山 名 | 神成山(富岡アルプス) | ||||
標 高 | 321m(龍王山) | ||||
山 域 | 北関東(群馬県) | ||||
地図表示 |
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日 程 | 2021年2月20日(土) | ||||
天 気 | 晴れ | ||||
メンバー | 神楽師、妻、息子 | ||||
標高差 | 110m(累計標高差:340m) | ||||
歩行距離 | 6.2Km | ||||
歩行時間 | 2時間10分 | ||||
駐車場 | 無料 | ||||
一般道距離 | 往路:27Km | 帰路:35Km | |||
高速道距離 | 往路:41Km | 帰路:47Km | |||
有料道路料金 | 往路:880円 | 帰路:1,010円 | |||
行程 | 自宅(6:00)→伊勢崎IC→富岡IC→(7:40)宮崎公園駐車場(8:00)→(8:05)神成山登山口→(8:12)姫天狗見晴台→(8:25)第1ピーク→(8:35)第2ピーク(龍王山)→(9:05)第3ピーク→(9:12)第4ピーク→(9:21)第5ピーク→(9:25)第6ピーク→(9:30)第7ピーク→(9:34)第8ピーク→(9:40)第9ピーク(吾妻山)→(9:55)新堀神社→(10:20)宇芸神社→(10:43)宮崎公園駐車場→下仁田常盤館→下仁田IC→伊勢崎IC→(14:30)自宅 |
【往路】 高速道路は北関東道の伊勢崎ICから、上信越道の富岡ICまで走ります。高速の出口から近いのは下仁田ICなのですが、少し戻る事になるので富岡ICで降りても時間的にはそれ程変わりません。高速料金の節約になります。 この日は朝から快晴です。昼間は気温が上がる予報ですが、朝はまだまだ寒かったです。 |
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【7:40】 宮崎公園駐車場 富岡の市街地から一段上がった見晴らしの良い所に宮崎公園駐車場があります。枠のある駐車スペースは10台程度ですが、あと3台位は駐車出来そうです。着いてすぐ登山準備を済ませ、駐車場を8時ちょうどに出発しました。 【8:05】 登山口(神成山ハイキングコース入口) 一般道を5分程歩いた西中学校の横に登山口があります。学校脇の道を少し歩くと登山道になり、道端の道祖神や石像が見送ってくれます。 ここの登山道はほとんどが尾根道なのでアップダウンが多く、両側が切れ落ちた細い道も所々あります。 【8:12】 姫天狗見晴台 登山口から7分程歩いた所に、左側が開けている場所がありました。少し高くなっていて、小さな岩がある姫天狗見晴台です。南側の眺望が良く、チョコンと飛び出た稲含山が見えていました。 |
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富岡アルプスの登山道はほとんどが尾根道で、ほぼ木に囲まれています。冬の時期は花等が咲いていなく華やかさは無いですが、木の葉が落ちているので周りの景色を見ながら歩く事が出来ます。葉が有ると多分景色は見えないでしょう。 【8:25】 第1ピーク(物見台) 姫天狗見晴台から10分程歩くと右側に神成城址の本丸跡が現れます。分岐を左に入り、坂を登った先が第1ピークの物見台です。 ここからも南側の眺望がとても良いです。と言っても、この富岡アルプスでは北側が開けている所はほとんどありませんでした。稲含山が正面に見え、丁度下には上信電鉄の電車が走っていました。 物見台は行き止まりなので本丸跡迄戻ります。ここは城の本丸が建っていただけあり、広く平らな場所です。ただ植生保護の為、立ち入りは禁止されています。 この先は一旦下ってから第2ピークへ向けての登りが始まります。 |
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第2ピークへの登りは、今回のコースで急登が最も続く場所です。最初は緩やかな登りでも、その傾斜はピークが近付くにつれて増していきます。でも元々が標高の低い山なので、ここの標高差は約50mで5分程度で登り切れます。 【8:35】 第2ピーク(龍王山) このピークは龍王山の山頂で、龍王ピークとも呼ばれる神成山の主峰です。山頂は広く石碑や祠があります。ベンチも設置されており、休憩するには一番いい場所だと思います。 正面の真南には木がありますが、東西方面はある程度開けています。東側は先程まで居た第1ピークや本丸跡を見下ろせ、その左には赤城山が見えていました。西側は下仁田方面がで、4年前に登った鍬柄岩と大桁山が良く見えます。鍬柄岩の後には荒船山の頂上台地が見えていましたが、艫岩の岩壁は山に隠れて見えませんでした。 ここからは急な下りが若干続きます。丸木の階段にはなっていないので、滑りやすい場所もあり注意が必要です。 |
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【9:05】 第3ピーク 第3ピークは第2ピークから10分少々の所です。当然アップダウンはありますが、第2ピーク程急ではありません。 このピークは登山道右脇の少し高くなった場所で、展望はそれ程ありません。でも北側の木が少なく、草津方面の雪を被った山や妙義山の一部が見えていました。 【9:12】 第4ピーク 第4ピークまではそれ程急な登りではありません。このピークは富岡アルプスの中で一番広く、「ミニ自然博物館」という物が設置されています。また、「旧宇芸神社跡山頂」という標柱がありましたが、実際には旧宇芸神社跡はこの山頂の麓にあった様です。 【9:21】 第5ピーク 第5ピークまでの登りは、このルートで2番目に苦労する場所です。ピークには石の灯篭や祠が設置されていました。 |
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【9:25】 第6ピーク ここはピークというよりも、登山道の中の高い場所と言う感じでした。 【9:30】 第7ピーク 第7ピークは登山道の左上にあり、標識も無いので気を付けなければ通り過ぎてしまいそうです。ピークには赤いポールが有るのみです。 【9:34】 第8ピーク 第8ピークも第7ピークと同じ様な感じで、見落とし易いです。ピークには岩があり、その上からは稲含山方面が良く見えます。 【9:40】 第9ピーク(吾妻山) 九連峰最後のピークが吾妻山です。実はここが富岡アルプスの最高峰で龍王山より7m高くなっています。ピークには祠が設置されています。 ここからは一気に新堀神社まで下ります。急傾斜の場所もあるので注意が必要です。途中には鳥居跡もあり、信仰の山という感じでした。 |
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【9:55】 新堀神社 第9ピークからの登山道を下りきると新堀神社です。鳥居が一基と小さな社殿が有るのみの神社です。 ここからは登山道ではなく一般道になります。でも下の車道に出るまでは、細くて急なコンクリート舗装の道です。この後は旧姫街道の車道を約2.6Km、宮崎公園までひたすら歩いて戻ります。 【10:20】 宇芸神社 宮崎公園までの中間地点を少し過ぎた所に宇芸神社があります。神楽殿や歴史を感じる社殿があり、立派な神社でした。ただ本殿までは長い石段を登る必要があり、長く歩いた後なので少し疲れました。 【10:43】 宮崎公園駐車場へ無事帰還 車を駐車した所は、宮崎公園の一番上にあります。下の道をずっと歩いて来たので、最後は急な坂を息を切らして登る必要があります。 登り始める時は2台だけだった車は、戻ると満車状態になっていました。 |
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【復路】 宮崎公園に着いたのは11時少し前、昼食の時間も近くなってきたので下仁田町へ向かいました。下仁田は車で15分位の場所にあり、この町には下仁田カツ丼という地元グルメがあります。カツを醤油ダレに潜らせたさっぱりしたカツ丼で、町内8店舗で提供しています。今まで下仁田カツ丼では一番有名な「きよしや食堂」に3回行きましたが、今回は割烹旅館の「常盤館」で食べました。 この後は本宿地区の「古月堂」で本宿どうなつを買って、桐生へ戻りました。 |
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【ひとこと】 今年初めての登山です。神成山は九連峰全てを指す山名で、主峰は三角点のある龍王山になります。別名は「富岡アルプス」と呼ばれ、手軽に登れる山として親しまれています。 実際この山は、登山をするというよりもハイキングをするに近い山です。スタート地点から龍王ピークまでの標高差は80m程ですが、九連峰のアップダウンがあるので累計標高差は340m程となります。息の切れる急登もありますが、それ程長く続かないので疲れはたまりません。山の稜線を気持ち良く歩け、足慣らしとしてはちょうど良い山でした。 |