4月の初めは他の用事があったり、体調を崩していたりしたので、何処にも出かけられませんでした。4月末になっても桜が咲いている所は東北か標高の高い所に限定されるので、今回は前から一度は行きたいと思っていた小諸の懐古園へ行ってきました。
桐生からは高速を走り2時間弱で着くので、それ程遠い感じはしません。小諸ICで降りてからは5分位なので、アクセス的にも便利な場所です。一番大きい第一駐車場は三の門料金所の近くで、駐車料金は500円です。 後から気付いた事ですが、懐古園から5分程歩いた小諸駅前周辺に何ヶ所かある駐車場は1時間100円と安いので、こちらを使う手もあります。大手門の近くにもあるので、ここを見てから懐古園に向かうのも良いかも知れません。
懐古園は白鶴城や酔月城とも呼ばれた小諸城の跡で、三の門には徳川家達(いえさと)公の筆になる「懐古園」の大額が掛かっています。
小諸城は、全国的にも珍しい城下町より低い穴城で、浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られ、水を用いず、崩れやすい断崖が堅固な要塞となっています(オフィシャルサイトより)。園内に植えられている様々な樹木は、季節毎に美しい彩を見せてくれる様です。この時期の懐古園は桜が有名で、「日本さくら名所100選」に選定されています。園内の数百本の桜は種類が多く咲く時期が少しづつ異なる為、長い期間にわたり桜の花を楽しむことができます。この時期になるとソメイヨシノは満開を過ぎ散り始めていましたが、「小諸八重紅枝垂」という小諸固有の枝垂桜は満開でとても綺麗でした。今年は4月12日〜29日まで桜祭りを行っていて、夜はライトアップやぼんぼりの点灯を行っています。夜のぼんぼりは良いかもしれませんが、昼間は桜鑑賞の邪魔になっている気がします。
懐古園の中には懐古神社があります。毎年4月24、25日が春の例大祭で、一日違いの参拝となりました。また、スタンプでしたがご朱印も頂けました。
園内を一回りした後、外に出て線路の反対側にある大手門へ向います。料金所の前の三の門を潜ると線路の下を通る通路があります。そこを抜けると停車場ガーデンがあり、その少し先が大手門です。
大手門を見た後は再び三の門から駐車場へ戻り、次の布引観音へ向いました。 |