|
|
|
|
||||
|
2011年7月17日宿泊 |
場所確認 |
あかん鶴雅別荘 鄙の座 | ||||
|
北海道2泊目はここも2度目となる、阿寒湖温泉の「あかん鶴雅別荘 鄙の座」です。 2年前にはじめて泊まった時に、静かで落ち着いた雰囲気と豪華な食事に魅了され再び宿泊する事にしました。 今回の部屋は「湖の座スイート」、93m2の部屋は湖面側に和室とリビング・露天風呂が面した「天の座」に次ぐ豪華な部屋です。前回は「風の座」という露天風呂のみが湖に面した部屋でしたので、今回は是非とも全面が湖に面した部屋に泊まろうと思っていました。 旅行社の予約開始日には希望していた「湖の座」は既に一杯になっていました。「天の座」ならば空きがあるとの事だったので、一応押さえてもらいました。その後「鄙の座」のHPで空き室を確認したら「湖の座」に空きがあった為、こちらに予約を入れ旅行社はキャンセルさせて頂きました。湖に面した部屋が希望でしたが、「天の座」は広すぎて持て余してしまいそうなので「湖の座」を狙っていました。 夏の時期のホテルは何処でも1年で最も高い宿泊代になる時期です。「湖の座」もはっきり言って高いです。でも1年間頑張ってきた自分とそれを支えてくれた妻へのご褒美として、少し無理をして贅沢をさせて頂きました。 |
16時20分、オンネトーから約20分、雨の中を走り2年ぶりに阿寒湖温泉の「あかん鶴雅別荘 鄙の座」に到着しました。 ホテルの前には車が数台止まっており、既に多くの宿泊客が入っている様でした。こんな天気ではゆっくり観光という気分では無いからでしょうね。 車を入口で預け、エントランスからホテルに入るとギャラリー「湖森の座」のシマフクロウが迎えてくれました。鄙の座へまた来たんだな、という実感が沸いてきます。 |
||
中に入るとロビーラウンジを抜けて奥のテーブルに案内されます。Welcomeスイーツを頂きながらチェックインを行いますが、サイン等は一切行いませんでした。2回目の利用だったからでしょうか? 館内の説明も2回目なので簡単です。前回は選んだカラフルなゆかたも今回はパスしました。着れば雰囲気はアップしますが、女性は着るのが大変な上に帯で締め付けらる為食事の時に苦しくなってしまいます。前回経験を教訓にした妻の判断です。 |
||
今回の部屋は5階507号室の湖の座スイート「珠日(あけび)」です。エントランスから廊下を通り部屋に入るとカウンターがあり、湖が見える大きな窓があります。93m2の部屋は広々としており、超豪華としか言いようがありません。リビングには大きなソファーとマッサージチェアーがあり、そのマッサージチェアーに座ると湖が目の前に広がります。ただ、外は雨で阿寒湖が綺麗に見えないのが残念です。 | ||
部屋には10畳の和室と、その奥には大きなベッドが2台置かれたベッドルームかあります。それぞれ障子で仕切ることが出来ますが、開けておいた方が開放感があって良いです。 | ||
洗面室(パウダールームと言うらしい)と露天風呂は硝子1枚隔てているだけなので、この部屋からも露天風呂越しに湖を望むことが出来ます。檜の露天風呂は広々としていてゆったり出来ます。お湯の温度調整はここでは出来なく、変えてもらうにはホテルにお願いする必要があります。 部屋の露天風呂には食後に入ろうと思い、食事前には7階の大浴場へ行ってきました。大浴場と言うほどの広さではありませんが、宿泊人数から考えれば丁度良い広さかもしれません。露天風呂は冷たい風は勿論、雨も意外と気持ちよかったです。 |
||
大浴場から部屋に戻って外を見ると雨が上がった様で阿寒湖もハッキリ見えて来ました。このまま天気が良くなってくれれば有り難いのですが。 今回は18時から食事のお願いをしました。2階の料理茶屋「ひな」の個室にて食事を頂きます。 まずは食前酒からスタートです。 続いて前菜として、男爵ポテトソース(雲丹・蟹・百合根)、滝川豆腐(北海島海老・スナック豌豆)、鱈場蟹内子出されました。正直雲丹や内子は余り好きでは無いのですが、食材が新鮮な為か臭みも無く美味しく食べられました。 |
||
差味は、奄美産本鮪、釧路産たんたか鰈、網走産活毛蟹、紋別産牡丹海老、等新鮮な魚が並びます。醤油と塩が用意され、好みの味で頂けます。 生が苦手と伝えておいた妻用には、鱈場蟹やアスパラの天婦羅を用意してくれました。 鍋は、鄙の座名物 根室産きんき鍋です。高級魚きんきの上品な味と食感は、さすが名物と言うだけあり絶品です。 |
||
焼物は2種類から選べ、私は阿寒湖産姫鱒塩焼き、妻は羅臼産目抜木の芽焼きを食べました。 煮物も2種類で、妻が身欠き鰊と茄子炊き合せ、私が鱶鰭茶碗蒸しを選びました。 どれも新鮮な食材を生かした調理で、美味しいの一言です。 |
||
強肴は、富良野産和牛ローストビーフです。脂の差し具合が絶妙な肉で、口の中に入れるととろけてしまう程の最高のローストビーフでした。 この辺にくると、徐々にお腹が膨れて来てしまいました。昼の食事を一杯食べてしまった事が影響しているようです。 台の物は、毛蟹姿盛りで2人で1杯出されます。妻も私以上にお腹が一杯になり蟹を食べ切れません。私も自分の分を食べるのに精一杯で、勿体無いのですが少し残してしまいました、 |
||
食事は、蟹炊き込み御飯です。先程出された毛蟹をこれにトッピングすると超豪華な蟹御飯になります。お腹が相当一杯でしたが、お替りして出された御飯を完食しました。 菓子は、パティシエのスペシャルデザートと称する、フロマージュ・ブラン、ベリーソース、シャーベット乗せです。相変わらず手の込んだデザートで、目でも楽しませてくれます。飲み物は紅茶を頂きました。 食事が終わったのは20時、丁度2時間の豪華な夕食は期待を裏切りませんでした。ただ残念だったのは、夜の事を余り考えずに昼に一杯食べてしまった事です。時々この様な失敗をしてしまう事があるので、反省しなければなりません。 部屋に戻った後、少し休んでから今度は部屋の露天風呂に入りました。檜の香りが漂い、広くてゆったり入れる風呂です。外は殆んど明かりが無いので夜景を楽しむほどではありません。でも涼しい風が入ってきて露天風呂の雰囲気は十分味わえます。 |
||
翌朝は6時前に起床しました。外を見ると若干霧はかかっていますが雨は降っていません。7時半にお願いした朝食までは時間があるので、阿寒湖畔を散歩することにします。 ホテルの外観はそれ程大きくはありません。少ない宿泊客に十分行き届いたサービスを提供するには、丁度いい大きさかもしれません。湖側から見て左側の上から2番目が私たちの部屋です。左側の3〜6階が「湖の座」、右側の3〜6階が「天の座」となっています。 鄙の座から遊覧船乗り場を過ぎて「湖のみち」を進むと、地中からガスがボコッボコッと煮立つ様に噴出している「ボッケ」と呼ばれる所があります。本当はそこまで歩いて行きたかったのですが、最近ボッケ遊歩道でヒグマがの目撃情報が相次ぎ危険防止の為遊歩道は立ち入り禁止になっている様です。またもや残念です。 |
||
今度は阿寒湖畔を「幸運の森」桟橋方向へ歩いていきます。桟橋の先端に行くと、鄙の座のある「まりのも里」桟橋周辺や姉妹館の大型ホテル「あかん遊久の里 鶴雅」が良く見えます。 この頃になると雲が薄くなり、隙間から青空がのぞいて見えるようになってきました。天気が良くなる兆しがあります。 この後はアイヌコタンまで行き、阿寒湖温泉の商店街を歩いてホテルに戻りました。 |
||
7時30分、朝食を食べに昨晩夕食を頂いた部屋へ向かいます。 テーブルにはほとんどの品が並べられています。料理自体は朝食らしくシンプルなのですが、その種類が多く一品一品は少なくも全体では大変な量になります。ホタテの殻焼き、黒豆納豆、漬物、焼き海苔、サラダ、焼魚他それぞれがとても美味しいので、いつの間にか食べてしまったと言う感じです。でも、やっぱりお腹は一杯です。最後にフルーツとコーヒー頂いて朝食は終了です。 |
||
朝食の後は1階にある売店へ行き、お土産を何点か購入しました。 部屋に戻ると8時30分、窓から雲が切れ始めた空が見えています。前回は8時30分頃にチェックアウトしているので、今回は少しゆっくりしようと思いホテルを9時に出る予定でいます。ホテルから送る荷物と持ち帰る荷物を仕分けし帰る準備をしている間に青空は更に広がってきました。最終日だけは何とか良い天気になりそうで安心しました。 前回泊まった時に思った「次は全面阿寒湖の見える部屋で」と言う目標は達成しました。次また阿寒湖に来る機会があるかどうかは分かりませんが、もし来る事があれば是非ここに泊まりたいと思います。 9時、晴れてきた空の下摩周湖へ向けて出発です。 |
お祭り応援隊 彩好館 お祭り用品が、一点からでも大幅割引販売。 よさこい彩好館 よさこい衣装専門、厳選品を特価販売。 粋な伝統 和好 彩好館の商品を楽天市場でお買い物。 |