赤城山

山 名 赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)
標 高 1828m(黒檜山)
山 域 北関東(群馬県)
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日 程 2021年8月28日(土)
天 気 晴れ
メンバー 神楽師、息子
標高差 468m(累計標高差:585m)
歩行距離 5.5Km
歩行時間 3時間5分
駐車場 無料
   
   
一般道距離 往路:44Km 帰路:44Km
高速道距離 往路: - 帰路: -
有料道路料金 往路: - 帰路: -
行程 自宅(6:00)→(7:35)おのこ駐車場(7:50)→(8:00)赤城神社→(8:10)黒檜山登山口→(8:45)猫岩→(9:57)稜線合流点→(10:00)黒檜山山頂→(10:05)黒檜山絶景スポット(10:25)→(11:00)大ダルミ→(11:10)駒ヶ岳山頂(11:25)→(11:35)下降分岐点→(12:05)駒ヶ岳登山口→(12:08)おのこ駐車場(12:40)→(14:50)自宅
【往路】 赤城大沼まで寄り道せずに行けば1時間程度で着く事が出来ますが、この日は途中で朝飯を食べたので1時間半かかりました。
ここ数日天気は晴れても赤城山は雲に隠れてしまっている日が続いていました。この日は天気は良く猛暑になる予報が出ています。下から山は見えていましたが、湿度が高いらしく少し霞んでいました。大沼に着いた時には、空は快晴で絶好の登山日和だと思われました。

おのこ駐車場からの見た黒檜山
おのこ駐車場からの見た黒檜山

朝の赤城大沼
朝の赤城大沼

【7:35】 おのこ駐車場
赤城大沼に一番近い駐車場と言えば、おのこ駐車場です。100台程のスペースがあり、この時点では既に数十台駐車していました。ここから黒檜山登山口までは約1Km歩く事になりますが、駒ヶ岳まで縦走する場合下ってくる登山口はこの近くなのでここに駐車する人が多いです。登山前の準備運動としては、ちょうど良い距離です。
登山の支度を済ませ、7時50分に駐車場をスタートしました。

【8:00】 赤城神社
駐車場から登山口までは湖畔の歩道を歩きます。雲一つ無い空が、波の少ない湖面に青く移りとても綺麗でした。
登山口まで行く途中に赤城神社があるので、登山の安全を祈願しに参拝しました。本来ならば参道になっている啄木鳥橋を渡るのですが、橋の老朽化による損傷の為2019年から通行禁止になっているます。今は奥の駐車場から神社に入る事になります。
境内から見た地蔵岳は、大沼湖面に綺麗な逆さの姿を映していました。

赤城神社の啄木鳥橋(現在通行禁止)
赤城神社の啄木鳥橋(現在通行禁止)

赤城神社から見た地蔵岳
赤城神社から見た地蔵岳

赤城神社本殿
赤城神社本殿

黒檜山登山口
黒檜山登山口

登り始めから急登
登り始めから急登

一息つける緩やかな道
一息つける緩やかな道

【8:10】 黒檜山登山口
神社から湖畔の道に戻り2・3分で登山口へ着きます。
この登山道は登り始めから急登です。勿論きつい傾斜なので直登になり、緩やかな道は時々現れる程度です。更に登山道は大きな石が多く登り辛いので息が上がります。

【8:45】 猫岩
登り始めて30分位の所が猫岩です。この辺からは何ヶ所か大沼が見える場所があり、休憩場所としても最適です。頭の上は綺麗な青空ですが、南の方に白い雲が涌いていました。
ここから先も急登は続きます。相変わらず石もゴロゴロしているので、疲れて立ち止まる回数も多くなります。時々見える大沼は見える角度が変わり、小沼も見え始めて来ると高度が上がっている事を実感します。
稜線が近くなる後半は更に傾斜がキツクなり、登りと休みを繰り返しながら一歩一歩足を進めます。

大きな石がゴロゴロ
大きな石がゴロゴロ

猫岩からの見えた赤城大沼
猫岩からの見えた赤城大沼

猫岩
猫岩

木漏れ日が綺麗
木漏れ日が綺麗

大沼の見え方の違いで登っていることを実感
大沼の見え方の違いで登っていることを実感

直登の連続
直登の連続

木の間から小沼が見え始めた
木の間から小沼が見え始めた

大きな石も乗り越えて
大きな石も乗り越えて

傾斜が突然緩やかに
傾斜が突然緩やかに

稜線の合流点・駒ヶ岳との分岐
稜線の合流点・駒ヶ岳との分岐

登り始めって1時間40分たった頃、登山道の傾斜が緩やかになって来ました。そこから少し歩くと駒ヶ岳からの稜線登山道に交流しました。ここから山頂までは目と鼻の先で、ほぼ平坦な道になっています。

【10:00】 黒檜山山頂到着
稜線を歩いていると広い場所に出ます。ここが黒檜山の山頂ですが、周りは木に囲まれているので景色は見えません。この先に絶景スポットが有るという事なので、ここでは休まず先へ進みます。
山頂から2・3分で黒檜山絶景スポットに到着します。ここは北西方面が開けていて谷川岳や武尊山の他、上越の山が良く見える場所です。でもこの日は雲が出ていて、遠くは殆ど見えません。近くは鈴ヶ岳が良く見え、雲の下には沼田の街並みが見えていました。わずかに雲が切れた時には、谷川岳が一瞬見えていました。
ここには大きい石があるので、それをベンチにして休めます。雲が無く遠くの景色を見ながら休めたら、気持ち良かったろうなと思います。

山頂への稜線はほぼ平坦
山頂への稜線はほぼ平坦

黒檜山山頂
黒檜山山頂

黒檜山山頂標識
黒檜山山頂標識

黒檜山絶景スポット
黒檜山絶景スポット

黒檜山絶景スポット
黒檜山絶景スポット

チョコンと飛び出た鈴ヶ岳
チョコンと飛び出た鈴ヶ岳

谷川岳だけど雲で見えない
谷川岳だけど雲で見えない

山頂を通過し駒ヶ岳へ
山頂を通過し駒ヶ岳へ

御黒檜大神
御黒檜大神

大ダルミへの下りは階段
大ダルミへの下りは階段

【10:25】 下山開始
絶景スポットから山頂へ戻り下山を開始します。登って来た登山道との分岐はそのまま直進し駒ヶ岳へ向かいます。分岐の直ぐ先には御黒檜大神があります。2003年に来た時は朱色の鳥居だったのに、風雨に晒されて朱色は一部残っているのみでした。
この先は一気に下りになります。その登山道の殆どは木製の階段で、歩き易いけれども何だか疲れます。時々目の前が開け、遠くの小沼やこれから向かう駒ヶ岳が見えて来ました。先程まで目線の高さにあった駒ヶ岳が、下るにつれて徐々に見上げる様になるので、この先を考えると憂鬱になります。

【11:00】 大ダルミ
御黒檜大神から約25分で鞍部の大ダルミです。約200mを一気に下って来たので若干足にダメージが出ています。これから駒ケ岳まで約70mの登り返しです。下りに慣れた足は登る事を拒否しているらしく、すぐ疲れます。1回休みを入れてゆっくり駒ケ岳山頂へ向かいます。

長〜い階段
長〜い階段

駒ヶ岳と小沼
駒ヶ岳と小沼

駒ヶ岳を見上げる位置まで降下
駒ヶ岳を見上げる位置まで降下

大ダルミ
大ダルミ

大ダルミから黒檜山を見返す
大ダルミから黒檜山を見返す

駒ヶ岳への上り階段
駒ヶ岳への上り階段

駒ヶ岳山頂間近
駒ヶ岳山頂間近

駒ヶ岳山頂
駒ヶ岳山頂

【11:10】 駒ヶ岳山頂
大ダルミからの階段を登り切ると駒ヶ岳の山頂です。 広さは黒檜山の様に広くはありません。ただ東側に尾根が少し延びているので、そちらでも休む事は出来ます。
北側には先程下りて来た黒檜山が大きく見えます。東や南側は雲で覆われていて下は見えません。時々近くの雲が無くなると、雲海が見えます。雲が無ければ、ここからも桐生方面が見えるのだと思います。南側を見ると東からの湿った空気が山に当たって雲になり、それをブロックしているのが分かります。西側は雲もなく大沼が良く見えています。正面下は今朝参拝した赤城神社です。

【11:25】 下山開始
山頂で15分位休んだら下山を開始します。ここから少しの間は緩やかな下りが続きます。途中では小沼と雲をブロックしている長七郎山が正面に見えていました。

駒ヶ岳から見た黒檜山
駒ヶ岳から見た黒檜山

駒ヶ岳から見た赤城大沼
駒ヶ岳から見た赤城大沼

赤城山の東側は雲で見えません
赤城山の東側は雲で見えません

東からの雲は長七郎山がブロック
東からの雲は長七郎山がブロック

駒ヶ岳からの下山道
駒ヶ岳からの下山道

赤城大沼への下降分岐点
赤城大沼への下降分岐点

下り始めは鉄製の階段
下り始めは鉄製の階段

黒檜山とは違い九十九折りの登山道
黒檜山とは違い九十九折りの登山道

【11:35】 大沼への下降分岐点
駒ヶ岳山頂から約10分で下降分岐点に着きます。ここから一気に駒ケ岳登山口まで下山です。下りは最初に鉄製の階段から始まります。その後は九十九折りの道になりますが、石が多かったり少し崩れたりした所もあるので歩き易くはないです。途中もう一ヶ所鉄の階段があり、同じような登山道が続きます。

【12:05】 駒ヶ岳登山口
自動車の音が聞こえ始め、登山道の傾斜が緩くなってくると車道が見えて来ました。下降分岐点から約30分で、駒ヶ岳登山口に到着です。

【12:08】 おのこ駐車場へ無事帰還
駒ヶ岳登山口から大沼の方へ100m位戻るとおのこ駐車場です。この時間では駐車場は満車状態で、空きスペースを探す車がウロウロしていました。

途中で再び鉄製階段登場
途中で再び鉄製階段登場

やっと道路が見えて来
やっと道路が見えて来

駒ヶ岳登山口到着
駒ヶ岳登山口到着

おのこ駐車場へ無事帰還
おのこ駐車場へ無事帰還

【復路】 車で着替えを済ませた後、大沼の湖畔まで行ってみました。湖畔の店は店内での飲食は行っておらず、テイクアウトとして店外のテーブル使用していました。
この後は山を下り、いつも寄っているそば屋の「ささや」さんで、そばとうどんの板合盛を食べて帰りました。
【ひとこと】 赤城山は桐生からも良く見える、最も近い日本百名山です。観光では何回も行っていますが、黒檜山の登山は18年振りの2回目です。前回は黒檜山登山口から山頂まで1時間10分位で登れていたのですが、今回は休憩が多く1時間50分近くかかってしまいました。体力の衰えは否定出来ないので、これからは自分に合った山を選んで登りたいと思います。
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