山 名 | 武甲山 | ||||
標 高 | 1304m | ||||
山 域 | 秩父(埼玉県) | ||||
地図表示 |
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日 程 | 2022年10月22日(土) | ||||
天 気 | 曇り | ||||
メンバー | 神楽師、息子 | ||||
標高差 | 794m(累計標高差:858m) | ||||
歩行距離 | 7.7Km | ||||
歩行時間 | 3時間25分 | ||||
駐車場 | 無料 | ||||
一般道距離 | 往路:73Km | 帰路:79Km | |||
高速道距離 | 往路:- Km | 帰路:- Km | |||
有料道路料金 | 往路:430 円 | 帰路:430 円 | |||
行程 | 自宅(5:30)→(8:10)駐車場所(8:27)→(8:30)武甲山駐車場・登山口(8:35)→(8:57)林道終点→(9:05)不動滝(9:10)→(9:42)大杉の広場(9:52)→(10:30)山頂広場→(10:42)武甲山第一展望所(10:52)→(11:00)山頂広場(11:30)→(11:55)シラジクボ分岐→(12:40)持山寺跡コース分岐→(12:55)武甲山駐車場・登山口→(13:00)駐車場所(13:20)→武甲山御嶽神社里宮→道の駅果樹公園あしがくぼ→(17:00)自宅 |
【往路】 深谷市を経由し朝食やコンビニに寄った時間を含めて、約2時間半で秩父に着きました。秩父市街地に入るとシンボル的な存在の武甲山が目に入って来ます。削られた岩肌が特徴的な武甲山には東側から登るので、横瀬町方面から山の横に回り込みます。 週間予報ではこの日は天気が良いはずだったのですが、予報が少し変わり家を出る時から空は雲に覆われていました。 |
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【8:10】 武甲山駐車場 石灰岩採掘工場の間を抜けて山の中に入って行くと一之鳥居があり、その先が武甲山の駐車場になっています。8時前にはここに着いたのですが、人気の山なので既に満車で駐車する場所はありません。仕方ないので駐車場から200m程下った所の路肩に車を止めました。 支度を済ませ駐車場に行くと、やはり止められずに出てくる車が多くいます。この駐車場にはまだ新しく綺麗なトイレが設置されています。登山前に安心して用を済ませられるのでとても助かります。 【8:35】 武甲山登山口 トイレの直ぐ先が登山口になっています。最初はしばらくの間舗装された林道を歩きます。この登山道には丁目石という道標が各所に置かれています。一之鳥居の所が一丁目で、山頂の武甲山御嶽神社が五十二丁目になっています。 林道は最初緩やかな登りでしたが、次第に傾斜がキツクなり長い直登もあるので地味に疲れます。十四丁目では林道が舗装から砂利道に変わります。 |
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【8:57】 林道終点・登山道開始 林道が砂利道に変わった所の少し先から、本格的な登山道が始まります。この林道だけで標高差200m弱も登ってきました。最初はそれ程の傾斜ではなく緩やかな登りですが、所々階段も現れてきます。 【9:05】 不動滝 登山道に入ってから約8分で十八丁目の不動滝と祠にに到着です。この滝は水場となっていて飲む事も出来ます。またここには、水を山頂まで運び上げる用のペットボトルが置いてあります。山頂には水洗トイレが設置してあり、雨水だけでは水不足になる為、登山者に水の運び上げをお願いしている様です。私達もお手伝いしたいという気持ちはあったのですが、初めて登る山でこれからの状況も分からないので今回は辞退させて頂きました。次の機会が有ったならば、運びたいと思います。 ここから先は、極端な急登はありませんがそこそこの登りが続きます。林の中の道なので、周りの景色はあまり変化せず単調な登山道です。そこで助けになるのが丁目石の存在です。登りながら一つ一つを確認し、写真を撮っていると気が紛れます。 三十一丁目には朽ち果てた木があり、その根元には可愛いお地蔵様が祀られていました。この様な物を見る事も、疲れを和らげる事につながります。この辺からは少し階段が続きました。 |
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【9:42】 大杉の広場 三十二丁目を過ぎると、大きな杉の木が目に飛び込んできます。標高が丁度1000mの大杉広場です。広く平らな所に丸太や丸太を割ったベンチが設置してある休憩場所なので、私達も初めて大休憩を入れます。ベンチに座り、水分と栄養を補給し呼吸を整えます。10分程休憩したら、山頂へ向けて登山を再開です。 ここから先は今までと比べ、木の根や石が多く出てきます。山頂が近付くと傾斜も若干増してきて、最後の頑張りどころです。登山道の傾斜が少し緩やかになり、五十丁目を過ぎると先が明るくなってきました。 【10:30】 山頂下広場 坂を登り切ると広く平らな山頂下の広場に出ました。ここは五十一丁目で多くの人が休んでいましたが、まだ休まずに山頂を目指します。広場のすぐ上には武甲山御嶽神社が鎮座しており、二之鳥居の所に最後となる五十二丁目の丁目石がありました。神社の右側を通って登った先が第二展望所で、その手前を左に行くと第一展望所です。 |
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武甲山の山頂(最高地点)は第二展望所から第一展望所へ向かう途中の柵の外側にあるらしく、立ち入れない場所です。 【10:42】 武甲山第一展望所 登山口から約2時間で第一展望所に到着しました。武甲山では唯一と言っていい程、展望のある場所です。第二展望所からも少しは見えますが、手前に邪魔する物が有ったり見える範囲も限られています。 第一展望所の眼下には秩父の市街地が広がっていて、有名なハープ橋等も見えています。空は曇っていますが、意外と遠くまで見渡せています。浅間山から赤城山や日光の山まで何とか見えていました。晴れていればもっと綺麗な景色だったのだろうと思います。 第一展望台から出てすぐ右に下ると、神社の左側に着きます。ここには奇麗に色付いたモミジがありましたが、この山で唯一だったかもしれません。 【11:00】 山頂下広場 山頂下の広場に戻り、ここで昼食を食べて休む事にしました。広場の端には公衆トイレがあり、下山前には使わせて頂きました。 |
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【11:30】 下山開始 広場で30分程休んで下山を開始します。登りは表参道コースで来たので下山は持山寺跡コース(裏参道)を使います。こちらは表参道とは違い、真っ直ぐな急登が続いていて、登るのは相当苦労すると思います。 【11:55】 シラジクボ分岐 坂を下り切るとシラジクボ分岐になり、ここを左に下ります。道なりに真っ直ぐ登ると、小持山や大持山へ続きます。 ここからはしばらくの間緩やかな下りが続きます。一旦林道に出て再び登山道に戻ると、今度は九十九折りの道が続きます。 【12:40】 持山寺跡コース分岐 川の音が聞こえてきたら、持山寺跡コース分岐の橋が見えてきました。ここからは登山口までは登りでも歩いた林道の下りです。 【12:55】 武甲山駐車場へ無事帰還 下山を開始して1時間25分で登山口へ戻って来ました。この時間になると下山した人が多く、駐車場には空きがありました。車を止めた場所に戻ると、こちらは路上駐車の列になっていました。 |
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【復路】 帰りには近くにある武甲山御嶽神社の里宮に寄りました。ここでは御朱印も頂けるという事だったのですが、母屋は留守で誰も居なかったので御朱印は頂く事は出来ませんでした。この後は帰り道とは逆にある、「道の駅果樹公園あしがくぼ」にも寄りました。 帰り道はやはり秩父市内が混んでいました。そこを抜けた後は順調で、来た道をそのまま戻り桐生へ帰りました。 |
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【ひとこと】 秩父のシンボル的存在の武甲山は、ピラミッド型の特徴的な形で市内の多くの場所から良く見えます。この山は急登は殆どありませんが、平らな場所は少なく登りが連続しています。標高差が800m程度あり登山中は景色も見えないので、そこそこキツイ山だと思います。それでも丁目石を探しながら登れば、気が紛れて意外と疲れは少なかったです。秩父市内からもアクセスは良く、駐車場もあるので人気の山だという事は納得できました。 |