山 名 | 王城山 | ||||
標 高 | 1,123m | ||||
山 域 | 北関東(群馬県) | ||||
地図表示 |
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日 程 | 2019年5月5日(日) | ||||
天 気 | 晴れ | ||||
メンバー | 神楽師、妻、息子 | ||||
標高差 | 493m(累計標高差:548m) | ||||
歩行距離 | 6.1Km | ||||
歩行時間 | 2時間10分 | ||||
駐車場 | 無料 | ||||
一般道距離 | 往路:79Km | 帰路:80Km | |||
高速道距離 | 往路:- Km | 帰路:- Km | |||
有料道路料金 | 往路: - 円 | 帰路: - 円 | |||
行程 | 自宅(6:00)→(8:25)王城山神社駐車場(8:40)→(8:55)林道入口→(9:20)林道終点→(9:47)八合目中棚尾根→(10:00)王城山山頂(10:10)→(10:15)王城山神社奥宮(10:20)→(10:22)十合目山頂尾根(10:35)→(10:55)林道終点→(11:10)林道入口→(11:25)王城山神社(11:55)→道の駅八ッ場ふるさと館→やんば見放台→(16:10)自宅 |
【往路】 いつも渋川や長野原方面へ向かう時は赤城南面道路を通っていたのですが、今回は大胡から上武国道を通って渋川に向かいました。休日の早朝という事もありスムーズに走れ、上武国道は信号が少ないので思ったより早く渋川まで行く事が出来ますした。渋川から群馬原町までは、国道を通らず南側の裏道を走りました。登山口の近くには道の駅八ッ場ふるさと館があるので、ここでトイレを済ませます。この日唯一出会った登山者は、この道の駅に車を止めて来たそうです。 | |
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【8:25】 王城山神社駐車場 道の駅八ッ場ふるさと館から約1Km離れた林地区に、王城山神社があります。神社の目の前には新しくなった林温泉かたくりの湯があり、舗装された駐車場は王城山神社の駐車場も兼ねています。この日は王城山神社の春祭りで、役員に方らしき正装した人が準備を始めていました。 【8:40】 登山開始 王城山への登山コースは主に2種類あります。今回は王城山神社近くから登り始めるコースを行こうと思っていたのですが、神社左手の登山口に行くと登山道整備の為通行止めとの張り紙がありました。仕方なく少し遠回りになりますが、押手沢沿いのコースから登る事にします。 このコースは来た道を少し戻ると、登山道入り口の一合目があります。ここを左折して坂を上り県道を横断して、そのまましばらく歩くと直線道の急登が現れます。ここは鳥屋坂と呼ばれる場所で、坂の上部の貯水槽らしき所が三合目です。この坂は直登なので、地味に疲れます。 |
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【8:55】 林道入口 鳥屋坂の急登の終わりには、押手沢砂防堰堤があります。直線道を左にカーブした所から林道が始まり、一般車両が入れない様に鎖が張られています。林道といっても道は舗装されて歩きやすいのですが、傾斜は更にキツクなってきているので、自らジズザグに登り傾斜を和らげて疲れを軽減させます。 ここを10分弱登ると王城山神社への標識があったので、ここが合流点になっているらしいです。合流点の少し先が四合目でこの辺に来ると道の傾斜は緩くなり始め、少し楽になりました。 【9:20】 林道終点 林道を歩き始めてから20分強で五合目の唐傘松が見えて来ました。ここまでの林道は木が邪魔して景色が余り見えませんでしたが、この辺では丸岩をはじめ吾妻川を挟んだ反対側の山々を見る事が出来ました。この五合目のすぐ先は林道終点の回転場で広くなっています。 そしてここから本格的な登山道が始まります。 |
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林道終点から登山道を登り始めてすぐの所にアンテナがあります。五合目の所にTVと書かれたBOXがあったので、TVの共同アンテナかもしれません。この少し先には大きな石がゴロゴロしたした場所があり、そこを通過した先の六合目で登山道は折り返します。この辺はまだ山を斜めに登っているので傾斜はキツクありません。少し先に進むとこの登山道唯一の鎖場が現れます。でも実際は登る為というより、斜面に落ちない様に使う鎖なので使わなくても十分登れます。この先が七合目の船窪で、そこから丸太の階段が続きます。ここまでの登山道は比較的傾斜は緩やかでしたが、ここからは徐々に傾斜は増していきます。階段の間隔は中途半端で一歩では広く、二歩では片足に負担がかかるので時々三歩で足を入れ替えます。 【9:47】 八合目中棚尾根 七合目から登る事10数分、階段の先に尾根が見えて来ました。ここを登り切ると、ベンチのある八合目中棚尾根に到着です。ここは山頂へ向かう登山道と、奥宮へ向かう迂回路の分岐点になっています。 |
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八合目中棚尾根からは、まず山頂へ向かいます。少し登ると道は細いヤセ尾根になり、両脇にはロープが張られています。特に右側は深く切れ落ちていますが、極端に狭くなってはいませんのでゆっくり歩けは危険ではありません。 【10:00】 王城山山頂到着 ヤセ尾根を過ぎ坂や階段を少し登ると王城山の山頂に到着です。山頂には石の小さな祠が3基あり、休むスペースも多くあります。ここからの眺望は南から西にかけて開けています。浅間山・黒斑山・篭ノ登山は南西に見え、西には四阿山が見えています。その間の山並が低くなった所には、丁度白い穂高岳がうっすら見えていました。草津白根山は木が邪魔して良く見えず、北から東にかけてはほとんど見えませんでした。 この山頂では余りゆっくり休まず、10分程で山頂より先の王城山神社奥宮へ向かいました。 |
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山頂から急な階段を下ると十合目の山頂尾根です。ここは広く東屋やベンチも有るので、休むには最適な場所です。王城山神社奥宮はこの先100m位の所なので、まずはそちらに向かいます。 【10:15】 王城山神社奥宮 奥宮は少し広くなっており、小さな祠と鳥居が1基あるのみです。8月の夏祭りでは、ここで祭事が行われるらしいです。奥宮の周りはほぼ木で囲まれていて、浅間山がやっと見えるのみです。東や北東側には白い山が木の枝の間から僅かに見えている程度でした。 十合目に戻りベンチに座って休憩です。周りの木は青葉が芽吹いて来ていますが、まだそれ程多くないので太陽の光が枝の間をすり抜けて降り注いでいます。熱くもなく寒くもなく丁度良い気候で気持ち良いです。 |
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【10:35】 十合目山頂尾根から下山開始 十合目からは山頂に戻らずに、迂回路をトラバースして下山します。この道には落ち葉が多く、片側が斜面になっているので注意が必要です。また登山道の九合目のお籠り岩は迂回路途中にあります。 八合目からは快適に下山し約15分で林道終点まで戻りました。この先は舗装の林道になり、途中からは急坂の下りです。舗装道は足への衝撃が大きく、急な下りではダメージが大きいです。ここでもジグザグに歩いてダメージを軽減させます。 【11:25】 王城山神社駐車場へ無事帰還 林道を下りきり、車道を歩いて王城山神社駐車場へ戻って来ました。登り始めには駐車場に5台車が止まっていただけでしたが、戻った時にはお祭りの関係らしく満車になっていました。 着替えを済ませた後は、神社に参拝し神楽を少し見学しました。本殿の所に「ご朱印販売します」と書かれてあったので、紙に書かれたご朱印を頂いてきました。 |
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【復路】 帰りは道の駅八ッ場ふるさと館に寄って、昼食にダムカレーを食べました。道の駅近くの不動大橋の中間地点まで行くと、八ッ場ダムの本体が見えて来ます。以前は橋の下にも立ち入れたらしいですが、今は完全に立ち入り禁止になっている様です。 この後はやんば見放台からダムの工事を近くで見学し、桐生に戻りました。 |
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【ひとこと】 5月5日は毎年王城山神社の春祭りが行われます。これに合わせて登山者も多くいるのかなと思いましたが、2人組の登山者1組と散歩の様に登っていた地元の女性1人だけでした。八ッ場ダムの近くで道の駅もありアクセスは良いのですが、何故か人気はあまりない様です。 当初予定していた神社近くから入る登山道は、現在整備中で通行止めでした。少し遠回りをして別ルートの舗装された林道を登ったので、若干疲れは増したと思います。この工事は今年6月30日に完了する予定らしいです。 |