平成19年(2007年)8月30日、本州最大の湿原を持つ尾瀬は、会津駒ヶ岳と田代山・帝釈山の周辺地域を新たな国立公園区域として編入し、新たな一つの国立公園、「尾瀬国立公園」として指定されました。
新たな国立公園の誕生は、昭和62年(1987年)7月に釧路湿原国立公園が指定されて以来、20年ぶりのことです。これにより、日本の国立公園の数は29となりました。
尾瀬には二つの日本百名山、至仏山と燧ケ岳があります。当初の予定は14日に至仏山、15日に燧ケ岳に登る予定だったのですが、都合により燧ケ岳は中止しました。
至仏山の山行記録はこちらをご覧頂き、ここでは尾瀬ヶ原の湿原と見かけた花を紹介しようと思います。
この時期の尾瀬は水芭蕉やニッコウキスゲの花も終り、これといって見るものが無いようです。時間も午後2時を過ぎると歩いている人も少なく「本当にあの有名な尾瀬なのか」と思うほどの静けさです。これが花の時期だとゆっくり止まって見る事も出来ないほどの混雑になるらしいです。
尾瀬ヶ原は山ノ鼻から見晴十字路まで5Km以上も木道が続いています。至仏山を登った後のこの距離はきつかったです。尾瀬をゆっくり堪能するには、登山とは別に来る必要がありますね。
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