山 名 | 二ッ岳(榛名山) | ||||
標 高 | 1,343m(雄岳) | ||||
山 域 | 北関東(群馬県) | ||||
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日 程 | 2018年9月23日(日) | ||||
天 気 | 曇り | ||||
メンバー | 神楽師、妻、息子 | ||||
標高差 | 358m(累計標高差:518m) | ||||
歩行距離 | 4.3Km | ||||
歩行時間 | 2時間50分 | ||||
駐車場 | 無料 | ||||
一般道距離 | 往路:56Km | 帰路:57Km | |||
高速道距離 | 往路:- Km | 帰路:- Km | |||
有料道路料金 | 往路: - 円 | 帰路: - 円 | |||
行程 | 自宅(6:00)→(7:45)伊香保森林公園管理棟前駐車場(8:00)→(8:15)蒸し湯跡→(8:40)森林公園分岐→(9:00)雌岳分岐→(9:15)雌岳山頂(9:25)→(9:40)雄岳分岐→(10:00)雄岳(二ッ岳)山頂(10:15)→(11:15)鷲の巣風穴→(11:25)駐車場(11:45)→水沢うどん清水屋→(15:00)自宅 |
【往路】 榛名山へは途中で朝食を食べてから向かました。前日の天気予報は晴れだったのに、低い雲が垂れ込めていて少し心配です。榛名山と言えば榛名湖で、多くの外輪山はその周りを囲んでいます。今回の二ッ岳は榛名粉周辺まで上がらず、坂を上り切る少し手前を左に曲がり伊香保森林公園の中に入ります。この辺に来ると青空も見えて来て期待が持てたのですが・・・。 | |
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【7:45】 伊香保森林公園管理棟前駐車場 榛名湖に向かう道から左に入り、下り坂を少し走ると伊香保森林公園の管理棟があります。その少し先の左側にある駐車スペースには既に数台止まっていたので、管理棟手前右側の駐車スペースに止めました。こちらの方が駐車スペースは広く駐車出来る台数は多いです。到着した時点では1台の車が止まっているのみでした。 管理棟の横にはトイレもあるので安心です。 【8:00】 二ッ岳登山口より登山開始 森林公園の入口が二ッ岳への登山口になっています。大きな案内板が設置されており再度ルートを確認します。 登山口を入った登り始めは緩やかで一段が広い階段です。100m位の階段を登り切るともみじ広場で、紅葉の時期は奇麗になる所だと思います。ここからは右と左のルートに分かれ、どちらに進んでも二ッ岳に行く事は出来ます。右は森林公園での見所の一つになっている、鷲の巣風穴を経由していくルートです。でもこちらは急登らしいので、左の蒸し湯跡経由のルートで二ッ岳を目指します。 |
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分岐からは、しばらく道幅も広く緩やかな傾斜の登山道が続きます。途中にあるシダの池を過ぎた辺りから登山道らしくなりはじめ、所々階段が現れます。こちらの登山道は傾斜が緩やかな分、この様な階段が多く設置されています。もみじ広場から10分程で、全面にコケが張り付いた石垣が現れます。 【8:15】 蒸し湯跡 石垣の脇を抜けて上に出ると正面が蒸し湯跡です。大正の初期までは蒸気が噴出し旅館が4軒もあるほど賑わっていた様です。 この先も傾斜はそれ程急ではなく歩きやすい道が続きますが、階段も更に多くなります。登山道での丸太の階段はとても登り辛いです。階段を設置した時は良いのかも知れませんが、年月が経つと土が流れてしまい丸太が露出します。この丸太を跨ぐ様に登るので余計疲れます。 特に長い階段は2ヶ所あり、そこを登り切ると緩やかな登山道になります。その先に少し進むとベンチのある広い場所に出ます。休憩するには最適な場所ですが、水分補給のみで先へ進みます。 |
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【8:40】 森林公園分岐 ベンチのある場所から少し下ると森林公園の分岐に出ます。ここを左へ行くとオマン谷へ行き、右の階段を登ると二ッ岳方面です。 ここからの登山道は、今までとガラリと変わります。道幅は狭く、傾斜は増し、大きな石がゴロゴロしています。でも急傾斜の所では、その石を階段状に配置し登り易く整備されています。途中見上げる程大きな屏風岩がありますが、木の葉が邪魔をして良く見えません。その岩の下に書いてあるカンバレの文字に励まされ、ひたすら坂を登ります。 【9:00】 雌岳分岐(避難小屋) 屏風岩から10分程登ると、真っ直ぐな道の先に避難小屋のあずまやが見えて来ます。そのすぐ先が雌岳の分岐になっていて、右に登る道が現れます。ここからは急登なのですが、その殆どが階段になっています。最初は板の平らな階段で、途中から丸太の階段です。この階段が何回も現れ長く続くので、足に疲労が溜まります。階段をやっと上り終えると傾斜の緩やかな道に変わり、山頂が近い事が分かります。 |
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【9:15】 雌岳山頂到着 階段を登り終え、傾斜の緩やかな登山道を少し歩くと雌岳の山頂に到着です。着いた時は山頂標柱の場所が分からなかったのですが、登山道右側で木に隠れた場所にありました。 この場所は非常に狭く休める所はありません。展望は東側が少し開けているのみで、正面には綺麗な三角形の水沢山が良く見えていました。この山頂部の少し北側には、ここよりも若干広く数人ならば座って休める場所があります。ここからは北側の十二ヶ岳や子持山が良く見えていました。本来ならば赤城山や上越の山も見えるはずなのですが、雲に隠れ見る事が出来ず残念でした。 【9:25】 下山開始 下山時は階段が要注意です。天気が良く階段が濡れていなければ問題は無いのですが、平らな階段はヌルヌルしていて特に滑りやすいです。端の乾き始めている所を選んで下る必要がありました。 下山を始めて10数分で下の分岐に到着です。そこを右に2分程行った所に雄岳への分岐があります。 |
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【9:40】 雄岳分岐 雌岳からの道をまっすぐ行くと鷲の巣風穴への下山道で、左が雄岳への登りです。ここからはまた急登で、雌岳とは違い石がゴロゴロした登山道です。5分程登るとオンマ谷への分岐になります。 分岐を右に折れ急登をひたすら登っていると、突然目の前に白い建物が現れます。群馬県内に地デジ等の電波を届ける、大きなアンテナが屋根に設置されてた中継局です。 【10:00】 雄岳(二ッ岳)山頂到着 山頂は橋を渡り中継局の横を抜けた奥で、岩を登り鳥居をくぐった先にあります。ここの山頂部も狭く岩が多いので、ゆっくり休める場所ではありません。展望は雌岳とは逆方向で、西側の榛名湖方面が見えています。正面には榛名富士、左手には昨年登った相馬山が良く見えます。榛名湖は榛名富士の裏側になる様で、榛名富士の裾野両側に少し見えていました。晴れていれば浅間山や八ヶ岳等も見えるはずなのですが、やはり雲に隠れてしまい残念です。 周りを見渡すと所々紅葉が始まっている木も見えます。あと1ヶ月もたてば紅葉も見頃になり、榛名山も今以上に賑わうと思います。 山頂部で座るには狭い岩の上しかなかったので、登って来た登山道の右手にあった広場まで戻り休む事にしました。 ここは周りが木に囲まれていて展望はありません。 |
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【10:15】 下山開始 |
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【復路】 駐車場を出たのが12時少し前だったので、今回も水沢うどんを食べて帰る事にします。いつもは田丸屋という店に寄っていたのですが、今回は初めて清水屋に寄りました。うどんはざるでつけ汁はゴマのみという拘り、それからうんちくの多いおやじさんで有名な店です。手打ちを前面に出している店だけあり、美味しいうどんでした。 |
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【ひとこと】 正直この時期の二ッ岳は紅葉には早く、花も咲いていません。夏ならば風穴の涼しさがとても気持ち良く感じられる山です。今回は近場で手軽に登れる山という条件でを選びました。山頂との標高差は350m程度なのですが、雄岳と雌岳の両方登ると累計で500m以上の標高差となり思ったより登り応えはあります。登山道は単調ではなく飽きは来ないのですが、山頂からの景色がもう少し見えゆっくり休むスペースがあれば良かったなと思います。 |