名 称 |
チャツボミゴケ公園 野反湖 旧太子駅 |
所在地 |
群馬県吾妻郡中之条町六合地区 | |
日 付 |
2018年7月14日 |
場所確認 |
チャツボミゴケ公園 野反湖 旧太子駅 | |
コメント |
今年は観測史上初めて6月に梅雨が明け猛暑が続いていたので、涼しさを求めて中之条町の六合地区に行って来ました。中之条町と言っても旧六合村なので新潟との県境に近く、休憩を含めると3時間位かかってしまいます。
メインの目的地は野反湖なのですが、そこだけでは勿体ないので近くにあるチャツボミゴケ公園に寄ってから行く事にしました。 JR長野原草津口駅の先を右に入ると、そこは既に六合地区です。道の駅六合を過ぎると草津へ向かう峠があり、その峠が終わった所を右に入ります。ここから道は細くなり、途中品木ダムの脇を抜けてそのまま暫く行くとチャツボミゴケ公園です。管理棟の近くの駐車場に車を入れ、受付で入場料500円を支払います。実際のチャツボミゴケ群生地は、1Km以上先の穴地獄です。昨年までは奥まで車で行けたらしいのですが、今年からは環境保全の為一般車両通行禁止となり、シャトルバスでの移動となりました。バスの料金は100円で受付の乗車場所に料金箱が設置されています。もちろん徒歩での移動も可能です。穴地獄のバス停から群生地の穴地獄までは、約300mの上り坂です。標高は1250m位の所ですが、やはり歩くと暑いです。穴地獄は小さな池が重なる様に点在し、その周りをチャツボミゴケが群生しています。コケは周りの緑とは違い、深い色で立体的に浮き上がって見えます。池の水には空や周りの緑が反射して神秘的な雰囲気です。穴地獄を取り囲む様に木道が設置されており、色々な角度から見る事が出来ます。観光客はそこそこ居ますが、混雑する程ではなく良い穴場だと思います。 チャツボミゴケ公園からはまた山道を走り県道405号線に出て、「野のや」とういそば屋で昼食を食べてから野反湖へ向かいます。富士見峠を通り過ぎ北側の野反湖展望台まで行きましたが、この辺はノゾリキスゲが少なく観光客もここまでは余り来ない様です。白砂山やエビ山への登山口はこの近くなので、いづれまたここには来る事になると思います。この後富士見峠に戻りましたが、野反峠休憩舎の前の駐車スペースは満車だったので下の第一駐車場に入れました。ここの標高は1550m位あり風が通り抜ける所の様なので、流石に涼しく感じます。富士見峠から野反湖畔までは50mの標高差があり、この斜面にノゾリキスゲが群生しています。若干傾斜がキツイ所もありますが、湖畔まで下りる事が出来る遊歩道が整備されておりノゾリキスゲの中を歩けます。黄色く染まった斜面は、遠くで見ても近くで見ても綺麗でした。この遊歩道を歩く観光客も意外と多く、みんな息を切らしながら斜面を登っています。野反湖が涼しいと言っても、ここを歩くと体は熱くなり背中は汗でビッショリになってしまいました。 野反湖から帰る途中、道の直ぐ下にある旧太子駅に寄りました。太子駅が使われていた旧太子線は、現在のJR吾妻線が昭和20年に長野原線として開通した際に、長野原(現:長野原草津口)駅から太子駅までが群馬鉄山(現チャツボミゴケ公園)の鉄鉱石運搬の専用線として開業し、昭和27年に国鉄に移管されました。昭和29年より客車の乗り入れが開始されましたが、昭和45年9月に営業を廃止し昭和47年3月に廃線となりました。その後太子駅跡地は公園となり、鉄橋やトンネル、ホッパーの基礎(コンクリート建造物)や車止めは残されていました。そして平成25年度より復元整備が進められ、平成30年4月に廃線のホームやレール、駅舎が公開され当時の写真や生活用品などを展示しています。ホームやホッパーを近くで見学するには、200円の入場料が必要です。 その後は道の駅八ッ場ふるさと館に寄って帰りました。 |
お祭り応援隊 彩好館 お祭り用品が、一点からでも大幅割引販売。 粋な伝統 和好 彩好館の商品を楽天市場でお買い物。 |