山 名 | 北横岳(北八ヶ岳) | ||||
標 高 | 2,480m | ||||
山 域 | 信州(長野県) | ||||
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日 程 | 2018年10月8日(月) | ||||
天 気 | 曇り時々晴れ | ||||
メンバー | 神楽師、妻、息子 | ||||
標高差 | 249m(累計標高差:285m) | ||||
歩行距離 | 4.6Km | ||||
歩行時間 | 2時間10分 | ||||
駐車場 | 無料 | ||||
一般道距離 | 往路:61Km | 帰路:61Km | |||
高速道距離 | 往路:101Km | 帰路:101Km | |||
有料道路料金 | 往路: 1,860円 | 帰路: 1,860円 | |||
行程 | 自宅(5:30)→伊勢崎IC→佐久南IC→(8:20)北八ヶ岳ロープウェイ(9:15)→(10:00)北横岳ヒュッテ・七ツ池(10:13)→(10:25)北横岳南峰(10:28)→(10:33)北横岳北峰(10:50)→(11:05)北横岳ヒュッテ→(11:40)坪庭→(11:55)北八ヶ岳ロープウェイ(13:50)→佐久南IC→伊勢崎IC→(18:00)自宅 |
【往路】 台風が過ぎ去った10月7日はまだ風の影響が残っていたので、良くなるという天気予報を信じて翌日にしました。しかし朝起きるとが空は雲で覆われていました。伊勢崎ICから北関東道に入り、上信越道で長野を目指します。途中の横川SAで朝食を食べて、無料開放中の中部横断道佐久南ICで高速を降り、その後は一般道を走ります。八ヶ岳に近付くにつれて標高が高くなり雲も近付いてきます。途中のビーナスラインでは完全に雲の中に入り、運転が怖くなる位になってしまいました。でも目的地が近くなると雲が無くなり、周りも見える様になってきました。 | |
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【8:20】 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 ビーナスラインを左に入り坂を登り詰めると水族館で、その先にロープウェイの大きな駐車場があります。山麓駅正面の駐車場は満車に近かったので、左下の駐車場に入れます。ここは車が余り入っておらず、着替えをするにも丁度いい場所です。 登山の準備を済ませ、駅でロープウェイの切符を購入します。基本的に20分間隔の運転らしいのですが、この時は団体客がいた為10分で出るとの事です。急いで行ってみると中学生の団体が列を作っています。結局臨時便には乗れず、9時発の便で山頂駅へ向かいます。 【9:15】 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅より登山開始 山頂駅を出ると空気はヒンヤリしています。山の上の方は雲がかかっていますが、青空も見えているので晴れて来る事に期待します。 ここから登山のスタートで、先ずは近くの横岳神社へ参拝し登山の安全を祈願します。その後、登山道(散策路)へ戻り北横岳を目指します。 |
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横岳神社から坪庭の散策路に戻ります。丁度その時、先程の中学生の団体と遭遇しました。木道の上で止まっていたので「どうしようかな」と思っていたら、全員片側に避けて通してくれました。多分その様な指導を受けていたのだと思います。 坪庭は溶岩台地の上に広がっており、通常は森林限界(2500m以上)より上で育つハイマツが、2200mの場所で植生するという不思議な場所らしいです。緑のハイマツの中に紅葉したクロマメノキが綺麗に映えています。 散策路をしばらく進むと、分岐が現れます。ここが北横岳の登山口になっており、右が散策路の周遊コースで左が北横岳への登山道です。ここからの登山道も、今までの散策路と同じ様な道が少し続きます。正面には北横岳の斜面に縞枯れ(横縞状に木が枯れる現象)が見られます。 登山道を進むと下り坂になり、徐々に登山道らしくなってきました。 |
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散策路から続く登山道を少し下った所に木の橋が現れます。ここが最下部になり、いよいよ本格登山が始まります。傾斜はそれ程急ではありませんが、ダラダラと続いています。木の段や大きな石が多く、乗り越える度に地味に体力を使います。下の橋から登る事約20分、登山道の傾斜も緩やかになると三ツ岳への分岐に着きます。その先はほぼ平らな道になり、5分程で北横岳ヒュッテに到着です。 【10:00】 北横岳ヒュッテ到着 北横岳ヒュッテの周りにはベンチもあり、多くの人が休んでいます。ヒュッテ前には下る道があり、七ツ池へ続いています。2分程度歩けば着き、池も綺麗だと言う事なので行ってみる事にします。七ツ池への下り道もそれ程でもなくすぐ着きます。池は確かに奇麗なのですが、残念ながら周辺の紅葉はもう終わっています。色付いている時ならば池に映る紅葉が綺麗だった筈です。 北横岳全体にいえる事ですが、山の紅葉は既に終わり山麓駅付近からロープウェイ中間付近までか良かった様です。 |
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北横岳ヒュッテまで戻り、そのまま山頂に向かいます。ここからの登りは傾斜が少し増しキツクなります。山頂直下は長い階段で、もう一踏ん張りです。 【10:25】 北横岳南峰山頂到着 ヒュッテから15分弱で北横岳南峰山頂に到着します。山頂は広く周りは見渡せるのですが、遠くは雲が邪魔して全く見えません。下の方が少し見える程度でしので、写真を数枚撮っただけで北峰へ向かいます。 【10:33】 北横岳北峰山頂到着 南峰からは、ほぼ平らな道ですぐ北峰に到着します。こちらが最高峰になるのでやはり人は多いです。頭の上は青空なのに、周りの雲は中々切れません。結局山頂に居る間、眺望は殆どありませんでした。山頂でゆっくり座って休み動きを止めると、吹く風が体を冷やし寒くなってきます。この日の風は弱かったのですが、この山は強い風が吹く事が多い様で周りの木は片方に枝を長く伸ばしていました。 |
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【10:50】 下山開始 山頂にこれ以上いても、すぐ雲が無くなる気配は無いので下山する事にします。その時先程の中学生の団体が山頂にやって来たので、急いで下山を開始しました。南峰に着くと下の雲が切れていたので、ロープウェイの山頂駅が見えていました。 南峰から北横岳ヒュッテまでは10分程度で着き、ここはそのまま通過し下山を続けます。登る時は時間が早かったので気にはなりませんでしたが、下山時はすれ違う登山者が多いです。登山道の途中では見晴らしの良い場所があり縞柄山が正面に見えましたが、まだ雲で覆われていました。 【11:40】 坪庭到着 下山開始から約50分で坪庭に到着しました。北横岳と縞柄山はセットで登る人も多いのですが、今回は諸事情によりパスしました。坪庭の散策路周回コースは左回りが順路なので、登山口の分岐を左に進みます。坪庭の各所に見える紅葉したクロマメノキは、陽が当たって光って赤が綺麗に浮き出ていました。 |
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【11:55】 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 ロープウェイ山頂駅には、麓が見渡せる展望デッキ「スカイアイ2237」があります。ここからも南アルプスや中央アルプスが見えるのですが、やはりまだ雲が切れず市街地すら見えません。ロープウェイが丁度上がって来たので、眺めは諦めて下りる事にします。 【12:30】 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 ロープウェイの山麓駅にはレストランが併設されています。時間は既に12時半を過ぎお腹も空て来たので、着替える前に昼食を食べる事にします。その後は売店でお土産を買い車へ戻りました。 山麓駅の外へ出ると青空が徐々に広がって来ています。車で着替えている間にも青空は更に広がり、帰る頃には北横岳や隣の蓼科山もハッキリ見える様になっていました。もう少し早く晴れてくれれば有難かったのですが、残念でした。 |
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【復路】 帰りも朝来た道をそのまま戻ります。雲の中で周りが真っ白だったビーナスラインも、気持ちいい程晴れ渡っています。途中には眺望の良い展望スペースが何ヶ所かあるので、車を止めて景色を見てみました。先程登った北横岳は近くにハッキリ見え、反対側には霧ヶ峰や美ヶ原の山々が綺麗に見えていました。 この日は3連休の最終日で高速は車の量が多く、下仁田IC辺りからは自然渋滞している所や事故渋滞している所がありました。 |
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【ひとこと】 北横岳はロープウェイで2,200mまで上がり、標高差も300m弱なので簡単に八ヶ岳登山が出来る山です。人によっては物足りなさを感じる山ですが、今の私にはこの程度でも良いかなと思う様になって来ました。 前日の天気予報では、関東は曇りで長野は晴れでした。朝出る時は曇っており、上信越道の八風山トンネルを抜けると晴れているのかなと予想していましたが、実際は長野も曇っていました。山頂での眺望は殆ど無く、紅葉も少し遅かった様でチョット残念な登山でした。 |