何回か行っている鎌倉ですが、今回は前から見てみたいと思っていた桜の鎌倉です。最近始めた御朱印収集も目的の一つです。
朝5時半に家を出て3時間半位で着くかなと思っていたのですが、首都高の渋滞に阻まれ約1時間遅れの10時頃に大船駅へ到着しました。この時期の鎌倉は道が渋滞し駐車場も確保出来なくなりそうなので、2駅手前の大船駅に車を止める事にしました。鎌倉周辺(大船・鎌倉・江ノ島・藤沢)を移動するのであれば、JR線・江ノ電・湘南モノレールが乗り降り自由な「鎌倉・江ノ島パス」が680円でお得です。
まず最初は北鎌倉の円覚寺、大船駅から1駅目の北鎌倉駅を出ると入口はすぐそこです。階段上の総門を抜けると拝観受付(拝観志納金300円)があり、その先が御朱印所です。お願いしようと思ったら、御朱印帳に書くには1時間位かかるとの事だったので、仕方なく紙に書かれた御朱印を頂きました。その先の階段の上には、立派な三門と奥行きのある境内が広がっています。桜は多くありませんが、所々に綺麗に咲いていました。また奥の佛日庵でも北条時宗公御廟の御朱印を頂けます。ここでは待ち時間はありませんでしたが、佛日庵の拝観料100円が別途必要です。
次は線路の反対側にある東慶寺で、円覚寺からは約200m3分程で着きます。ここは縁切り寺としても知られており、境内に咲く四季折々の花々が見ものです。階段上の山門を抜けると拝観受付(拝観料200円)で、その先の境内はそれほど広くはありませんでした。ここでの一番の見どころは、6月が時期の花菖蒲らしいです。桜は本堂前のしだれ桜が見事らしいですが、まだ満開には少し早かったようです。ここでの御朱印は松ヶ岡宝蔵で頂きました。
東慶寺から約800m、10分歩いた所に建長寺はあります。総門を抜けると拝観受付(拝観料300円)があり、向い側が御朱印所です。その先には両側に満開の桜が咲く道が三門まで続いています。今回訪れた寺社の中では一番見事でした。法堂内の天井に描かれた雲龍図の筆者は、昨年訪れた京都建仁寺の双龍図も描いた小泉淳作画伯です。鎌倉五山の第一位であるこの寺は格式が高く、唐門・方丈・庭園など見所も多いお寺です。
次は鶴岡八幡宮です。建長寺から向うと何ヶ所か西側から境内に入る所があるのですが、出来れば正面から入ろうと思い正面鳥居まで遠回りして向いました。建長寺からは約1Km、歩いて10分少々です。ここは鎌倉で一番有名な場所だけに、人出も一番です。2006年に訪れた時は、舞殿が改修中で大銀杏がまだ倒れる前でした。この日舞殿では結婚式が行われた後の様でした。倒れた大銀杏も親銀杏として横に移され、その後に芽吹いた子銀杏と共にこれからも八幡宮を見守っていくのだと思います。御朱印は大階段下右側の札所で頂く事ができます。
八幡宮正面の鳥居の前には、段葛という参道があります。この時期は桜のトンネルとなっており、多くの人が歩いていました。私達も途中まで歩き、一度戻ってから小町通りへ向かいました。小町通りは更に混雑しており、真っすぐ歩くのが困難なくらいです。今回は特定の場所で昼食は取らず、ここで食べ歩きをしながら済ませました。この後鎌倉駅へ行き、江ノ電で長谷方面へ向かいました。
桜の鎌倉散策 パート2 へ続く・・・ |