自宅から北関東自動車道(太田桐生IC〜日立南太田IC)を185Km、3時間弱走った所に竜神峡があります。この渓谷には歩行者専用吊橋としては日本で2番目の長さ(375m)を誇る竜神大吊橋がかかり、有名な観光スポットとなっております。2006年までは日本一でしたが、大分県の「九重”夢”大吊橋」(390m)の完成によりその座を明け渡す事になりました。
竜神大吊橋には無料駐車場が3ヶ所あり、9時半頃着いた時には第1駐車場は既に満車で入り待ちの列が出来ていました。待ち時間が勿体無いので少し下の第2駐車場に車を入れて歩いて大吊橋まで向かいます。途中からは近道の階段もあり、5分も歩けば着く距離です。
第1駐車場に着いて先ず目に付いたのは竜を形どった主塔です。吊橋の両端にどっしりとした形で橋を支えています。主塔の横には券売所があり、大人1人300円を払って渡ることになります。橋はダム湖面からの高さが100mで、高度感もあり眺めは抜群です。竜神大吊橋の途中には何ヶ所か下をのぞけるガラス板の窓があります。上に立つとまるで宙に浮いているかの様な気になるのでお勧めです。
竜神峡の渓谷美を見るにはここでは物足りないですが、紅葉は見頃を迎えており山が綺麗に色付いていました。本来の竜神峡を楽しむのであれば、ダム湖周辺を巡るハイキングコースを歩いた方が良いと思います。このハイキングコースへは吊橋対岸の休憩所から降りる事が出来ます。ただここは急で長い階段の為、足腰の悪い方へはお勧め出来ません。それに加えて一番下には回転扉(バー)があり、外から中に入る事は出来ないので注意が必要です。実は私達この事に気付かず、うっかり扉から外に出てしまいました。ハイキングコースをダムまで行けば券発所の脇まで戻る道があるのですが、吊橋を渡って戻りたかったので吊橋を真下から眺めた後に回転扉まで戻り、悪い事とは知りながら乗り越えてしまいました。本当に御免なさい。登り100mの階段は相当きつく、息を切らしながら何とか戻りました。
11時半頃駐車場に戻る時には、ガラガラだった第2駐車場も満車で入り待ちの車もあるほどです。この後、先程近くまで行った竜神ダムに車で向かいました。100m下から見上げる吊橋も良いものです。
帰りは時間も早かったので、大洗経由でドライブして桐生に戻りました。 |