【往路】　佐野I・Cから磐梯河東I・Cまで東北道・磐越道を走ります。郡山JCTではうっかり分岐を間違えて逆方向に入り、郡山東I・Cまで行くはめになってしまいました。磐越道ではスッキリとした青空が広がり、磐梯山の頂もはっきり見えていました。

八方台登山口より　いざ、磐梯山へ

【9：05】　八方台登山口手前駐車場
9時頃八方台登山口の駐車場に着いた時には、既に満車になっていました。少し駐車場内をウロウロしましたが、空きそうも無いので400m程手前の駐車場にとめる事にしました。

【9：25】　登山開始
駐車場から登山口まで5分程歩きます。武尊山にもありましたが、「熊出没注意」の看板が気になります。
登りはじめはブナ林の緩やかな道が続きます。スタートはこの位の感じがちょうど良いですね。

【9：45】　中ノ湯分岐
登り坂が急に降り坂になると中ノ湯の分岐に着きます。この辺には硫黄の匂いがたちこめていて、あまりゆっくり休むという雰囲気ではありません。
分岐を直進すると再び樹林帯の中の登りとなります。木は多いのですが、所々に桧原湖が良く見えるポイントがあります。そのまましばらく登り、お花畑への分岐を右に折れ少し行くと弘法清水です。

【10：50】　弘法清水分岐到着
小屋周辺は広く、小学生の団体など大勢の人が休んでいてとてもにぎやかでした。ここからも桧原湖の眺めが素晴らしいのですが、少し雲が垂れ込めてきてしまっています。

中ノ湯分岐

弘法清水小屋

弘法清水より桧原湖

磐梯山頂到着

弘法清水分岐から先は、急登となります。岩の多いクネクネした道を、息を切らしながら登りつめると山頂です。

【11：30】　磐梯山頂到着
山頂は広く、写真でも分かるように石がゴロゴロしています。360度展望が利きますが、ちょうど山頂の高さに雲があり遠くまでは見えません。雲海の上の透き通る青空と、雲の切れ間から見える下の景色は素晴らしかったです。
ここで昼食をとろうとした時、今度は中学生の団体が登ってきました。山頂は一気ににぎやかに（騒がしく）なり、いつもの山頂（他の山）とはチョット違う雰囲気になってきました。でも中学生は元気ですね。

山頂より見える中ノ湯

雲の切れ間

【12：30】　下山開始
弘法清水で一度休憩をとり、登るときはそのままパスしたお花畑に寄ります。花の時期は過ぎ、紅葉の時期には早かった為、それ程綺麗なお花畑ではありませんでした。振り返ると磐梯山頂が見え、片側は晴れていて反対側は雲がかかっているという、山特有の天気が目の前にありました。

【14：20】　八方台登山口
登山口の駐車場は相変わらず満車です。道の脇にとめてある車もあり、「通行の邪魔になるなー」と思いながら少し離れた駐車場に向いました。

お花畑からの磐梯山

八方台登山口へ帰還

磐梯山噴火記念館

【帰路】　せっかくここまで来たのだから、磐梯山噴火記念館を見学します。特に息子は火山に興味があるようです。帰り道は磐梯山を一周し猪苗代磐梯高原I・Cから磐越道に乗ります。東北道はやはり矢板I・C辺りから宇都宮I・Cまで混んでいてノロノロでした。

【ひとこと】　標高差600m強を約2時間でしたので、さほど大変な山という感じではありません。山頂直下は急登に苦労しましたが、距離的には短かったので助かりました。一つ悔やまれるのは、山頂から猪苗代湖を見ることが出来なかった事です。