今年も春の遠出はGW時期を外してt千葉の鋸山へ出かけてきました。
朝5時半に家を出て東北自動車道を東京へ向かいます。上り車線は特に混雑はなく順調に走り、朝食をとる為蓮田SAに寄り牛丼の吉野家へ。そこで見慣れぬ「コンボ」というメニューを発見しました。看板によると日本で唯一この店で提供しているメニューらしいです。海外の吉野家では提供されているメニューで、「ビーフ&チキン」と「ポーク&チキン」2種類があり、日本ではこの店だけで試験的に販売されている様です。美味しかったですよ。
高速道は東北道から首都高に入った途端に渋滞がで、走ったり止まったりを繰り返します。東京湾アクアラインの海ほたるが次の目的地ですので、堀切JCTから向島線へ入ります。中央環状線は渋滞が続いていたようですが、こちらはスムーズに流れていました。
アクアラインも順調で、海ほたるへも待ち時間無しで入れました。海ほたるは3回目ですが、今まではトイレ休憩程度でしかなかったので、今回は色んな所を回ってきました。
海ほたるから千葉側へ行くのは今回が初めてです。千葉に入ってからは館山自動車道を南下し、富津金谷ICを下りて約5分で鋸山ロープウェーに到着しました。着いたのは9時50分、混んでいるかなと思っていましたが予想外に空いていました。ロープウェーは15分間隔で運転されており、10時発にすんなり乗ることが出来ました。山頂駅の屋上には展望台があり東京湾を見渡すことが出来ます。この日はあいにく視界が悪く川崎側がやっと見える程度でした。
山頂駅から歩き始め少し下った所に日本寺の入口があり、拝観には大人1人600円かかります。ここの見物は百尺観音、地獄のぞき、千五百羅漢道、大仏等です。
百尺観音は石切場跡に観音像を彫刻した物で、高さは100尺(約30m)あります。百尺観音の先を見上げると地獄のぞきが見えます。
ここから少し戻り長い階段を息を切らしながら登ると山頂展望台で、その一角に地獄のぞきがあります。GW中などは覗くのに順番待ちする事もある様ですが、この日は空いていてゆっくり覗くことが出来ました。確かに突き出している岩の上なので高度感はありますが、恐怖感は特に感じませんでした。多分登山で高い所に登り慣れているからだと思います。でもさすがに眺めは文句無しです。
ここから大仏までは下るのみです。1500体以上の石仏が安置されている千五百羅漢道を巡って行きます。
日本寺の大仏は日本一の大きさらしいです。総高31.05mあり、奈良東大寺大仏の18.18mを大きく上回っています。確かに大迫力でした。
日本寺の本堂は昭和14年火事により焼失してしまいました。復興計画は焼失当時から立てられていたのですが、諸事情により遅れてしまい昨年よりやっと本堂周辺の建設工事が始まった様です。実はこの事を知らずに本堂にお参りしようと思って行った所、工事をしていたのでびっくりしてしまった次第です。
ここからロープウェー山頂駅まで戻るのが一苦労です。急な階段を一歩一歩息を切らしながら登ります。最近は登山をする機会が少なく体力も落ちてるので大変です。体力に自信の無い人は覚悟しましょう。
山頂駅に戻るとロープウェーは10分間隔で運転されていました。徐々に混み始めてきた様で、駐車場に入る為車が何台か待っていました。いつも思うことですが、観光地には早い時間に来たほうが良いですね。
時間も12時になりお腹も空いてきたので、近くにある「ザ・フィッシュ」というレストラン&おみやげ屋さんで昼食をとりました。名前がフィッシュだけあって魚を使った料理がほとんどです。そしてここで有名なのは、モンドセレクションを受賞している「のこぎり山」という手作りのバームクーヘンです。お土産に買ってきましたがとても美味しかったです。
「ザ・フィッシュ」を出たには13時頃、このまま帰るのはまだ早いので高速から見えた東京湾観音に寄ってみる事のしました。鋸山から木更津方面に向かい、約18Km30分で着く場所にあります。観音様の高さは56mあり遠くから見てもその大きさは分かります。近くに行ってみると更に大迫力、見上げると首が痛くなるほどです。観音様の中に入る拝観料は500円、上からの眺めは良いと思いますがこの日はイマイチだったし足も疲れていたのでパスしました。
帰りはアクアラインを通らず東関東道経由で特に渋滞も無く無事帰ってきました。 |