山 名 | 四阿山 | ||||
標 高 | 2354m | ||||
山 域 | 北関東(群馬県・長野県) | ||||
地図表示 |
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日 程 | 2022年8月14日(日) | ||||
天 気 | 曇り時々晴れ | ||||
メンバー | 神楽師、息子 | ||||
標高差 | 307m(累計標高差:433m) | ||||
歩行距離 | 8.1Km | ||||
歩行時間 | 3時間20分 | ||||
駐車場 | 無料 | ||||
ゴンドラ | 2,200円(往復) | ||||
一般道距離 | 往路:106Km | 帰路:128Km | |||
高速道距離 | 往路:- Km | 帰路:- Km | |||
有料道路料金 | 往路:- 円 | 帰路:- 円 | |||
行程 | 自宅(5:30)→道の駅八ッ場ふるさと館→(8:35)パルコール嬬恋リゾート(9:00)→ゴンドラ→(9:17)山頂駅(9:20)→(9:30)浦倉山→(9:40)浦倉山分岐→(9:45)リフト乗り場→(10:55)茨木山分岐→(11:20)四阿山(12:05)→(12:25)茨木山分岐→(13:30)山頂駅→ゴンドラ→(13:55)パルコール嬬恋リゾート(14:20)→(14:30)バラキ湖→(14:45)愛妻の丘→田代湖→(15:35)鎌原観音堂→道の駅八ッ場ふるさと館→(19:20)自宅 |
【往路】 群馬の東端から西端まで移動なので、100Km以上一般道を走る事になります。途中で朝飯を食べて、道の駅八ッ場でトイレ休憩して約3時間かかりました。登る前にこの運転は疲れます。 前日に関東南部を通過した台風の影響は少なく、北部ではあまり雨が降りませんでした。台風一過で良い天気を期待していたのですが、湿った空気が残っていたらしく雲が多いです。でも低い雲ではなかったので、山は良く見えていました。 |
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【8:35】 パルコール嬬恋リゾート 嬬恋橋(この時は通行止め)手前を右に入り約10Km、パルコール嬬恋リゾートの大きな建物が目に入ります。左の建物がホテル、真中のセンターハウスがスキー場のエントランスです。1段下の駐車場に車を入れ、準備を済ませてセンターハウスでゴンドラのチケット(往復2,200円)を購入します。山頂駅にはトイレが無いので、忘れずにここで済ませておきましょう。一番右側の建物がゴンドラの山麓駅なので、ここから乗車します。 このゴンドラは関東最長らしく約15分で山頂駅に到着します。空は相変わらず一面の雲ですが、視界は良く左手に浅間山、右手に草津白根山や横手山がハッキリ見えていました。 【9:20】 登山開始(ゴンドラ山頂駅) 山頂駅を出た所は、広く平らな場所になっています。案内板の中に愛妻の鐘が有ったので、鳴らしてから登山を開始です。最初は少しの間スキーコースを歩きます。 |
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山頂駅前から少し坂道を登ると、また平で広い場所があります。ここが縦走路の分岐になっていて、右が浦倉山で左が四阿山です。折角なので準備運動代わりに、先ずは浦倉山へ向かいます。 【9:30】 浦倉山山頂 分岐からは5分少々で浦倉山山頂へ到着します。標高差は30m程度なので、それ程急な登りも無くアッという間でした。山頂は特に展望も無かったので、すぐ引き返し分岐に戻ります。 【9:40】 浦倉山分岐 分岐には少し高くなった展望台の様な所があり、そこからは下の景色が良く見渡せます。ここから四阿山へ向かてスタートで、最初はスキーコースを少し歩きます。暫くするとリフト乗り場が見え、その裏が登山道の入口です。そこを入ると大きな石が多い道が続き、5分程歩くと右に入る道が現れます。その先は崖になっていて、木の間からは正面に四阿山が見えていました。まだまだ先は長いです。 |
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今回の登山道は全て稜線で、「ぐんま県境稜線トレイル」の一部にもなっています。稜線歩きの宿命ですが、やはりある程度のアップダウンはあります。ただリフト乗り場から10分位歩いた所に30m程下る場所があるのが最大で、それ以外は若干下る程度で助かりました。この下りから先は登山道の石は少なくなり、笹が多い所は刈られていて歩き易くなっています。ただ所々に道全面がぬかるんでいて、通過するのに苦労する場所がありました。 しばらく歩くと急な階段が現れ、そこを登り切ると群馬側の景色が良く見える様になってきます。また木道も所々にあり、少しの間平らな道が続くのでのんびり歩けます。 【10:55】 茨木山分岐 茨木山との分岐は右方向に進み、しばらく急な階段が続きます。階段の後は急登で、その先は岩場でキツイ登りの連続です。鎖場を越えた先は傾斜が緩くなり、先の方には尖った山頂らしき所が見えてきました。最後にもう一度急登を登り切るとようやく山頂に到着です。 |
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【11:20】 四阿山山頂 17年振りに四阿山の山頂に立ちました。前回は菅平牧場から根子岳経由だったので、今回とは逆方向からです。この時は根子岳辺りまでは晴れていたのですが、山頂では雲に覆われてしまい群馬側はほとんど見えませんでした。 今回は空全面が雲で覆われているものの、山には余り雲がかかっておらず、景色は良く見えています。ただ登っている時に比べ少し雲が多くなり、浅間山の山頂や富士山は雲に隠れてしまいました。少し前までは見えていたのに、チョット遅かったみたいです。 山頂は周りに木が無いので風が吹き抜けていて、祠近くで昼食をとっている時も寒いくらいでした。風は長野側から群馬側へ吹いていて、雲も群馬側より長野側の方が多かった様に思います。 山頂部分は細長い岩場で意外と狭く、それ程座る場所も多くありません。その代わり少し南側には山頂より広く平らな場所があり、多くの人がそこで休んでいました。その場所には山家神社奥宮の祠があり、本宮に寄れば奥宮のご朱印も頂けると書いてあります。今回は無理ですが、機会があれば行ってみたいと思います。 【12:05】 下山開始 山頂で40分以上ゆっくり休んだので下山を開始します。下山してしばらくは細い尾根歩きが続くのが分かります。 |
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山頂からの下山は、まず急な下りから始まりまります。次に少し平らな所があり、その後が急な岩場です。ここが一番注意が必要で、慎重に下る必要があります。その先は特に危険な場所は無く、見晴らしの良い下りが続きます。 【12:25】 茨木山分岐 茨木山分岐までは高い木が少なく景色が良く見えていましたが、ここ先は樹林帯の中に入り景色が余り見えません。やがて岩場の登りが現れますが、下山に慣れた体に登りはキツイです。ここを越えて少し歩くと、リフト乗り場の裏に出ました。ここからはスキーコース歩きになり、ゴールまではあとわずかです。 【13:30】 ゴンドラ山頂駅へ無事帰還 浦倉山への分岐から下ると、ゴンドラ山頂駅へ到着です。ゴンドラの待ち時間は全然無く、すぐ乗車出来ました。 【13:55】 パルコール嬬恋リゾートホテル駐車場 ゴンドラ山麓駅に戻り駐車場を見ると、車は半分以下に減っていました。多分駐車場のほとんどは宿泊者の車だったのだと思います。 |
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【14:30】 バラキ湖 パルコール嬬恋から4Km位離れた所にあるバラキ湖に寄りました。稜線から見えた左側の湖です。近くにはキャンプ場があり、テントでビッシリでした。湖の波が無ければ、綺麗な逆さ四阿山が見られそうです。 【14:45】 愛妻の丘 「愛してるよ〜!」と叫ぶ所で有名な愛妻の丘です。正面に浅間山、後に四阿山を従える見晴らしの良い丘でした。今回は男2人でしたが、妻と一緒に来たい場所です。 【15:35】 鎌原観音堂 浅間山大噴火による土石流は鎌原村を壊滅させたが、高台にあった観音堂は被害を免れたそうです。村民570名のうち助かったのは93名のみで、そのほとんどがこの観音堂に避難した人だったとの事です。現在石段は15段ですが、発掘調査で50段ある事が判明し35段(約6.5m)が埋没していた事が分かりました。今でも橋の下にその石段を見る事が出来ます。ご朱印は資料館で頂けるので、ついでに見学もして来ました。 |
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【復路】 帰る途中でバラキ湖、愛妻の丘、田代湖、鎌原観音堂に寄りました。田代湖は見える場所がほとんど無かったので画像はありません。田代湖から鎌原観音堂へは国道144号を行けばいいのですが、嬬恋橋が通行止めだったので南側に約6Km遠回りする事になってしまいました。この後は朝にも寄った「道の駅八ッ場ふるさと館」で休憩して桐生へ戻りました。 | |
【ひとこと】 17年振りに登った四阿山は、ゴンドラを使って少し楽をした登山でした。山頂駅からの標高差は300m位で、浦倉山とアップダウンを含めて累計標高差は430m程度でした。ここで期待していたのは稜線や山頂から見える景色だったのですが、雲が多く少し残念でした。でも下の景色や近場の山は良く見えたので、良しとします。 |