名 称 |
鬼怒川温泉 あさやホテル 鬼怒川温泉駅 |
所在地 |
栃木県日光市鬼怒川温泉 | |
日 付 |
2024年6月1-2日 |
場所確認 |
あさやホテル 鬼怒川温泉駅 | |
コメント |
母の卒寿祝い(90歳)で10年ぶりに家族旅行に行って来ました。我が家4人と娘夫婦2人の2家族6人です。母も年齢的に長時間移動はキツイので、2時間以内に着ける鬼怒川温泉に行く事にしました。こちらからは車で向かい、娘夫婦とは鬼怒川で合流します。宿泊したホテルは鬼怒川温泉で一番人気の「あさやホテル」です。総客室数192部屋の大規模ホテルで、和洋中100種の料理を揃えるブッフェレストランや鬼怒川温泉で一番高い所にある空中庭園露天風呂が有名です。今までは比較的小規模で静かな宿が多かったのですが、今回は色々な温泉に入りたくてこのホテルに決めました。 この日までの数週間は週末になると天気が良くなっていたのですが、数日前に台風が南岸を通過しその影響で今回の週末は不安定な天気になるとの事でした。初日は朝から曇りで昼過ぎには所々でにわか雨の予報です。11時頃家を出て、途中で昼食としてそばを食べて、直接鬼怒川には向かわず日光の華厳の滝に寄りました。華厳の滝からは鬼怒川温泉へ向かいますが、いろは坂を下り切った所から雨が土砂降りになり神橋手前まで続きました。そこを過ぎると雨は弱くなり、鬼怒川温泉へ着いた時には雨が降った形跡もありませんでした。 あさやホテルに着いたのは15時15分頃でチェックインは15時からですが、既に多くの宿泊客が手続き中です。一旦部屋に入って少し休んでから、16時3分鬼怒川温泉駅着のスペーシアXに乗ってくる娘夫婦を迎えに駅まで行きます。ホテルから駅までは車で5分位で少し早めに着いてしまったのですが、それが幸いしてSL大樹の転車作業を見る事が出来ました。 ホテルに戻ったのは16時20分で、夕食は18時からなので1時間半ほど時間があります。このホテルには吹き抜けのある秀峰館1階と宿泊している八番館地下1階に大浴場があり、秀峰館13階に朝夜で男女入れ替えの空中庭園露天風呂があります。先ずは八番館地下1階の大浴場「滝の湯」に入ります。ここは内湯と半露天風呂があり、座湯でのんびりする事も出来ます。浴場内には色々な種類のシャンプーやコンディショナーを使える「シャンプーバー」も用意されていました。 夕食は八番館1階にある料亭「日光」の個室食事処でいただきます。このホテルの食事と言えばブッフェが有名で好きな物を好きなだけ食べられる事が良いのですが、今回はお祝い旅行という事でゆっくり静かに食事ができる個室食事処を選びました。 食事の後は少し部屋で休んだ後にまた風呂に行く事にします。今度は秀峰館13階の空中庭園露天風呂です。ここは月毎に男女のスケジュールが異なり、6月は舟風呂のある南側は男性が午後で女性は午前中でした。舟風呂は実際に鬼怒川のライン下りで使われていた船を改良して浴槽にしたらしいです。風呂に入る為、外に出てみると雨が思ったより強く降っています。湯船に入っている時は大丈夫ですが、湯船から出ると背中に当たる雨が冷たかったです。舟風呂ときぬ姫の湯に入った後は、仕上げに内風呂に入ってから出ました。 この後はついでなので、同じ秀峰館1階にある大浴場「麻の湯」にも入る事にします。クリスタルエレベーターで一番下まで降りると大浴場です。ここは八番館の大浴場よりも広く、サウナやジェットバスが備わっています。ここも鬼怒川側が見えるので、闇夜を走る電車が銀河鉄道の様に見えていました。風呂に入っている人は数人しかいなく、のんびりする事が出来ました。部屋の戻ってからは、ゆっくり過ごして就寝しました。 翌朝は6時半頃から朝風呂です。前日は男女入れ替え制で入れなかった空中庭園露天風呂の北側に入ります。この日の朝は昨夜の雨とは違い青空で、周りの景色もきれいに見え気持ち良く入浴出来ました。こちら側は寝湯や立湯があり、南側とは違う趣で温泉を楽しむ事が出来ました。部屋に戻ってからは、朝食までの間に最後の仕上げで部屋の眺望風呂に入りました。これで入れる風呂はコンプリートです。朝食は8時から昨夜と同じ料亭「日光」の個室食事処です。 8時40分頃に朝食を終えチェックアウトは10時にする予定なので、それまでの間にふれあい橋まで散歩に行って来ました。部屋に戻ったのが9時40分頃だったので、急いで荷物をまとめて部屋を出てチェックアウトに向かいました。 2日目は東武ワールドスクウェアに寄ろうと思っていたのですが、雨が降る予報が出ている事と母が長く歩くのが辛そうだったので、特に何処のも寄らずに帰る事にしました。娘夫婦は10時25分の列車に乗るという事なので、私の車とタクシーの2台に分乗して鬼怒川温泉駅へ向かいます。駅へ着いたのは10時10分頃だったので、満席ではなかったのですが隣同士の座席がありません。仕方なく次の11時10分に乗る事にしたとの事です。でもこれが幸いして、10時40分からのSL転車作業を見る事が出来て喜んでいました。二人を見送った後は鬼怒川を出て、今市の道の駅に寄り日光で水羊羹を買って桐生へ向かいます。途中で昨日以上の土砂降りに何回か遭遇しましたが、予定より早く午後2時前には無事家へ帰る事が出来ました。 |
奥日光は今にも雨が降り出しそうな天気で男体山は雲に隠れていましたが、華厳の滝は良く見えていました。今年の中禅寺湖は水位が低く中禅寺ダムの放水量を少なくしている為、滝を落ちる水量も少なく迫力に欠ける華厳の滝でした。雨はポツポツ落ちてきましたが、幸いにも傘を差さずに済む程度で助かりました。 | ||
娘夫婦を迎えに行った鬼怒川温泉駅では、SL大樹の転車作業を見る事が出来ました。SLの様に前後の決まっている列車の向きを変えるのが転車台で、丁度この時がその転車時間だった様です。SLが転車を終えて本線に戻って行くと、すれ違で娘夫婦が乗るスペーシアXが入線してきました。一度は乗ってみたい列車です。 | ||
ホテルのエントランスを入ると巨大な吹き抜けロビーが目に入って来ます。秀峰館中央の10階分が吹き抜けになっていて、クリスタルエレベーターからはロビーを見下ろす事が出来ます。 | ||
この日宿泊する部屋は八番館の眺望風呂付和洋室で、2部屋確保しました。10畳の和室にセミダブル2台のベッドルーム、広縁と温泉がかけ流しの眺望露天風呂が備わっている贅沢な部屋で、ベランダからは下を流れる鬼怒川が良く見えます。 | ||
夕食は八番館1階にある料亭「日光」の個室食事処でいただきます。料理は1品ずつ運ばれてくる地元の食材を生かした会席料理の湯坂コースです。先付けから水菓子(デザート)まで9種類の料理がタイミング良く出て来て、どれも美味しく大満足でした。肉好きの我が家は、これに追加して別注料理のとちぎ和牛の陶板焼きを注文しました。 八番館6階のエレベーターホール前にはプレミアムラウンジがあります。このラウンジは八番館客室と秀峰館の貴賓室と和洋室「雅」に宿泊している客が利用できます。ここにはコーヒーや各種紅茶、お菓子が用意されていて、14〜17時には抹茶の提供もされています。 朝食は昨夜と同じ料亭「日光」の個室食事処で、10種類以上のおかずが用意され朝から大満足の食事でした。 |
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朝食後の散歩で外へ出たら少し雨が降っていたので、ホテルの傘を借りて出かけます。玄関前からふれあい橋までは約700mで歩いて10分程度で、途中雨が降ったり止んだりしていました。この橋は歩行者専用で橋から眺める鬼怒川はとても綺麗で、対岸の階段には大きな鬼の絵が描かれています。その階段を登って対岸の道を歩きましたが、この辺には廃業してしまった俗に言う「廃業ホテル」が並んでいます。くろがね橋の所には「鬼怒子の湯」という足湯があり、橋から上流を見るとあさやホテルが見えていました。この橋を渡ってホテルに戻る、約2Km30分の散歩でした。 | ||
昨日に続いて2日目もSL大樹の転車作業を見る事が出来ました。この日は時間に余裕があったので、転車台に入る為にポイントまで往復するSLを連絡橋から見る事が出来ました。 |
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