天狗岩

山 名 有笠山
標 高 888m
山 域 北関東(群馬県)   
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日 程 2015年4月26日(日)
天 気 晴れ
メンバー 神楽師、息子
標高差 328m(累計標高差:352m)
歩行距離 3.9Km
歩行時間 2時間5分
駐車場 無料
   
   
一般道距離 往路:72Km 帰路:77Km
高速道距離 往路:- 帰路:-
高速道料金 往路:- 帰路:-
行程 自宅(6:30)→(8:50)登山口分岐駐車スペース(9:10)→(9:20)西登山口→(9:27)東屋→(9:35)西石門(9:40)→(10:00)合流点→(10:20)有笠山山頂(10:55)→(11:10)合流点→(11:15)先住民族遺跡→(11:27)東石門→(11:35)東登山口→(11:50)駐車スペース(12:10)→らーめんダイニング庵→道の駅霊山たけやま→(15:30)自宅
【往路】 吾妻方面へは高速が通っていないので、一般道の走行になります。渋川を経由して国道353号線を走り、中之条から四万・沢渡温泉方面に入り、途中を沢渡温泉方向へ曲がります。少し走り沢渡温泉の横を抜け、有笠山荘の看板を入ると正面に有笠山が聳えています。

登山口分岐の駐車スペース
登山口分岐の駐車スペース

西登山口へ向う林道
西登山口へ向う林道

【8:50】 有笠山登山口分岐到着
有笠山には東西の登山口があります。右が西登山口で左が東登山口に繋がる道です。それぞれ車で登山口近くまで行けるのですが、今回は西から登って東に下りる予定なので、この分岐の駐車スペースに車を止めて歩いて向かう事にします。

【9:10】 登山開始
西登山口までは1Km弱、約10分で着きます。道は細く車のすれ違いは待避所以外は出来そうにありません。路面は砂利道で所々へこんでいたり、大きな石がむき出しになっていたりします。普通車でも行ける状況ですが、草や枝が出ていたりするので傷が心配ならば歩いた方がいいと思います。

【9:20】 西登山口
登山口には看板があるので分かり易いです。登り始めは比較的急で体が慣れるまで少し苦労しました。

西登山口
西登山口

西側登山道
西側登山道

東屋手前の階段
東屋手前の階段

東屋
東屋

東屋からの登山道
東屋からの登山道

西石門
西石門

【9:27】 東屋
登り始めて10分弱で尾根の東屋に到着します。水分を補給しながら息を整えて再び登り始めます。ここから余り急ではない登山道を少し登ると西石門の倒れた看板が目に入りました。山頂は道なりに左なのですが、石門は右の様です。

【9:35】 西石門
分岐から右上を見上げると、大きな石が積まれた石門が小さく見えています。実際近くに行って見ると思ったほど大きな石門ではなく、人がやっと通れる程度の大きさです。それでも積み上がった石は十分大きく、自然の力の偉大さには驚きます。

西石門
西石門

西石門
西石門

西石門先の登山道
西石門先の登山道

クライミングの岩壁
クライミングの岩壁

西石門から少し下り登山道へ戻ります。ここから若干傾斜が急になり、道もジグザグになっていきます。暫く登ると目の前に大きな岩が現れてきました。ここ有笠山は岩が多くクライミングに適している山らしいです。この岩に取り付いているクライマーはいませんでしたが、岩の下にはこれからで休んでいる人はこれからという感じでした。

【10:00】 東登山道との合流点
クライミングの岩から少し急な斜面を登り、岩を越えた辺りが東登山道との合流点になります。ここから先は登山道の傾斜が更にきつくなり、鎖や梯子が現れ本格的な登山道に変わります。鎖や梯子は数ヶ所連続しますが、足場を確認しながら登れば危険ではありません。
今年初めての登山で普段体を余り動かしていなかったので、この辺の傾斜はきつかったです。体力的というよりも息が上がってしまうので、心肺機能が弱くなってしまっている様です。
岩を登り切ると、この登山道で唯一展望のある場所に出ます。東側が開けており、疲れた体をリフレッシュ出来る絶好の場所です。

合流点上の急登
東登山道との合流点付近

合流点上の急登
合流点上の急登

鎖と梯子登場
鎖と梯子登場

登山道途中から見える東方面の展望
登山道途中から見える東方面の展望

登山道途中から見える東方面の展望
登山道途中から見える東方面の展望

山頂手前の登山道
山頂手前の登山道

有笠山山頂
有笠山山頂

山頂近くの好展望の岩
山頂近くの好展望の岩

更に鎖と梯子を登り急登を詰め、緩やかになった登山道を少し進むと山頂に到着です。

【10:20】 有笠山山頂到着
山頂は広くなっており休むスペースは有りますが、周りは木で覆われている為展望は良くありません。木の間から雪を被った白砂山らしきものがやっと確認できる程度でした。山頂での写真を一通り撮った後、少し手前にあった展望の良い岩まで戻ります。
ここは有笠山東側の切り立った岩壁の上で、下はスパッと落ちています。見渡せる範囲は少ないですが、邪魔するものが無く景色は良く見えます。ただ残念なのは、近くの山が高く遠景が望めなかった事です。

南方の展望
南方の展望

南方の展望
南方の展望

下山開始
下山開始

鎖と梯子
鎖と梯子

【10:55】 下山開始
展望の良い岩で20分程休んでから下山を開始します。普通の登山道は順調に下りられますが、鎖や梯子は注意が必要です。登りではスムーズに通過できた場所も、下りでは足元が見づらく慎重になります。

【11:10】 登山道合流点
しばらく下ると東西登山道の合流点です。登りは右の西登山口から来たので、下山は左の東登山口へ向います。実はここでほんの少し道を間違えてしまいました。東登山口へは合流点から左手前へ下るのですが、真っ直ぐの道にもリボンが付けてあった為そちらへ行ってしまいました。少し下った所でおかしいと思い、そこから引き返し正規のルートに戻りました。
合流点から数分の所に先住民族遺跡があります。ここにある岩に開いた穴は、弥生時代中期の古代人住居遺跡らしいです。

東西登山道の合流点
東西登山道の合流点

先住民族遺跡
先住民族遺跡

先住民族遺跡
先住民族遺跡

クライミング中
クライミング中

東石門
東石門

登山口間近
登山口間近

遺跡を過ぎると岩に取り付いているクライマーがいました。こういう所で鍛えて、いずれは本格的な岩場に挑むのでしょうか。その先には東石門があります。ここは岩が積まれたというよりも、岩の下に隙間が出来たという感じの石門でした。ここから5分程下ると東登山口です。

【11:35】 東登山口
東登山口は西に比べ広々としています。でも車を駐車するスペースは無いので、みんな林道の路肩に駐車していました。台数はかなり多かったのですが、登山者には余り会わなかったので殆どはクライミングに来た人の様です。

【11:50】 登山口分岐の駐車スペースへ無事帰還
東登山口から分岐までは約1.5Kmで、思っていたよりも長かったです。駐車スペースには相変わらず私の車1台のみでした。

東登山口
東登山口

林道には車がズラリ
林道には車がズラリ

東登山道からの林道
東登山道からの林道

登山口分岐へ無事帰還
登山口分岐へ無事帰還

有笠山東側より
有笠山東側より

嵩山に架かる鯉のぼり
嵩山に架かる鯉のぼり

【復路】 帰りは来た道をそのままも戻らずに有笠山の全景を撮影する為、一旦左へ進み山の東側へ回り込みます。電線等が有りなかなか良い場所が見つからなかったのですが、1Km程走った所で脇道を入った所ならば余り邪魔になる物が無かったのでここで”パチリ”です。
この後は来た道を戻ります。この時点で時間は12時半、昼食は最初から予定していた「らーめんダイニング庵」に寄ります。有笠山から戻る途中で、国道353号線に合流してすぐの所にあります。ここは雑誌等でも紹介されるこの辺では有名なラーメン屋です。人気なのは塩ラーメンらしかったのでそれを食べましたが、確かにうなづける味です。今まで食べた塩ラーメンの中でも一番と言っていい位の美味しさでした。
ラーメンを食べた後は帰り道から少し外れますが、道の駅「霊山たけやま」に寄ってみました。この時期は道の駅の駐車場から嵩山の中腹まで鯉のぼりが架けられています。いつか登ろうと思っている山でもあるので、下見も兼ねてです。
この後は来た時とは若干ルートは変わりましたが、渋川経由で桐生へ戻りました。
【ひとこと】 今年初めての登山です。比較的標高差が少なく、所要時間も短い山を選んだのですが、思った以上にきつかったです。まあ、これは体が訛っているせいだとは思いますが、後半の急登や岩場が一因になっているのかもしれません。
この山は先にも書きましたが、登山よりもクライミングで有名な山です。両登山口近くで20台以上車があったのに、登山者に会ったのは2組3人のみという事からも分かります。
この日の天気は最高で、登山をするには最適の気候でした。ルートも鎖場等があり面白い山です。ただ残念だったのは山からの景色がイマイチだったという事だけです。
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