名 称 |
戸隠神社五社巡り・鏡池 (奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社) |
所在地 |
長野県長野市 | |
日 付 |
2022年6月4日 |
場所確認 |
奥社・九頭龍社 中社 火之御子社 宝光社 鏡池 |
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コメント |
前から行きたいと思っていて、中々行く機会が無かった戸隠神社の参拝に行ってきました。 戸隠神社は二千年の歴史を持ち、奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の五社全てを参拝する「五社巡り」が人気になっています。また日本有数のパワースポットとしても有名なので、土日などは参拝者で大変混雑する神社です。 今回はこの「五社巡り」をしてご朱印を頂く事が目的です。朝5時に家を出て伊勢崎ICから信濃町ICまで高速を走り奥社を目指しました。走る距離的には長野ICで下りた方が短いのですが、長野市内等の市街地を走る事になるので信濃町ICまで北上し一般道を南下する事にしました。 この日の天気は晴れの予報でしたが、上信越道の八風山トンネルを抜けると長野の空は雲で覆われています。途中からは小雨が降り出し、戸隠山や高妻山等には雲がかかっていました。雨だと嫌だなと思っていたのですが、実際に現地に行くと雨は降っておらず薄日も差す時もあり、歩くのには丁度良い天気になりました。 駐車場から奥社までは参道を約40分(実際には35分)歩かなければなりません。奥社を一番最初に参拝し、社務所が開く午前9時に着く様にすれば時間節約になります。 その後中社・火之御子社・宝光社を巡り、名物の戸隠そばを食べ、最後に鏡池に寄りました。 |
【奥社・九頭龍社】 御祭神 奥社:天手力雄命 九頭龍社:九頭龍大神 御利益 奥社:開運、心願成就、五穀豊穣、スポーツ必勝 九頭龍社:生命の源、水の恵み、虫歯、縁結び、心願成就 最初に参拝する奥社は、一番北側で戸隠山の麓に位置しています。参道入口に着いたのは8時20分頃で、一番近い駐車場はまだ開いてなく、その先の大きい駐車場(3時間まで600円)はまだ空きがある状態でした。参道入口から奥社までは約2Kmで標高差130m以上あります。約40分歩く事になり大変そうですが、距離が長いので最後の階段以外はそれ程キツクありません。実際私達は35分で着きました。 奥社の大鳥居をくぐり、森の中の真っ直ぐな参道を歩きます。この辺は傾斜がほぼ無いのでのんびり散歩気分です。入口から900m程入ると、奥社参道中間地点の随神門が見えてきました。赤い随神門の茅葺き屋根には苔や草が生え、森と一体になっている様でとてもいい雰囲気です。随神門の先は杉並木で、今までとは雰囲気がガラリと変わります。約500mにわたって200本以上のスギの巨樹が続く杉並木は、神域に入った事を実感し身が引き締まりました。 随神門から少し歩くと参道の傾斜が若干増していきます。やがて奥社が近付き最後の約300mは長い階段が続きます。ただそれ程急な階段では無かったので、凄く疲れたという感じではありませんでした。 参道入口から30分歩いた頃、やっと社務所が見えてきて奥社に到着しました。本殿の背後には戸隠山が聳え立っていて、社殿自体は新しい様ですが何となく歴史を感じる佇まいです。この時はまだ時間が早い為か、境内は閑散としていて落ち着いて参拝出来ました。この後は一段下に鎮座している九頭龍社を参拝し、社務所でご朱印を頂きました。コロナの影響で最近は書置きでの頒布になっていますが、ご朱印帳を購入すれば2社分は予め直書きされているとの事なので購入しました。戸隠神社のHPには1週間前の境内の写真が掲載されており、そこには本殿から社務所前まで参拝の行列が出来ていました。 奥社から参道を戻る時には、すれ違う人がどんどん増えてきます。やはりここを一番最初に参拝して正解でした。奥社を出発して30分弱で参道入口まで戻って来られました。この時の時間は9時40分です。 |
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【中社】 御祭神:天八意思兼命 御利益:学業成就、試験合格、商売繁盛、開運、家内安全 奥社の駐車場から中社までは、2Km程離れているので車で移動します。中社の駐車場は無料で、3段の中社西駐車場と西参道入口駐車場があります。西駐車場の1段目は満車で2段目はバスが入っていましたが、3段目には全く入っていませんでした。 西参道鳥居から境内に入ると、思っていた程参拝者は多くありませんでした。この時は丁度10時頃だったのでまだ時間的には早かったのだろうと思います。それでも本殿参拝の列は出来ていました。五社の中ではやはりこの中社が一番大きく、社殿も立派でした。本殿は中に神楽舞台が設置されている構造で、余り見た事はありませんでした。参拝した後は社務所に御朱印を頂に行きます。ここもある程度待つ様かなと覚悟していましたが、待っている人が1人しかいなく待ち時間も無かったのでラッキーでした。 境内には本殿や社務所の他、清龍殿、樹齢約700年の御神木、さざれ滝、何故か2対ある狛犬など見所はあります。本殿正面の階段を下った先には、大きな杉があります。これは「戸隠の三本杉」の内の1本で、全てが樹齢800年を越える歴史があるらしいです。この更に下には大きな中社大鳥居があります。 ここでの時間が10時20分、直ぐ近くの「うずら家」でそばを食べようと思いたので行ってみました。開店は10時30分からなのですが、店前は凄い人だかりです。入店待ちの名前記入シートは既に5枚目だったので、この時点で100組近く待っている事になります。お店の説明では「待っていて頂かなくも結構ですのでお近くを観光して来て下さい。その簡に順番が来たとしても後から優先的に案内いたします。」との事でした。なので先に徒歩で宝光社まで行って来る事にしました。 |
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【火之御子社】 御祭神:天鈿女命 御利益:舞楽芸能上達、開運、縁結び、防火 中社から宝光社までは徒歩で神道を往復する事にして、まずは途中に位置する火之御子社に向かいます。 中社前の観光情報センター横から神道のスタートです。最初は舗装された道で、500m位歩いた所の分岐を左に入り300m位進むと火之御子社に到着します。中社からは10分少々で約800mの距離を標高差50m下ります。火之御子社は無人の神社で、本殿があるのみなのでご朱印は参拝後に中社か宝光社で頂きます。正面の階段を下るとすぐ鳥居があり、その横には駐車場があります。わずか3台分の駐車場なので空いている事の方が稀で、ここに来るにはやはり徒歩が良い様です。最後に本殿裏にある樹齢約500年の夫婦杉を見てから宝光社へ向かいます。 |
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【宝光社】 御祭神:天春表命 御利益:開拓、学問技芸、安産、裁縫、厄除、家内安全、 火之御子社からは、来た時とは別の道で神道へ戻り宝光社へ向かいます。ここからは森の中を歩く道になり、名前の通り神秘的な神の道といった雰囲気です。途中に伏拝所という所があり、その先の急な坂を下ると約12分で宝光社に到着です。火之御子社からは約1Kmの距離で、標高差50mを下りました。 立派で荘厳な本殿は江戸時代末期の建築で、五社の中で最古らしいです。参拝を済ませた後は、社務所で火之御子社と宝光社のご朱印を頂きます。一応「火之御子社は参拝されましたか」と聞かれますが、「しました」でOKです。ここの名物としては下の道から本殿まで上がる約270段の階段です。神道から来ればこの階段を上らなくも済むのですが、折角なので一番下まで下りて上り直しました。途中からは女坂もあるので、階段が大変な方はこちらが良いかと思います。 下から戻って少し休んだら、神道を約1.5Km歩いて中社に戻ります。中社鳥居の所に着いたのが11時55分で、うずら家が開店してから約1時間半たっています。順番を確認してみると名前記入シートはまだ3枚目です。この後は店先で座って待っていたり、周りをウロウロしたりして時間を過ごし名前を呼ばれたのは1時間たった12時55分頃でした。合計2時間半待ったそばは、コシがありそばの風味もシッカリしていてとても美味しかったです。店員さんの対応もとても良く、人気で行列が出来る店である事は頷けます。 |
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【鏡池】 そばを食べた後は、中社を通って駐車場へ戻ります。午前中に来た時よりも人は多く、本殿参拝の列は倍くらいに長くなっていて、社務所の列も10人位はいたと思います。やはり早い時間に済ませるのが正解です。 最後は車で鏡池に向かいます。中社から奥社へ行く途中から約2Km入った所に鏡池はあります。朝は雲の中だった戸隠山は綺麗に見えています。ただ残念なのは風が吹いていて水面が少し波立ってしまい、鏡になっていなかった事です。ここは池の水面に映る戸隠山が撮影スポットとして有名なので、それを見る事が出来なかったのが心残りでした。 この後は来た時と同じ道を戻り、信濃町ICから高速に乗り桐生へ帰りました。 |
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