写真館

名 称

フラノ寶亭留

所在地

北海道富良野市

日 付

2009年6月19日宿泊

場所確認

フラノ寶亭留

コメント

北海道2泊目は富良野のフラノ寶亭留です。
国道38号線(狩勝国道)から少し入った、林の中にフラノ寶亭留はあります。エントランスを見ると平屋の様ですが、実際には3階建でロビーはここにあります。
ロビーには長さ約11mという無垢のテーブルがあり、ここで受付を行います。この日はロビーに宿泊者以外の人が居て少し騒がしいと思っていたら、スタッフの方が「普段はもっと静かなのですが、今日は騒がしくて申し訳ありません」と気を使ってくれました。確かにこの時意外は静かにゆっくり過ごせました。
チェックインから夕食まで1時間程でしたが、露天風呂に入ってさっぱりしました。この日の男性用は1階の檜風呂で景色を楽しむことは出来ませんでしたが、林の中の風呂という感じで良い雰囲気でした。
客室僅か25部屋という贅沢な施設で、富良野野菜を中心に北海道産の食材を使った「ふらのフレンチ」は私たちには勿体ない料理の連続でした。

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フラノ寶亭留正面
フラノ寶亭留正面

ゆったりした室内
ゆったりした室内

室内から見えるジャグジー
室内から見えるジャグジー

16時30分頃、富良野の街中から少し外れた林の中にあるフラノ寶亭留に到着しました。
車で着いたときの第一印象は「何か小さいな!」と思ったのですが、実際には見えない所に建物が隠れており広々とした感じです。
広いロビーでチェックインを済ませた後、ロビーの1階下となる2階の部屋に案内されました。広い部屋にベッドが2台、大きな液晶テレビなどがあり部屋の隅にはガラス越しにジャグジーバスが見えます。

全てが揃っている洗面所
全てが揃っている洗面所

ジャグジーバス
ジャグジーバス

中庭と十勝連峰
中庭と十勝連峰

ベッドルームに入る手前には洗面所とジャグジーバスがあります。ジャグジーは前面がガラス張りになっており、ベッドルームから丸見えです。勿論ブラインドはありますよ。洗面用品も必要なものは全て揃っていて、心遣いが有り難く感じます。このジャグジーには是非入りたいと思います。
ホテルの入口と反対側には、広大なお花畑の中庭があります。客室は2階と3階にあり、全室ベランダが設置されており中庭を眺めることが出来ます。庭越しには遠く十勝岳を望め、昼間は雲を被っていて見ることの出来なかった山容を見ることが出来ました。また、ここからは他の建物は見えず、遠くを通る車が少し見えるのみで敷地の広さを実感します。
夕食の時間まで少し時間があったので、露天風呂で1日の汗を流しました。

レストラン「Grand」
レストラン「Grand」
 
 

食前酒のスパークリングワイン
食前酒のスパークリングワイン
フェラーリ ブリュット
 

滝川産北海あい鴨とイベリコ豚頬肉のパテ
滝川産北海あい鴨と
イベリコ豚頬肉のパテ
野菜のカルパッチョ添え 

5時30分からレストラン「Grand」で夕食です。スタッフの方がこの時間ならば窓際の席を確保できると勧めて頂きましたので、ちょっと早いですがこの時間にしました。外はまだ明るく夕食という雰囲気ではありませんが、逆に考えるとこの時間からの夕食は贅沢な感じがします。レストランは窓が全面ガラスで景色は最高です。十勝岳を眺めながらのフランス料理、これ以上のものはありません。
頂いた料理は、富良野野菜を中心に北海道産の食材を使ったフランス料理のフルコース「ふらのフレンチ」です。
食前酒のスパークリングワインからスタートし、オードブルのあい鴨とイベリコ豚頬肉のパテが続きます。

2種類のパン
2種類のパン
 

野菜とトキシラズのテリーヌ
野菜とトキシラズのテリーヌ
玉葱のヴィネグレットソース

生魚の苦手な妻に火を通した魚
生魚の苦手な妻に
火を通した魚

2種類のパンが配られました。種類は忘れてしまいました・・・。
サラダは野菜とトキシラズのテリーヌです。妻は生魚が苦手だと伝えておいたので、トキシラズのテリーヌの替わりに火を通した魚(種類は忘れました)を出して頂きました。心遣いに感謝します。

自家菜園産越冬玉ねぎのポタージュとフラ
自家菜園産越冬玉ねぎの
ポタージュとフラン

根室産アイナメのポワレとアイゴ・ブーリド
根室産アイナメのポワレと
アイゴ・ブーリド 

レモンのグラニテカルダモンのジェレ
レモンのグラニテ
カルダモンのジェレ 

スープは越冬玉ねぎのポタージュ、魚料理がアイナメのポワレ、口直しにレモンのグラニテが続きます。

ふらの和牛フィレ肉のポワレ
ふらの和牛フィレ肉のポワレ
ふらのツバイゲルトレーべの
赤ワインソース

サヴァラン・クラシック
サヴァラン・クラシック
ココナッツのグラス
3種のベリーと共に 

小菓子とコーヒー
小菓子とコーヒー
 
 

メインの肉料理は和牛フィレ肉のポワレ、デザートにサヴァラン・クラシック、最後に小菓子とコーヒーで終了です。
自家菜園で採れた野菜や北海道産の食材を使った「ふらのフレンチ」は絶品です。普段高級な料理を食べることの無い私たちには驚きの連続でした。
1時間半もかけて食事をすることは滅多にありません。そんなゆっくりした時間を十二分に楽しむことが出来ました。

レストラン入口のソファー
レストラン入口のソファー

バーのソファー
バーのソファー

ロビーの大テーブル
ロビーの大テーブル

ロビーからレストランにかけてソファーやテーブルが各所に置いてあり、ゆっくり休むことが出来ます。バーにはカウンターとソファーがあり、夜は一部を除いて無料で飲むことが出来ます。が、結局私達は利用しませんでした。勿体無い・・・

アートショップ
アートショップ

ギャラリー
ギャラリー

ギャラリー
ギャラリー

フロントの反対側には売店をかねたアートショップとなっていて、道内アーティストの作品を展示販売しています。勿論お土産もありますが、他とは少し違ったお洒落な品揃えです。
1階にはデンマークの家具を専門に揃えたギャラリーがありましたので覗いてみました。木の温もりを感じさせるものが多く、どのデザインも素敵なものでした。一部展示販売している物もありましたが、手を出せる値段ではありません。

夜の中庭
夜の中庭

中庭より
中庭より

ルピナス越しに
ルピナス越しに

7時過ぎに部屋に戻っても、外はまだ暗くなっていません。ベッドで少し休んだ後にジャグジーバスに入ります。泡が心地よく全身を包み、一日の疲れを取ってくれる感じです。外が暗くなってくると中庭の照明が点灯しました。長時間露出で撮影すると、ここでも幻想的な写真を撮ることが出来ました。夜9時を過ぎた頃、一口寿司の夜食が届けられました。夕食後、数時間たって落ち着いたお腹には丁度良い夜食です。
翌朝は6時ごろに目が覚めました。朝食は7時からなので、その前に中庭を散策することにします。広い中庭の花畑は殆どがラベンダーで、紫の花がほんの少し開き始めた程度でした。最盛期の7月には一面にラベンダーの花が咲き紫の絨毯を敷き詰めた様になる事でしょう。この時期はルピナスの花が綺麗で、中庭の片隅にも咲いていました。

お洒落な洋朝食
お洒落な洋朝食

3種類のパン
3種類のパン

朝のロビー
朝のロビー

朝食の卵料理はオムレツ・目玉焼、スクランブルエッグの中から選べ、私はオムレツを選びました。野菜や果物などが多くヘルシーな感じですが、意外とボリュームはあります。3種類のパンも美味しく、満足できる朝食でした。
旅行へ行くといつも思うことですが、朝をゆっくり過ごして出発したいです。でも、この日も長距離移動で回りたい所も沢山あるので8時半には足寄へ向けて出発します。

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