富士山

Part.2

山 名 富士山
標 高 3776m(約3550m)
山 域 南関東(山梨・静岡県)
地図表示
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日 程 2004年8月13日(金)〜14日(土)
天 気 @曇りのち晴れ A晴れ
メンバー 神楽師、妻、息子
標高差 2336m(累計標高差:2350m)
歩行距離 21.1Km
歩行時間 11時間30分
駐車場 無料
   
   
一般道距離 往路:93Km 帰路:98Km
高速道距離 往路:123Km 帰路:119Km
高速道料金 往路:\3,900 帰路:\4,070
行程 自宅(5:00)→東松山I・C→練馬I・C→用賀入口→御殿場I・C→(10:10)御殿場口新五合目(10:30)→(10:40)大石茶屋→(11:45)新五合五勺・次郎坊(11:50)→(12:20)気象庁避難小屋(12:40)→(14:20)新六合目(14:30)→(16:00)七合目(16:10)→(17:15)七合九勺・赤岩八号館泊(3:00)→(4:40)富士山頂(7:20)→(8:00)赤岩八号館(9:00)→(9:25)七合目→(9:40)走り六合目→大砂走り→(10:10)新五合五勺→(10:30)大石茶屋(10:50)→(11:00)新五合目(11:20)→須走I・C→中山湖I・C→(12:20)富士山レーダードーム(13:20)→河口湖I・C→八王子I・C→日の出I・C→東松山I・C→(19:00)自宅

浅間大社鳥居
やっと着くー

【3:20】 赤岩八号館発
予定時間よりやや遅れて出発します。満天の星空と御殿場の夜景がとても綺麗です。
登山道はあまり混雑せず、かといって人がいないと言う訳ではありません。自分達のペースで登れて良い感じです。
空が少し青白くなり頂上付近が見えてくると、まだ距離がありそうです。御来光にはまだ時間はありますが、何となくあせります。途中での日の出は間抜けです。「妻よ許せ、先に行く」

【4:40】 御殿場口最終地点
御来光15分前、鳥居に到着です。

登山口終点の鳥居をくぐって、右の石段を登り賽ノ河原に向います。日の出間近で、空はオレンジから白・青・黒へと変わっていきます。静寂のひと時と言う感じです。
御来光5分前、遅れていた妻が到着し3人揃いました。後は静かにご来光を待つだけです。

御来光直前
御来光直前

御来光
御来光ーーー

【4:57】 御来光
いよいよ御来光です。
日本最高峰の山で迎える日の出は、また格別なものです。3年前に苦い思いをしているだけに、やっと念願がかなったと言う思いです。
日の出を待つ間は静かな雰囲気でしたが、御来光の瞬間はいろいろなところから歓声が上がり、みんな喜んでいました。もちろん私も「うおー、すげー」です。
日の出からは、あっという間に空が青くなっていきます。その変化をじっくり楽しんだ後、お鉢めぐりへスタートです。

頂上浅間大社奥宮前へ行くと、大勢の人でごった返しています。妻が記念に山頂郵便局でひのきメールを購入し、自分宛てに投函していました。
お鉢めぐりでは、まず剣ヶ峰に向います。途中の噴火口は覗くと吸い込まれる位の大迫力です。
富士山測候所手前の坂は、急で滑りやすく手をつくような所も無いのでとても登りづらいです。

【6:00】 日本最高地点到達
とうとう日本で一番高いところに立つ事が出きました。やはり最高地点というだけで胸が高鳴ります。

浅間大社
人でいっぱいの浅間大社奥宮前

噴火口
大迫力の噴火口

剣ヶ峰
日本最高峰到達

朝の影富士
朝の影富士

富士山測候所の横から山梨側を見ると、綺麗な影富士が見えます。昨日は夕の影富士、今日は朝の影富士と両方見る事が出来てラッキーでした。
お鉢めぐりを再開し、金明水の脇を通り河口湖口最終地点に着きます。ここはさらに混雑しており、この時点でも登山道には行列が出来ていました。話によるとこの登山道は、日の出前は大渋滞となり途中で御来光というパターンが多いそうです。

【7:20】 下山開始
浅間大社奥宮前へ戻り、まだまだ頂上にいたいと言う気持ちを抑えつつ下山を開始します。

河口湖口
河口湖口最終地点

 

下山道
頂上からの下山道

【8:00】 赤岩八号館到着
山頂から、あっという間に到着です。小屋で朝食をとり出発準備を整えます。ここでの朝食は、ご飯・味噌汁・目玉焼き他があり、とても美味しかったです。富士山の山小屋で、これだけの物を出してくれるのは少ないんじゃないでしょうか。

【9:00】 下山再開
小屋の方々にお礼を言い、再び下山に入ります。
降りはいたって順調で、どんどん山頂が遠くなり山小屋が小さくなって行きます。七合目までは登山道と、下山道が一緒ですがここで分かれます。この辺りから周りに雲がかかってきてしまいました。

七合目
七合目付近よりの頂上

大砂走り
爽快な大砂走り

【9:40】 大砂走り
走り六合目を過ぎると、いよいよ大砂走りが始まります。毎年行われる富士登山駅伝の見せ場の一つでもある場所で、御殿場口を選んだ理由もここを走ってみたいというものでした。
最初は緩やかな傾斜でしたが、徐々にきつくなりちょっと走るだけで雲の上を走っている様な感覚になります。下の砂は深くやわらかく、膝への負担はほとんど有りません。ただ、足首より上まで埋まってしまう為、スパッツは必需品です。標高差1000mを30分足らずで一気に降りてくる爽快さは最高でした。

【10:10】 新五合五勺・次郎坊
楽しかった大砂走りもあっという間に終わり、もう次郎坊です。ここでちょっと休み、大石茶屋へ向います。
急に傾斜が緩くなり、今までの大砂走りが楽だった事もあり、ここからの2Kmわたる硬いブルドーザー道が長く辛く感じました。大石茶屋へ戻れば、この長い登山もほぼ終了です。

次郎坊
大砂走りの終点 次郎坊

帰還
大石茶屋へ無事帰還

【10:30】 大石茶屋
ここでは有料ですが、顔を洗う為の洗面器一杯の水を出してくれます。鼻の穴の中まで砂が入ってしまっている為、これは有難かったです。かき氷を食べながら一休みし、駐車場へ向います。

【11:00】 新五合目・太郎坊
大石茶屋より約10分、太郎坊の鳥居をくぐりこの登山も無事終了を迎えました。
時間がまだ早いので富士山レーダードーム館へ向います。東富士五湖道路はすいていましたが、国道138号線が渋滞していました。

【12:20】 富士山レーダードーム館
ようやく着いて車を降りると外は灼熱地獄の様です。山は涼しかった上に、山梨は盆地で蒸暑くその差があまりにも激しすぎました。
富士山レーダーは1999年にその業務を終了し、2001年にドームが山頂より降ろされ、2004年にドーム館がオープンしました。展示内容は富士山や測候所関連はもちろん、新田次郎のコーナーもあります。新田次郎の有名な小説「富士山頂」では、このレーダードーム建設を題材にしています。

【13:20】 出発
レーダードーム館を一通り見学し帰路につきます。

レーダードーム
富士山レーダードーム館

【帰路】 富士吉田市内で遅い昼食をとり、富士吉田I・Cより中央道・圏央道・関越道で帰ることにしました。お盆休みで中央道の渋滞を覚悟していましたが、小仏トンネル手前で若干渋滞していた程度で済みました。その他の所も、余り渋滞はせず、比較的順調に帰って来られました。

【ひとこと】 2001年には屈辱的な撤退をした為、今回は最もきつい御殿場口で再チャレンジしました。登山口が1440mと低い為、高山病の心配は無かったですが体力的には辛かったです。ヘトヘトにはなりましたが、何とか雪辱を果たす事が出来ました。この登山口をもう一度、となると考えてしまいますが、大砂走りはもう一度走ってみたいです。

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