栗生山

山 名 栗生山
標 高 968m
山 域 北関東(群馬県)
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日 程 2006年6月14日(土)
天 気 晴れ
メンバー 神楽師、息子
標高差 320m(累計標高差:346m)
歩行距離 2.1Km
歩行時間 1時間35分
駐車場 無料
   
   
一般道距離 往路:22Km 帰路:22Km
高速道距離 往路:- 帰路:-
高速道料金 往路:- 帰路:-
行程 自宅(8:00)→(8:30)栗生神社駐車場(8:38)→(8:40)栗生神社(8:45)→(9:20)尾根分岐点→(9:25)西側ピーク(9:40)→(9:50)展望岩→(10:00)栗生山頂(10:05)→(10:40)栗生神社駐車場(10:45)→(11:10)荒神山(12:20)→(14:00)自宅

【往路】 自宅の川内からは長尾根峠を通り福岡に抜けます(ローカルな地名で申し訳ありません)。高津戸経由で行くよりも5分位短縮できますかね。上神梅から国道122号線に出て、水沼駅の少し先を左へ入ります。その先は上田沢の消防分団前を左折です。ここから道幅は徐々に狭くなり、車がすれ違えない様な林の中をしばらく走ると栗生神社の駐車場に着きます。

栗生神社駐車場
栗生神社駐車場

【8:30】 栗生神社駐車場
梅雨の中休みで綺麗に晴れた土曜日、「もう登っている人がいるかな」と思っていたのですが、4・5台止められる駐車場は空です。時間的に早いと言う感じではないので、「余り人気が無いのかな」と思うくらいです。
廻りは高い杉が立ち並び、いかにも山の中の神社と言う感じです。
石の鳥居を抜けていよいよ登山開始です。鳥居の上には小石が並んでいましたが、投げて乗ると良いことがあるのかな?まさか攀じ登って乗せてはいないでしょうね。
石段には草が生え、人が余り通っていない事が伺えます。この170段ある石段を登ると栗生神社に着きます。

石の鳥居
石の鳥居

神社への石段
神社への石段

【8:40】 栗生神社
石段を登り、門を兼ねたお篭り屋を潜ると県指定重要文化財の本殿です。この本殿の彫刻は有名らしく、確かに凄い。
その右には県指定天然記念物の大スギがあります。樹齢は約1,200年らしく、でかい・・・でもそれだけ。
本殿の左側には神楽殿がありました。神楽師の私としてはとても興味深かったのですが、何年も使われていない様でチョット寂しい感じでした。キチンと整備して神楽を舞えばいい雰囲気になるんだろうなあ。

栗生神社本殿
栗生神社本殿

大スギ
大スギ

神楽殿
神楽殿

舗装林道の終り
舗装林道の終り

【8:45】 登山開始
神楽殿を過ぎて左側に水場を見ながら進むと舗装された林道に出ます。そして、この舗装道が意外と急なんです。5分くらい舗装道が続きますが、硬くて平なので最初からこれは辛いですね。
舗装道もようやく終り、本格的な登山道が始まります。ここからどっちへ行ったらいいのか迷いましたが、左の方にテープが見えしっかりした踏み跡もあったのでこちらへ進みます。
しかし、この選択が間違いだった事に気付くのは、まだ先の事です。

相変わらず杉林の中の急坂が続きます。九十九折りになっているとはいえ、ほぼ直登に近い登山道を一歩一歩ひたすら登ります。途中で1回休憩を入れ更に登り続けると、木の間から青空が見えてきました。そうです、尾根も間近です。

【9:20】 尾根分岐点
登り始めて30分強しか経っていませんが、急登の上久しぶりの登山だった為やっと登ったと言う感じです。
ガイドブックによると、この尾根分岐点を左に行くと山頂との事ですので何の迷いもなく左へ行きます。
ここからは尾根の道を歩きますが、周りには木が生い茂り展望は殆どありません。1ヵ所黒保根方面が少し見える所がある程度です。

杉林の中の急登
杉林の中の急登

西側ピーク
西側ピーク

【9:25】 西側ピーク
分岐から5分程歩くとピークの様な所に着きましたが、看板もなく三角点もなく、怪しい感じです。
でも、とり合えずピークらしい所で写真を撮り、直ぐ近くに赤城山が見える所があったので、そこでも写真を撮ったりしました。
長くいる所では無いなと思い来た道を戻ると、目の前にここより高い所があります。「まさか、あれが山頂?」と言う思いが頭をよぎります。
登ってきた分岐点を過ぎ、足跡の余り無い道を登ると突然視界が開けます。ガイドブックにあった展望岩で、赤城山が何の障害物もなく真正面に聳えています。やはりこの先のピークが本当の山頂の様ですね。

山頂への道
山頂への道

展望岩から綺麗に見える赤城山
展望岩から綺麗に見える赤城山

【10:00】 栗生山頂到着
行ったり来たりしながら、やっと山頂に到着です。ここに来る途中にも小さな看板があったのですが、三角点があるのでここが本当の山頂でしょう。
ここもやはり木が生い茂り展望はありません。一通り写真を撮影して下山する事にします。下山道は登ってきた道ではなく、ガイドブックに載っている道を下ります。
山頂から東へ少し行った所に分岐点があり、ここからはやはり分かりづらい急な登山道が続きます。歩った感じでは、登りに使った道の方が歩きやすかったですね。何ででしょう。
しばらく降りていたら突然舗装道が現れました。そうです、舗装道の終点で道が分かれていたのです。右に行く所を道なりに行ってしまったみたいです。でも、その道の方が登りやすかったみたいですがね。

【10:40】 栗生神社駐車場
舗装道まで来れば栗生神社は近いです。神社を抜けて石段を降り、駐車場へ無事帰還しました。
車は来た時のまま、ポツンと1台あるだけでした。

栗生山頂到着
栗生山頂到着

展望の無い栗生山頂
展望の無い栗生山頂

kuryu14.jpg
歩き辛い登(下)山道

急な舗装道
急な舗装道

石段を降りて駐車場へ
石段を降りて駐車場へ

【帰路】 まだ時間的にも早いので、当初の計画通り水沼駅の近くにある荒神山 に登る事にします。杉林の中の狭い道を抜けて栗生神社を後にしました。

【ひとこと】 累計標高差で300m強の栗生山、楽かなと思っていたら急とばかりだったので意外ときつかったです。最初にも書きましたが梅雨の中休みで綺麗に晴れた土曜日、登山者には誰一人会いませんでした。この山をこの時間に登っていたのは本当に私たち2人だけだったのでしょうか。
確かに登っている途中も、山頂でも展望は全く無し。途中で開けたとしても一方向だけなので景色を楽しむ山ではありません。どちらかというと自分の中ではつまらない山の分類に入ってしまいます。残念ながら・・・

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