAP |
16 | 月山 (がっさん) |
1984m | 山形県 | 山形県中央部にある出羽山地南部の山で、八幡平と同じ日本においてめずらしい楯型アスピーテ形式の火山である。山頂東斜面にある雪田の下部には高山植物が多い。羽黒山・湯殿山とともに出羽三山と呼ばれ、修験場として著名。 | MAP |
17 | 朝日岳 (あさひだけ) |
1870m | 山形県 | 山形・新潟両県にまたがる朝日山地の南部にある山。 主峰は大朝日岳で、北の出羽三山、南の飯豊連峰とともに磐梯朝日国立公園に含まれる。 |
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18 | 蔵王山 (ざおうさん) |
1841m | 山形県 | 山形・宮城両県にまたがる奥羽山脈の南部にあたる連峰。両県民には単に蔵王と呼ばれ親しまれている。 主峰は熊野岳で冬季は樹氷が美しく、スキー場や温泉が多い。 |
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19 | 飯豊山 (いいでさん) |
2105m | 福島県 | 福島・山形・新潟の3県にまたがる飯豊連峰の主峰である。山形県と新潟県の県境にあるが、南東麓の福島県側から山頂に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、山頂付近は福島県である。飯豊連峰の主峰は飯豊山であるが最高峰は大日岳(2128m)。 | MAP |
20 | 吾妻山 (あずまやま) |
2035m | 山形・福島県 | 山形・福島両県にまたがる火山群の総称。西吾妻山を最高峰とし、東吾妻山・一切経山・吾妻小富士などが東西に連なる。 原生林におおわれ、山腹には五色・姥湯(うばゆ)・白布などの温泉がある。 |
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21 | 安達太良山 (あだたらやま) |
1700m | 福島県 | 福島県北部にある火山で、1900年(明治33)に大噴火した。 山麓に多くの温泉があるり、山頂の形から「乳首(ちくび)山」とも呼ばれている。 |
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22 | 磐梯山 (ばんだいさん) |
1819m | 福島県 | 福島県中北部、猪苗代湖の北にある火山。1888年(明治21)に大噴火し、裏磐梯三湖や五色沼などを形成。 「会津富士」や「会津磐梯山」とも呼ばれている。 |
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23 | 会津駒ケ岳 (あいづこまがたけ) |
2133m | 福島県 | 福島県南西部にあり、主峰駒ケ岳は「会津駒」とも呼ばれている。 頂上とその稜線は、草原のようになっており木道の上を歩くことになっている場所もある。 |
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24 | 那須岳 (なすだけ) |
1915m | 栃木県 | 栃木県北部にある複数の火山。主峰は現在も蒸気と火山ガスを盛んに噴出しているハゲ山の茶臼岳で、連なる三本槍岳・朝日岳・南月山・黒尾谷岳を含めた五岳の総称。 | MAP |
25 | 魚沼駒ケ岳 (うおぬまこまがたけ) |
2003m | 新潟県 | 新潟県南東部にあり、越後駒ヶ岳とも呼ばれている。八海山、中ノ岳とともに越後三山(魚沼三山)の一つに数えられ、佐梨川金山沢奥壁などの巨大なスラブ壁があり登攀の対象とされている。 | MAP |
26 | 平ヶ岳 (ひらがたけ) |
2141m | 新潟県 | 新潟・群馬両県にまたがる山。登山道は、魚沼市鷹ノ巣地区の登山口から下台倉山〜台倉山〜池ノ岳を経て平ヶ岳山頂にいたるのが唯一のルートであり、行程が長く山中に山小屋はないので健脚者向けの山である。山頂はなだらかで高層湿原がある。 | MAP |
27 | 巻機山 (まきはたやま) |
1967m | 新潟県 | 新潟・群馬両県にまたがる三国山脈のひとつ。 主要な登山道は南西側の南魚沼市清水から通じている。 |
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28 | 燧岳 (ひうちだけ) |
2356m | 福島県 | 福島県南西部、日光国立公園尾瀬地区内にある東北地方最高峰の山。 至仏山とともに尾瀬を代表する山でもある。 |
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29 | 至仏山 (しぶつさん) |
2228m | 群馬県 | 群馬県北東部、日光国立公園尾瀬地区内にある蛇紋岩で出来ている山。特殊な蛇紋岩植物と呼ばれる植物群が生育することで植物ファンに名高い。蛇紋岩は崩壊しやすく、大量の観光客が訪れる登山道沿いの浸食が激しくなり、一時期入山が禁止されていた。 | MAP |
30 | 谷川岳 (たにがわだけ) |
1963m | 群馬・新潟県 | 群馬・新潟両県にまたがる、トマ・オキの二つの耳を持つ双耳峰。一ノ倉岳・万太郎山などとともに谷川連峰を形づくり、群馬県側の一ノ倉沢に代表される急峻な岩壁によって知られる。日本のアルピニズムの隆盛期には多くの遭難者があり「魔の山」と呼ばれた。 | MAP |
31 | 雨飾山 (あまかざりやま) |
1963m | 長野・新潟県 | 長野・新潟両県にまたがる山。 長野県側からは小谷温泉から、新潟県側からは雨飾温泉から、それぞれ登山道がある。 |
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32 | 苗場山 (なえばさん) |
2145m | 長野・新潟県 | 長野・新潟両県にまたがり、上信越高原国立公園に属する火山。頂は広い平原をなし、小さな池塘が点在している。 古くから稲作の守り神としての信仰を集め、山頂には伊米神社が祀られている。 |
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33 | 妙高山 (みょうこうさん) |
2454m | 新潟県 | 新潟県南西部、上信越高原国立公園に属し複式火山で活火山に指定されている。 「越後富士」とも呼ばれ、山麓には温泉が沸き、またスキーリゾートエリアとしても知られる。 |
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34 | 火打山 (ひうちさん) |
2462m | 新潟県 | 新潟県南西部、頸城三山の最高峰である。火打山は火山ではないため、隣の妙高山に比べ、高山植物の種類が豊富である。高谷池付近には天狗の庭を始めとする湿原が存在し、シーズン中は多くの登山客・カメラマンが訪れる。 | MAP |
35 | 高妻山 (たかつまやま) |
2353m | 長野・新潟県 | 長野・新潟両県にまたがり、戸隠連峰の最高峰で戸隠裏山の一峰。 地元では戸隠山を表山、高妻山や乙妻山を裏山と呼んできた。 |
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36 | 男体山 (なんたいさん) |
2484m | 栃木県 | 栃木県北西部、日光国立公園内にある火山。日光市街地からいろは坂を登った、中禅寺湖の北岸に位置する。 古くから山岳信仰の対象として知られ、山頂には日光二荒山神社の奥宮がある。 |
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37 | 奥白根山 (おくしらねさん) |
2578m | 群馬・栃木県 | 群馬・栃木両県にまたがる活火山で、関東最高峰である。他の白根山と区別するため、日光白根山と呼ばれる。 日光白根山の内、一番標高の高い峰を奥白根山と呼ぶ。 |
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38 | 皇海山 (すかいさん) |
2144m | 群馬・栃木県 | 群馬・栃木両県にまたがる山。栃木県側の銀山平から庚申山・鋸山をへて皇海山にいたる伝統的なルートと、群馬県側の不動沢からのルートがある。 | MAP |
39 | 武尊山 (ほたかやま) |
2158m | 群馬県 | 群馬県北部にある円錐状火山で、北アルプスの穂高岳と区別するため上州武尊山とも呼ばれる。新生代第三紀の終わりから第四紀の初め頃に火山活動があった。主峰の沖武尊・中ノ岳・家ノ串・前武尊などいくつかの峰からなる。山頂近くに日本武尊の像が建つ。 | MAP |
40 | 赤城山 (あかぎやま) |
1828m | 群馬県 | 群馬県のほぼ中央に位置し、カルデラを持つ関東地方有数の複式火山である。 最高峰は外輪山の黒檜山で、中央火口丘の地蔵岳がある。妙義山・榛名山とともに上毛三山の一。 |
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41 | 草津白根山 (くさつしらねさん) |
2165m | 群馬県 | 群馬県北西部、上信越高原国立公園に属する活火山。他の白根山と区別するため、草津白根山と呼ばれる。 通常、この山を「草津白根山」と呼ぶが、近隣の逢ノ峰・本白根山を含めた三山の総称とする場合もある。 |
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42 | 四阿山 (あずまやさん) |
2354m | 群馬・長野県 | 群馬・長野両県にまたがり、200万年前の大四阿火山大噴火による山体崩壊で、現在の複数峰による古い成層火山の形態に至る。この山の南西(長野県)側にスポーツ等の合宿で名高い菅平高原が広がり、東(群馬県)側にはスキー場がある。 | MAP |
43 | 浅間山 (あさまやま) |
2404m | 群馬・長野県 | 群馬・長野両県にまたがる三重式活火山。数十万年前から周辺では火山活動が活発であり、それらの火山は浅間烏帽子火山群と総称される。噴火と山体崩壊を繰り返し、現在の姿に至る。 | MAP |
44 | 筑波山 (つくばさん) |
877m | 茨城県 | 茨城県中部、関東平野にそびえる山。山頂は男体山・女体山の二峰に分かれる。 古来関東の名山として西の富士山と並び称せられ、信仰登山が盛んである。 |
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45 | 白馬岳 (しろうまだけ) |
2932m | 長野・富山県 | 長野・富山両県にまたがり、北アルプス北部の後立山連峰の高峰。 東側の谷筋には冬季の膨大な積雪と周囲の山塊からの雪崩が集積した日本最大の雪渓である白馬大雪渓がある。 |
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46 | 五竜岳 (ごりゅうだけ) |
2814m | 富山県 | 富山・長野両県にまたがり、後立山連峰の一座。深田久弥は、「大地から生えたようにガッチリしていてビクとも動かない」、または「岩のコブだらけの筋骨隆々といった荒々しい男性的な山容」と表現している。 | MAP |
47 | 鹿島槍ヶ岳 (かしまやりがたけ) |
2899m | 長野・富山県 | 長野・富山両県にまたがり、北アルプス(飛騨山脈)後立山連峰の盟主とされる。 山頂は南峰と北峰からなる厳しい険しさと均整のとれた美しい双耳峰である。 |
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48 | 剱岳 (つるぎだけ) |
2998m | 富山県 | 富山県東部、北アルプス立山連峰北部の山。氷河に削り取られた氷食尖峰で、その峻険な様は訪れる者を圧倒し、登山家からは「岩の殿堂」と呼ばれている。東南には日本三大雪渓の一つ・剣沢がある。 | MAP |
49 | 立山 (たてやま) |
3015m | 富山県 | 富山県東部、北アルプス立山連峰北部の山で、古くからの信仰の山として日本三霊山の一つともされる。 立山は、最高峰の大汝山・主峰の雄山・富士ノ折立の3つの山からなり、雄山の山頂には雄山神社本宮がある。 |
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50 | 薬師岳 (やくしだけ) |
2926m | 富山県 | 富山県南東部、北アルプス立山連峰の山。 剱岳・立山と並ぶ立山連峰中の主要な峰であり、北アルプス中では抜きんでた、その山体の大きさで知られる。 |
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51 | 黒部五郎岳 (くろべごろうだけ) |
2840m | 富山・岐阜県 | 富山・岐阜両県にまたがる、北アルプス北部にある山。 「中ノ俣岳」とも呼ばれ、黒部五郎岳は富山県側、中ノ俣岳は岐阜県側の古来からの名称である。 |
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52 | 黒岳 (くろだけ) |
2986m | 富山県 | 富山県南東部、北アルプス中部にある山で、一般的には「水晶岳」と呼ばれている。 山頂は切り立った岩の双耳峰となっていて、黒部川源流部での最高峰。北アルプス主稜線からは僅かに外れている。 |
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53 | 鷲羽岳 (わしばだけ) |
2924m | 長野・富山県 | 長野・富山両県にまたがり、北アルプス中部にある山。「裏銀座」と呼ばれる縦走路上にあり山頂からの展望が非常に良いため、登山口からは通常2日はかかる奥地にも関わらず夏期は登山者が多い。 | MAP |
54 | 槍ヶ岳 (やりがたけ) |
3180m | 長野県 | 長野・岐阜両県にまたがり、北アルプス南部で天に槍をつく形が特徴的な高山である。槍ヶ岳は四方に尾根と沢を伸ばしており、尾根は東西南北に、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の四稜、沢は東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢の四沢である。 | MAP |
55 | 穂高岳 (ほたかだけ) |
3190m | 長野・岐阜県 | 長野・岐阜両県にまたがり、北アルプス最高峰の山で日本でも3番目の高さを誇る。 奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳・前穂高岳・西穂高岳などの峰々からなる穂高連峰の総称で、主峰は奥穂高岳である。 |
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56 | 常念岳 (じょうねんだけ) |
2857m | 長野県 | 長野県西部、常念山脈の主峰。安曇野からは全容が望め、ピラミッド型のその形は一目瞭然ですぐみつけられる。 初夏になると、山体に常念坊の雪形が浮かび上がる。 |
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57 | 笠ヶ岳 (かさがたけ) |
2898m | 長野県 | 岐阜県北東部、北アルプス中部にある山。その姿は、丸いお椀型の隆起がなだらかな稜線の上にポッカリと突き出た特徴的なものであり、遠く立山連峰からでも、一目でそれと分かる山容をしている。 | MAP |
58 | 焼岳 (やけだけ) |
2455m | 長野・岐阜県 | 長野・岐阜両県にまたがり、北アルプスの中では最も活動の激しい活火山である。 北峰、南峰(主峰)の2峰があるが、現在登山可能なのは北峰だけで南峰へは立ち入り禁止となっている。 |
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59 | 乗鞍岳 (のりくらだけ) |
3026m | 長野・岐阜県 | 長野・岐阜両県にまたがり、北アルプス南部にあって剣ヶ峰を主峰とする山々の総称。 剣ヶ峰の他に、朝日岳・摩利支天岳・富士見岳・屏風岳など23の山がある。 |
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60 | 御嶽 (おんたけ) |
3067m | 長野県 | 長野・岐阜両県にまたがり、古くから信仰の山として信者の畏敬を集めてきた巨峰で、いくつもの峰を連ねてそびえる活火山である。「木曽御嶽山」とも呼ばれている。 | MAP |
61 | 美ヶ原 (うつくしがはら) |
2034m | 長野県 | 長野県中部、八ヶ岳中信高原国定公園にありフォッサマグナ沿いに噴出した楯状火山である。 最高峰は王ヶ頭で、他に王ヶ鼻・茶臼山・牛伏山・武石峰といったピークがある。 |
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62 | 霧ヶ峰 (きりがみね) |
1925m | 長野県 | 長野県中部、八ヶ岳中信高原国定公園にありフォッサマグナ沿いに噴出した楯状火山である。 最高峰は車山で、山地帯夏緑樹林と亜高山帯針葉樹林の境界付近に存在する。 |
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63 | 蓼科山 (たてしなやま) |
2530m | 長野県 | 長野県中東部、八ヶ岳中信高原国定公園にあり八ヶ岳連峰の北端で、コニーデ(成層火山)の上にトロイデ(鐘状火山)がせり上がった複合火山である。 この山域では、針葉樹林帯が帯状に枯れる縞枯れ現象が見られる。「諏訪富士」とも呼ばれている。 | MAP |
64 | 八ヶ岳 (やつがたけ) |
2899m | 長野・山梨県 | 長野・山梨両県にまたがる南北30km余りの山体で、大火山群である。赤岳を最高峰に横岳などで構成され、その山容は夏沢鉱泉と本沢温泉を結ぶ夏沢峠を境界として、北八ヶ岳と南八ヶ岳に大きく分けられる。 | MAP |
65 | 両神山 (りょうかみやま) |
1723m | 埼玉県 | 埼玉県西部、秩父山地の北端にある山。4月下旬から5月中旬、山頂一帯に八汐ツツジが咲き、5月中旬から下旬、アカヤシオが咲く。八丁峠へ向かうコースは鎖場の名所として有名で、滑落者が埼玉県最多のコースでもある。 | MAP |
66 | 雲取山 (くもとりやま) |
2017m | 埼玉県・東京都 | 埼玉・東京・山梨3都県にまたがる秩父山地東部の山で、東京都内の最高峰。 奥多摩・奥秩父山塊の中では比較的人里から奥深くにある山である。 |
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67 | 甲武信岳 (こぶしだけ) |
2475m | 長野・山梨・埼玉県 | 長野・山梨・埼玉3県にまたがる、関東山地中央部にある山。 千曲川(新潟県に入ると信濃川)、荒川、笛吹川(釜無川と合流し富士川となる)の水源の地。 |
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68 | 金峰山 (きんぷさん) |
2599m | 長野・山梨県 | 長野・山梨両県にまたがる、関東山地西部にある山。 山頂には五丈岩という大きな岩があり、古くから信仰の対象となっている。 |
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69 | 瑞牆山 (むずかきやま) |
2230m | 山梨県 | 山梨県北部、関東山地西部にあり花崗岩で出来た独特の岩の峰が大きな特徴である。 瑞牆とは神社の周囲の垣根のことで、古くから信仰の対象となっている。 |
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70 | 大菩薩岳 (だいぼさつだけ) |
2057m | 山梨県 | 山梨県北東部、奥秩父山塊に位置し大菩薩連嶺の主脈を構成している。 一般的には「大菩薩嶺」と呼ばれることが多いようだ。 |
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71 | 丹沢山 (たんざわやま) |
1567m | 神奈川県 | 神奈川県北西部から山梨・静岡両県にまたがる丹沢山地の中心にある山。もともと、丹沢山とは丹沢中央部に連なる山々の総称であり、日本百名山の丹沢山とはこの山塊中の一峰ではなく、丹沢山地全体であるとされている。 | MAP |
72 | 富士山 (ふじさん) |
3776m | 山梨・静岡県 | 山梨・静岡両県にまたがる円錐状成層火山で、言わずと知れた日本最高峰の山。 その優美な風貌は、国内のみならず海外でも日本の象徴として広く知られている。「芙蓉峰・富嶽」などとも呼ばれる。 |
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73 | 天城山 (あまぎさん) |
1406m | 静岡県 | 静岡県の伊豆半島の中央部に峰を連ねる連山の総称。 最高峰の万三郎岳・万二郎岳・遠笠山等の山々から構成され、「天城連山」と表記されることもある。 |
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74 | 木曽駒ヶ岳 (きそこまがたけ) |
2956m | 長野県 | 長野県中南部、中央アルプス(木曽山脈)最高峰の山である。標高2650mの千畳敷カールまでは、通年運行の「駒ヶ岳ロープウェイ」で簡単に登れる。また、木曽前岳・中岳・伊那前岳・宝剣岳を含め、木曽駒ヶ岳と呼ぶ場合もある。 | MAP |
75 | 空木山 (うつぎだけ) |
2864m | 長野県 | 長野県中南部、中央アルプス2番目に高峰の山である。山頂一帯は花崗岩の岩場であり、砂礫による滑落に注意して通過する必要がある。空木岳の頂上東側は空木平と呼ばれる圏谷地形で、高山植物の宝庫である。 | MAP |
76 | 恵那山 (えなさん) |
2191m | 長野・岐阜県 | 長野・岐阜両県にまたがる、中央アルプス最南端の山。江戸時代から美濃随一の名山として知られ登山愛好家にも親しまれている。北東側には長さ8489メートルの恵那山トンネルが通っている。 | MAP |
77 | 甲斐駒ケ岳 (かいこまがたけ) |
2967m | 長野・山梨県 | 長野・山梨両県にまたがる、南アルプス(赤石山脈)最北端の山。なだらかな茶色の山が多い南アルプスの中で、例外的に火成岩である花崗岩からなるため、山肌が白く峻険な山容である。そのため、土壌が乏しく、高山植物はあまり豊富ではない。 | MAP |
78 | 仙丈岳 (せんじょうだけ) |
3033m | 長野・山梨県 | 長野・山梨両県にまたがる、南アルプス北部の山。北東に小仙丈岳・南西に大仙丈岳の小ピークを従え、さらに大仙丈岳の南側には、南アルプス中部の塩見岳に至る長大な仙塩尾根が連なっている。 | MAP |
79 | 鳳凰山 (ほうおうさん) |
2840m | 山梨県 | 山梨県北西部、南アルプス北部にある地蔵ヶ岳、観音岳、薬師岳の総称である。「鳳凰三山」とも呼ばれ、最高峰は観音岳になり、地蔵ヶ岳の山頂部はオベリスクと呼ばれる巨大な尖塔があり、甲府市内からその姿を見る事が出来る。この山域の象徴的存在である。 | MAP |
80 | 北岳 (きただけ) |
3192m | 山梨県 | 山梨県北西部、南アルプスにある日本第2位の高峰。北岳の東側斜面には北岳バットレスと呼ばれる山頂から続く高さ約600メートルの岩壁がある。また、高山植物が豊富で山頂付近では固有種の高山植物キタダケソウが自生する。 | MAP |
81 | 間ノ岳 (あいのだけ) |
3189m | 山梨・静岡県 | 山梨・静岡両県にまたがる、日本で4番目、南アルプスで2番目に高い山。北岳の南側約3kmに位置し、更に南の農鳥岳と並んで白峰三山と呼ばれることもある。高山植物の豊富な山域だが、山頂近辺に限っては岩屑帯で、高山植物は少ない。 | MAP |
82 | 塩見岳 (しおみだけ) |
3052m | 長野・静岡県 | 長野・静岡両県にまたがる、南アルプス中部の山。仙丈ヶ岳から続く長大な仙塩尾根の南端に位置し、ドーム形の山容に特徴がある。山頂南側の三伏峠と本谷山南斜面、北側の北荒川岳周辺と熊の平周辺は高山植物の「お花畑」となっている。 | MAP |
83 | 悪沢岳 (わるさわだけ) |
3141m | 静岡県 | 静岡県北部、南アルプス中部の山。別名「東岳」で、前岳、中岳などの総称として「荒川岳」と呼んでいる。 氷河によって削られた地形であるカールが数多く見られ、また高山植物の非常に豊富な山としても知られている。 |
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84 | 赤石岳 (あかいしだけ) |
3120m | 長野・静岡県 | 長野・静岡両県にまたがる、南アルプス(赤石山脈)の主峰ともいえる山。稜線の東側斜面にはいくつかのカール(圏谷)が見られ、これは日本国内では最南端の氷河の痕跡である。小赤石岳から赤石岳山頂にかけては高山植物のお花畑が広がっている。 | MAP |
85 | 聖岳 (ひじりだけ) |
3013m | 長野・静岡県 | 長野・静岡両県にまたがる、南アルプス南部の山。南アルプス中で最南端の3000m峰であり、山頂周辺とその南側海抜2300mほどに位置する聖平に、規模の大きな高山植物のお花畑がある。 | MAP |
86 | 光岳 (ひかりだけ) |
2591m | 長野・静岡県 | 長野・静岡両県にまたがる、南アルプス最南端の山。山頂部がわずかに森林限界を超えており、ハイマツおよび高山帯植生の分布の南限に当たることでも知られている。(ハイマツは世界最南端の自生地) | MAP |
87 | 白山 (はくさん) |
2702m | 石川・岐阜県 | 石川・岐阜両県にまたがる成層火山。富士山、立山とともに日本三名山(三霊山)のひとつ。 最高峰の御前峰・剣ヶ峰・大汝峰の「白山三峰」を中心として、周辺の山峰の総称である。 |
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88 | 荒島岳 (あらしまだけ) |
1523m | 福井県 | 福井県東部にある、別名「大野富士」。約2000万年前、日本列島がアジア大陸から分離する頃、荒島岳の位置に巨大カルデラ火山があった。そのカルデラ火山が、長い年月の間に浸食をうけ、その残骸が荒島岳である。 | MAP |
89 | 伊吹山 (いぶきやま) |
1377m | 滋賀県 | 滋賀・岐阜両県にまたがる、琵琶湖国定公園内にある伊吹山地の主峰。 標高では低山だが、山麓から山頂にかけてさまざまな野草が自生するお花畑がある。 |
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90 | 大台ヶ原山 (おおだいがはらさん) |
1695m | 三重・奈良県 | 三重・奈良両県にまたがる、吉野熊野国立公園内の山。頂上が平坦で周囲を傾斜が急な崖で囲まれている地形を隆起準平原というが、大台ケ原は日本では珍しい隆起準平原の例である。 | MAP |
91 | 大峰山 (おおみねさん) |
1915m | 奈良県 | 奈良県中部、近畿最高峰の山。百名山としては八経ヶ岳と山上ヶ岳を総称して大峰山と呼んでいるが、一般的に単に「大峰山」言えば山上ヶ岳を指すようだ。 | MAP |
92 | 大山 (だいせん) |
1729m | 鳥取県 | 鳥取県西部、中国地方最高峰の成層複成火山。一般的に主峰の剣ヶ峰〜三鈷峰と外輪山の烏ヶ山・矢筈ヶ山・甲ヶ山・勝田ヶ山・船上山を総称しての名称でもある。伯耆富士(ほうきふじ)とも呼ばれている。 | MAP |
93 | 剣山 (つるぎさん) |
1955m | 徳島県 | 徳島県中西部、四国第2の高峰。日本百名山の中でも、山頂直下までロープウェイが通じている筑波山や、山頂付近までドライブウェイが通じている伊吹山や大台ヶ原山と並び、 最も登りやすい山のひとつである。 | MAP |
94 | 石鎚山 (いしづちやま) |
1982m | 愛媛県 | 愛媛県北東部、西日本最高峰の山。最高峰に位置する天狗岳(てんぐだけ)・石鎚神社山頂社のある弥山(みせん)・南尖峰(なんせんぽう)の一連の総体山を石鎚山と呼ぶ。霊峰石鎚山とも呼ばれ石鎚山脈の中心的な山であり、石鎚国定公園に指定されている。 | MAP |
95 | 九重山 (くじゅうさん) |
1787m | 大分県 | 大分県中西部にある火山群の総称で九重連山とも呼ばれる。最高峰は中岳で一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されており、コケモモ・ミヤマキリシマの群落は天然記念物で、黒岳の原生林には男池(おいけ)湧水群がある。 | MAP |
96 | 祖母山 (そぼさん) |
1756m | 宮崎・大分県 | 宮崎・大分両県にまたがる、九州山地の主峰。火山活動によって形成された山であるため巨大な岩石が随所に見られ、登山ルートは多種多様である。ハイキング感覚で楽しめる手軽なコースから、断崖を登りながら進む上級者向けのコースまである。 | MAP |
97 | 阿蘇山 (あそさん) |
1592m | 熊本県 | 熊本県東部、世界最大級のカルデラ持つ活火山。最高峰は中央火口丘の阿蘇五岳中の高岳で、火山活動が平穏な時期には火口に近づいて見学できるが、活動が活発化したり有毒ガスが発生した場合は、火口付近の立入りは規制される。 | MAP |
98 | 霧島山 (きりしまやま) |
1700m | 宮崎県 | 宮崎・鹿児島両県にまたがる火山群の総称。最高峰の韓国岳をはじめ高千穂峰など22の火山から成る。 一帯は霧島屋久国立公園に指定されており、高地にはミヤマキリシマの群落がある。 |
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99 | 開聞山 (かいもんだけ) |
922m | 鹿児島県 | 鹿児島県南部、薩摩半島南端に位置する円錐形の火山。その見事な円錐形から別名「薩摩富士」とも言う。らせん状の登山道が整備され三時間程度で登山することができ、山頂には枚聞神社奥宮御岳神社があり、山自体が御神体とされる。 | MAP |
100 | 宮ノ浦岳 (みやのうらだけ) |
1935m | 鹿児島県 | 鹿児島県、屋久島の中央にそびえる山。九州地方の最高峰で、山域はユネスコの世界遺産「屋久島」として登録されており、中腹に屋久杉、山頂には屋久笹が茂る。 | MAP |
山頂所在地は山域ではなく、あくまで地図上で山頂のある都道府県です。 参考資料 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)・大辞林・大辞泉 |