名 称 |
桜の京都旅行 パート9 |
所在地 |
京都市東山区 | |
日 付 |
2015年4月12日 |
場所確認 |
安井金比羅宮 ゑびす神社 法観寺(八坂の塔) | |
コメント |
京都最終日は朝9時に宿を出て祗園周辺を一回りします。 まずは宿から2分足らずで着く安井金比羅宮です。第38代天智天皇(てんちてんのう)の御代(668〜671年)に藤原鎌足が一堂を創建し、紫色の藤を植え藤寺と号して、家門の隆昌と子孫の長久を祈ったことに始まります。この神社で有名なのは、「縁切り縁結び碑(いし)」という高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をした巨石です。中央の亀裂を通して神様のお力が円形の穴に注がれており、碑の表から裏へ穴をくぐって悪縁を切り、次に裏から表へくぐって良縁を結びます。特に若い女性に人気の様で行列になる事もある様ですが、朝早い為かこの日はくぐっている人を見掛けませんでした。ここでのご朱印は縁切り縁結び碑横の授与所で頂けます。 この後は建仁寺の境内を抜けてゑびす神社へ向います。京都ゑびす神社は西宮神社・大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびすと称され、「えべっさん」の名で親しまれています。その起源は約800年前土御門天皇の建仁2年(1202年)に禅の祖といわれる栄西禅師が建仁寺建立にあたり、その鎮守として最初に建てられたものです。ここでの参拝の仕方は、最初に本殿の正面からお参りして、次に拝殿の左横にまわって板を軽く叩いてお参りします。えびす様は長寿で耳が遠い為、こうして参拝した事を伝えるのだと昔からいわれています。ここでのご朱印は授与所で頂け、ゑびす様は「商売繁盛」にご利益があるという事なのでお札も頂いて来ました。 次は八坂通へ戻り、そのまま突き当たった所の法観寺へ向います。法観寺は臨済宗建仁寺派に属する寺です。法観寺という名前は余り有名ではありませんが、境内にある高さ46メートルの五重塔は通称「八坂の塔」と呼ばれ、東山のランドマークとして有名です。飛鳥時代に八坂氏の氏寺として創建された古刹で、現在の五重塔は永亨12年(1440)足利義教が再建しました。境内には本堂は存在せず五重塔の他、薬師堂と太子堂が残るのみとなっています。五重塔の横を通り過ぎる人は沢山いますが、拝観する人は少ない様です。実際ここの拝観日は不定期で、時間も10時〜16時と短時間なので機会が少ないとも言えます。五重塔はほとんど手が加えられておらず、内部は2層目まで上る事が出来ます。観光シーズンの週末ならば拝観出来る事が多いらしいので、もし開いていたら入ってみる事をお勧めします。 八坂の塔を出た後は、産寧坂と二寧坂を少し歩いてみました。時間も10時半頃になって来たので、当然ですが昨夜に比べ観光客は多いです。そしてねねの道を歩き、円山公園へ向いました。 祗園・青蓮院門跡へ続く・・・ |
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