名 称 |
諏訪大社四社まいり・釜口水門・木落し坂 (上社前宮・上社本宮・下社秋宮・下社春宮) |
所在地 |
長野県茅野市・諏訪市・下諏訪町 | |
日 付 |
2022年11月3日 |
場所確認 |
上社前宮 上社本宮 下社秋宮 下社春宮 釜口水門 木落し坂 |
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コメント |
今年の秋の観光は、有名な諏訪大社の参拝に行ってきました。全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社で、諏訪湖周辺の二社四宮を合わせて諏訪大社と呼んでいます。今回はこの四社を上社前宮・上社本宮・下社秋宮・下社春宮の順で巡り、御朱印を頂いできました。また四社まいりが完成すると、最後のお宮で参拝の記念品が頂けます。記念品は数量限定で無くなると別の品に変わる様で、この時はオリジナルのがま口でした。 この日は朝5時に出発して伊勢崎ICから佐久ICまで高速を走り、その後は一般道で白樺湖の横を通り最初の目的地の上社前宮を目指しました。家を出た時は晴れていたのに、上信越道の八風山トンネルを抜けると長野の空は雲で覆われていました。それでも徐々に雲が切れて来て、白樺湖が近くなると晴天になっていました。 諏訪大社は諏訪湖の南側に上社、北側に下社が位置しています。そして前宮と本宮は約1.5Km、秋宮と春宮は約1Km離れた場所にあります。上社の前宮と本宮を参拝した後に下社へ向かう途中、釜口水門に寄りました。ここからは諏訪湖越しの八ヶ岳が良く見えていました。その後下社の秋宮を参拝した後に、近くで蕎麦を食べて春宮を参拝しました。 四社まいりを終えた後、御柱を滑り落とす木落し坂へ寄ってから桐生へ帰りました。 |
【上社前宮】長野県茅野市宮川 御祭神 建御名方神(たけみなかたのかみ) 八坂刀売神(やさかとめのかみ) 上社前宮は諏訪信仰発祥の地と伝えられています。現在の社殿は昭和七年伊勢の神宮の御用材を以て建られたものです。 一之鳥居前信号の反対側に駐車場はあり、一之鳥居を抜けると細い階段でその先が十間廊や内御玉殿のある境内です。右奥には社務所があり、先ずここで御朱印を頂きました。二之鳥居を抜けて行くとコンクリートブロック敷きの坂道になり、ここを200m程上ると拝殿でその奥が本殿です。上社前宮は四社の中で唯一本殿を有する神社です。また、諏訪大社では本殿や拝殿を囲む様に四本の御柱が立っています。そしてまたもやこの前宮は四社の中で唯一、四本の柱全てを直接触る事が出来る神社です。時間は10時前で少し早かったせいかもしれませんが、四社の中で一番参拝者が少なかったです。 |
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【上社本宮】長野県諏訪市中洲宮山 御祭神 建御名方神(たけみなかたのかみ) 八坂刀売神(やさかとめのかみ) 上社本宮は拝殿のみで本殿を持たない諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で一番多く残っています。また神体山を拝するという特徴を持ち、現在では守屋山を神体とする説が一般的になっています。 駐車場から赤く色付いたモミジが並ぶ北参道を進むと、大鳥居に突き当たります。ここを抜けると広い境内に入り、先ずは右手の社務所で御朱印を頂きます。大鳥居から入った正面には階段があり、その上が拝殿のある場所です。この本宮に境内を巡る推奨ルートがあります。本来は正面の階段は上らず左手に進み、神楽殿の前を通過し南鳥居側から布橋を通って拝殿に向かうらしいです。でも今回はこれを知らず正面階段を上って、逆回りをしてしまいました。 参拝は拝殿で行うのですが、御祈祷者以外は近くまでは行けず一般は参拝所でお参りする事になります。参拝所の前には斎庭があり、拝殿までは少し距離がありました。前宮以外の御柱は、二本が触れられる位置で二本が遠くに位置しています。宝物殿の横には四之御柱奉拝所があって遠くに見る事は出来ます。その後は逆回りですが布橋を通って境内を一周しました。大きな太鼓のある立派な神楽殿がありましたが、神楽自体は残念ながら現在では途絶えている様です。 前宮に比べて本宮は、やはり参拝者が多いです。四社まいりはせずに、この本宮のみ参拝をするという人が多いのだと思います。 |
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【釜口水門・諏訪湖】長野県岡谷市湊 上社本宮から下社秋宮へ行く途中に、諏訪湖の最西端にある釜口水門に立ち寄りました。 諏訪湖は天竜川の水源地として、また天然のダム湖として貯えられた水を利用したり、ダムとして洪水を防ぐなど大きな役目を果たしています。この諏訪湖の水の力を有効に利用する為に、諏訪湖から天竜川に流れ出す水量を調節したり、諏訪湖の水面の高さを調節する目的で建設されたのがこの釜口水門です。 水門から見る諏訪湖はとても綺麗で、正面の対岸には八ヶ岳が良く見えていました。 |
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【下社秋宮】長野県諏訪郡下諏訪町 御祭神 建御名方神(たけみなかたのかみ) 八坂刀売神(やさかとめのかみ) 八重事代主神(やえことしろぬしのかみ) 下社秋宮には身長1.7mで日本一大きな青銅製の狛犬や、国の重要文化財である長さ7.5m・重さ900Kgの大注連縄が飾られた神楽殿など見所の多い神社です。毎年8月から翌1月にかけて祭神が祀られている為、秋宮とよばれています。 駐車場は正面鳥居右側の道を入った先にあります。収容台数は多い様ですが、ほぼ満車状態だっだので出る車を待って駐車しました。よく見ると下の方にも駐車場はあり、そこは空きがある様でした。正面の鳥居を入って、最初に目に付くのが樹齢約八百年の「根入の杉」と呼ばれる御神木です。そして境内の右手に社務所があるので、まず御朱印を頂きました。境内を奥へ進むと青銅製の狛犬を両脇に従えた神楽殿があり、その奥が左右に片拝殿が並ぶ二重楼門造りの幣拝殿です。拝殿の周りには四本の御柱が立ち、一と二の柱は触る事が出来ます。 正面鳥居から延びる参道は商店街になっており、参拝者でに賑わっています。参拝を終えた時はお昼を過ぎていたので、山猫亭というそば屋さんで昼食を頂きました。 |
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【下社春宮】長野県諏訪郡下諏訪町 御祭神 建御名方神(たけみなかたのかみ) 八坂刀売神(やさかとめのかみ) 八重事代主神(やえことしろぬしのかみ) 下社春宮は神楽殿と拝殿、左右片拝殿及び御宝殿へ続く建物の配置は秋宮と同じです。参道の途中にある下馬橋は室町時代の造営で、下社では最古の建造物となっています。毎年2月から7月にかけて祭神が祀られている為、春宮とよばれています。 駐車場は鳥居手前右側にあり、秋宮に比べると駐車台数は少ないです。この時も満車状態で出る車を待って駐車しました。境内に入ると右手に社務所があるので、まず御朱印を頂きました。ここで四社まいりが完成したので、記念のがま口も頂きました。社殿には大隅流宮大工たちの手により、獅子・鶏・竹・龍などの見事な彫刻が施されています。ここでも拝殿の周りには四本の御柱が立ち、一と二の柱は触る事が出来ます。 春宮の西側には砥川が流れていて、そこの中州は浮島と呼ばれ浮島社があります。その浮島の更に先には「万治の石仏」と呼ばれる石像があります。 |
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【木落し坂】長野県諏訪郡下諏訪町 諏訪大社の四社を巡り終え春宮から帰る途中、道の脇にある下社の木落し坂に寄りました。 七年に一度執り行われる「御柱祭」では、直径約1m、長さ約17m、重さ約10t 以上にもなる樅の巨木を山から曳き出し、諏訪大社四宮の社殿の四隅に建てます。その途中で行われる「木落し」は、ここ「木落し坂」が舞台になっています。実際に行ってみると普通の斜面に見えますが、上から見ると迫力のある坂です。坂の上には模擬御柱が置かれており、「木落し」の雰囲気を少し味わう事が出来ました。 |
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