名 称 |
箱根湯宿 然-ZEN- |
所在地 |
神奈川県足柄下郡箱根町 | |
日 付 |
2023年5月17-18日 |
場所確認 |
然-ZEN- | |
コメント |
箱根旅行での宿泊先は、仙石原の高台に位置する「箱根湯宿 然-ZEN-」です。ここは2014年に保養施設を改装してオープンした比較的新しい宿で、全室に源泉かけ流しの半露天風呂が付いています。周囲は静寂な別荘地で部屋数は9室と少なく、11歳以下は利用不可という事なので静かに過ごせました。 宿に着くと従業員の方が出て来て迎えてくれます。宿の中に案内されエントランスを入った所のデスク(フロント?)は素通りして、ラウンジの外のテラスでチェックインを行いました。ウエルカムドリンクは選ぶ事が出来、スパークリングワインとグレープフルーツジュースを頂きました。今回宿泊した部屋は2階の「しろがね」という、富士山・外輪山側の洋室ツインです。ソファーに座った状態で富士山を見る事は出来ませんが、ベランダや露天風呂からは6合目から上くらいが見えました。3階からならばもう少しよく見えたのかもしれません。風呂はその名の通り半露天風呂です。ベランダに設置されている檜の浴槽は建物内にあるものの、完全に外気に晒されています。特にこの時期は暑くも無く寒くも無く、丁度良い気候で気持ち良いです。ただお湯の温度は源泉そのままの為、風呂の上層部は物凄く熱いです。夕食前に入ったのですが、かき混ぜると温度が下がると聞いたので相当かき混ぜても中々下がりません。我慢して入って少し出て休み、また入るを繰り返していると徐々に慣れてきました。源泉は強羅温泉で、透明ですが若干のトロみがありとても気持ち良かったです。 ここでの食事は2階の個室ダイニングで頂きます。夕食は18時からで、地元の食材を生かした創作懐石のコース料理です。先付けからデザートまで10種類の料理が良いタイミングで運ばれ来ます。一品一品は物足りない感じもありましたが、最後はお腹いっぱいになり美味しくとても満足できる料理でした。最後には夜食としていなり寿司が用意して有り、部屋へ持ち帰りました。 夕食を終えて部屋へ戻り、少し休んだ後に2回目の風呂に入ります。不思議な事に最初に入った時は熱すぎて苦労したのに、今回は丁度良い温度になっていました。源泉の温度が下がったのか、外気温が下がったのでお湯の温度が下がったのか分かりませんが、ゆっくり入る事が出来ました。風呂から出た後は夜食のいなり寿司を食べて、のんびり過ごしてから就寝しました。 翌朝も天気は良く、外を見ると富士山が昨日よりも良く見えていました。6時には目が覚めてしまったので、朝食までの間に朝風呂に入りました。朝食は8時半からと遅めで、花かご御膳という豪華で美味しい食事です。品数も多く朝から満腹になりました。朝食には約50分もかかり、9時半頃にはチェックアウトしようと思っていたので若干遅くなってしまっています。部屋に戻ったらのんびりする事無く支度を済ませ、名残惜しいですがチェックアウトして宿を後にし桃源台に向かいました。 |
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