名 称 |
秋の京都旅行 パート5 |
所在地 |
京都市東山区 | |
日 付 |
2017年11月11日 |
場所確認 |
鴨川の飛び石 豊国神社 方広寺 | |
コメント |
鞍馬駅から出町柳駅へは約30分で到着します。この時は「きらら」ではなく、普通の列車でした。 出町柳駅の近くには、鴨川デルタという場所があります。賀茂川と高野川が合流して鴨川になる地点で、市民の憩いの場になっています。川を横断する様に亀や千鳥の飛び石もあり、テレビや映画のロケ地として良く利用されています。前から気にはなっていた場所だったのですが、行く機会が無く今回は直ぐ近くまで行ったので飛び石を渡ってきました。石の間隔はそれ程広くなく、簡単に渡れます。この時点で時間は午後2時、まだホテルに戻るには早いので前回行けなかった豊国神社と方広寺に向かいます。京阪本線で七条駅まで行き、そこからは徒歩での移動です。 豊国神社は主祭神として豊臣秀吉公を祀り、「とよくにさん」と親しみを込めて呼ばれている神社です。豊臣秀吉公の没後、豊国社として創建されましたが、徳川幕府により廃祀されてしまいます。そして約300年後の明治13年(1880)に明治天皇の命を受け、豊国神社として再興されました。石の大鳥居を抜けると、正面には唐門が見えます。この唐門は伏見城の遺構を利用したものと言われています。普段は唐門から先には入る事が出来ず、唐門前で参拝する事になります。ただし正月三が日のみ、拝殿や本殿のある社地に入る事が出来るらしいです。ここでのご朱印は境内右手の社務所で頂くことが出来ました。 豊国神社の北隣には方広寺があります。方広寺は天正14年(1586)に豊臣秀吉が、焼損した東大寺の大仏に代わる大仏を造ろうとし、それを安置する為に創建された寺です。大仏の大きさは東大寺の大仏よりも大きかったと言われています。文禄4年(1595)に大仏は完成しましたが、翌年の慶長伏見地震によって大仏は倒壊してしまいました。豊国神社の裏には大仏殿跡があり、今でも緑地公園として残っています。また慶長19年(1614)に完成した梵鐘には「国家安康」・「君臣豊楽」の銘文が刻まれており、これが徳川家康の「家」と「康」を分断し、豊臣を「君主」とするものだとして、方広寺鐘銘事件になり豊臣家滅亡の発端になりました。この釣鐘は日本三釣鐘(重要文化財)に指定されています。ここでのご朱印は本堂右手の寺務所で頂きました。 この後は博物館三十三間堂前バス停から市バスで京都駅へ戻り2日目が終了しました。 泉涌寺・雲龍院へ続く・・・ |
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