写真館

名 称

定山渓〜函館

所在地

北海道喜茂別町・洞爺湖町・
大沼町・函館市

日 付

2010年6月20日

場所確認

道の駅 望羊中山 サイロ展望台
有珠山・昭和新山 大沼国定公園
トラピスチヌ修道院

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北海道2日目
この日は1泊目の宿泊地定山渓温泉から函館へ約170Kmの移動です。
朝の定山渓は薄日が差す天気ですが、予報では南へ向かうほど悪くなるとの事。何とか雨だけでも降らないでほしいと願いつつ定山渓を出発します。

まずは洞爺湖へ向かいます。途中、中山峠の道の駅や洞爺湖近くのサイロ展望台に寄りましたが、雲や霧で期待の展望はありませんでした。
有珠山ロープウェイかで上った有珠山からもほとんど展望は無く、目の前の昭和新山や洞爺湖がやっと見える程度でした。内浦湾の海岸線を走る道央道や国道5号線からも綺麗な海を見ることは出来ません。
道央道を落部ICで降り、大沼国定公園へ向かう途中で雨が降り出して来てしまいました。次第に雨は強くなり、大沼に着いた時にはドシャ降りです。本当は大沼湖畔を歩いたり、駒ヶ岳をバックに大沼の写真を撮りたかったのですが、それどころではありません。駒ヶ岳はまったく見えず、雨が弱まった瞬間を狙って何枚か大沼の写真を撮るのが精一杯でした。この後、最初の予定では汐首岬経由で函館に入ろうと思っていたのですが、この天気ではどうしようも無いので直接函館に向かいました。
函館に向かうにつれて雨も弱くなり、市内に入った頃には完全にやんでしいました。時間はまだ15時半、ホテルに入るには早いので当初の予定には無かったトラピスチヌ修道院に寄ってみる事にしました。この時間は余り混んでいなくて丁度良かったようです。
この日の宿泊地、函館湯の川温泉「割烹旅館 若松」に着いたのは16時20分でした。

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道の駅 望羊中山
道の駅 望羊中山

アスパラガスのモニュメント
アスパラガスのモニュメント

顔を出した羊蹄山
顔を出した羊蹄山

定山渓から20Km約25分走ると、中山峠の最高地点に「道の駅 望羊中山」があります。ここの名物はミックスパウダーをからめて揚げた男爵いもを3個くし刺しにした「峠のあげいも」らしいです。まだ時間は9時半前、翠山亭の朝食がしっかりお腹に残っているので食べませんでした。
ここは望羊と言うだけあり、羊蹄山が良く見える場所です。ですがこの時の羊蹄山には雲がかかっており見えません。本当ならばアスパラガスのモニュメントの後ろに羊蹄山が綺麗に見える筈だったのに残念です。
洞爺湖へ向かう途中、羊蹄山にかかっていた雲が切れる時があったので、障害物が無い所を見つけて撮影しました。

サイロ展望台
サイロ展望台

道路脇のルピナス
道路脇のルピナス

洞爺湖は霧の中
洞爺湖は霧の中

中山峠から47Km約1時間でサイロ展望台です。名前の通りサイロが建っているドライブインです。ここは洞爺湖が良く見える場所として有名なのですが、霧で何も見えません。湖も島も山も全く見えません。残念の一言です。

昭和新山
昭和新山

噴出す水蒸気
噴出す水蒸気

山麓駅より見上げる
山麓駅より見上げる

サイロ展望台から17Km約25分で有珠山・昭和新山です。駐車場は400台止められますが、有料で410円かかります。駐車場のすぐ脇には、1943年の有珠山噴火で誕生した昭和新山が、白い水蒸気を吹き上げて聳えています。
ロープウェイは大人往復で1,450円でした。ここへ着く前は山頂が雲の中では行っても仕方ないと思っていたのですが、着いてみると山頂駅がくっきり見えます。取りあえず乗ることにしました。

山頂駅 洞爺湖展望台からのパノラマ撮影
山頂駅 洞爺湖展望台からのパノラマ撮影

昭和新山
昭和新山

薄っすら見える洞爺湖
薄っすら見える洞爺湖

有珠山頂部
有珠山頂部

約6分で山頂駅に到着です。着いた時には意外と雲が切れていて、下の景色がそこそこ見えました。真下には昭和新山、左には洞爺湖と中島がかすかに見えます。晴れていれば絶景なのだろうなと思うと残念でなりません。
山頂部のゴツゴツした岩も、まだハッキリ見えていました。

有珠山火口原展望台への道
有珠山火口原展望台への道

最後の階段
最後の階段

展望台からは殆ど見えず
展望台からは殆ど見えず

山頂駅から歩いて7分位の所に有珠山火口原展望台があります。ここは少し高台にあり、最後の階段は特に長くて疲れます。展望台に向かっていると徐々に雲がかかってきました。先程まで見えていた山頂部も雲で見えなくなってしまいました。展望台自体は雲の中ではなかったのですが、反対側の火口は全く見えません。水蒸気を吹き上げる銀沼大火口や、その先の内浦湾を期待していたのに・・・これまた残念です。

展望台から見える山頂駅
展望台から見える山頂駅

下も霧の中
下も霧の中

駐車場
駐車場

展望台で5分程ねばっていましたが、雲が切れる気配も無かったので山頂駅に戻ることにしました。山頂駅から下を見ると霧がかかっています。先ほどは下も見えたので、天気悪い中でもラッキーな時間に来たのかもしれません。
ロープウェイで下に着くと時間はちょうど12時、まだお腹が空いたという感じではないので、次の目的地大沼に向けて出発します。ここからは近くの伊達ICから道央自動車道にのり南下します。落部ICまでは約110Km、途中の八雲PAで遅めの昼食として山菜そばを食べました。まあ何て事の無い、どこにでも有るそばでした。
落部ICから大沼までは国道5号線の一般道を約38Km走ります。期待していた内浦湾もほとんど見えません。空は段々黒くなり、途中からはとうとう雨が降り出してきてしまいました。最初は小降りだった雨も大沼が近付くにつれて本降りになり、大沼に着く頃にはドシャ降りになってしまいました。

雨の大沼
雨の大沼

本来はバックに駒ケ岳が
本来はバックに駒ケ岳が

大沼の浮島
大沼の浮島

14時半頃、大沼に到着しました。本当ならば車を降りて湖畔を散策したり、大沼越しに見える駒ケ岳を写真に納めたかったのですが雨が凄くて断念します。でも大沼の姿を少しでも撮影したいと思ったので、車を走らせて道路の近くから大沼を撮影できるポイントを探しました。大沼駅から2Km位走るうちに2ヶ所見つけました。雨が強くなったり弱くなったりを繰り返しているので、弱いときを狙って傘を差して素早く撮影します。パノラマ撮影した場所からは、本来バックに駒ケ岳が聳える有名なポイントだったようです。全くお目にかかれなかった駒ケ岳、また来ます。
当初の予定ではこの後内浦湾側へ出て、そこから南下し本土との距離が一番近い汐首岬を経由して函館へ向かおうと思っていたのですが、この雨なので断念し直接函館へ向かいました。

大沼をパノラマ撮影
大沼をパノラマ撮影

大沼から函館までは途中に無料の高速区間がある国道5号線を走ります。強かった雨も徐々に弱くなり、函館市内に入るとすっかりやんでしまいました。時間は15時半頃、ホテルに入るにはまだ早いと思ったので予定には無かったトラピスチヌ修道院に寄る事にしました。

聖ミカエル像
聖ミカエル像

聖母マリア像
聖母マリア像

右側の建物
右側の建物

修道院のすぐ隣には300円の民間駐車場があり、少し離れた所に200円の市営駐車場があります。特に調べてもいなかったので近い民間駐車場に止めました。門を潜り中に入ると聖ミカエル像と聖母マリア像が順番に迎えてくれます。敷地はとても広く翌日に廻った元町の教会と比べると、その広さは全然違いました。
駐車場は意外と空いていたので、この時間になると観光客は減ってくるのだと思います。団体さんは何組か居たようですが、それ程混雑している感じはしなかったのでその点は良かったと思います。

トラピスチヌ修道院本館
トラピスチヌ修道院本館

聖テレジア像
聖テレジア像

トラピスチヌ修道院本館
トラピスチヌ修道院本館

一番奥の階段を登るとトラピスチヌ修道院の建物があります。赤レンガ創りの本館は明治31年に創立され、大正14年の火災で焼失し、昭和2年に再建されたとの事です。歴史を感じる建物ですが、とても80年以上経っているとは思えませんでした。入口の近くには修道院の歴史を展示している資料室と売店がありますので、寄ってみるといいと思います。
駐車場に戻ると16時10分、良い時間になってきのでこの日の宿泊先である湯の川温泉の「割烹旅館 若松」へ向かいました。

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