写真館

名 称

荒船風穴(世界文化遺産)

所在地

群馬県甘楽郡下仁田町

日 付

2017年7月15日

場所確認

荒船風穴

コメント

2014年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録された荒船風穴に行って来ました。
下仁田町にある荒船風穴は、平日以外は直接車で行く事が出来ません。遠回りになりますが神津牧場を経由して、荒船風穴駐車場まで行く必要があります。駐車場から先は関係車両以外進入禁止になっているので、歩いて向かいます。風穴までは急な坂で、距離800m標高差100mあり約15分かかります。行く時は下り坂なので楽ですが、帰りはその逆で急な坂を上らなければなりません。坂を下っていくと途中に冷風体験ポイントがあります。風穴に繋がっている穴らしく、ハッキリ分かるほど冷たい風が吹き出ていました。 そのすぐ下には簡易トイレと東屋のある広場があり、その先が荒船風穴の入口です。
見学料は500円で解説付きです。最初は番舎(管理棟)があった場所から風穴を見た後に下降ります。風穴は1号2号3号の3ヶ所あり、当時は石垣の上に貯蔵庫が建てられていました。荒船風穴は上の山で崩落した岩の隙間に冬の間に氷柱が出来、春から夏にかけて氷が解け冷たい空気が岩の隙間に流れ込み風穴から噴き出します。そこに貯蔵庫を建てて種紙(蚕蛾が卵を産み付けた台紙)保管していました。確かに風穴の石垣に近付くと空気が変わります。冷風の通り道もある様で、そこはとても涼しく気持ちが良かったです。この日の外気温は30度以上になっていましたが、風穴内は1度以下でした。ここは解説員の方が丁寧に案内してくれるので良く分かりましたが、ただ見学するだけでは石垣の間を冷たい空気が吹き抜ける所で終わってしまいそうな感じです。
風穴の見学を終え駐車場に戻るには、あの坂を上らなくてはなりません。ただ東屋の駐車場にはタクシーが待機しており、片道730円で利用する事が出来ます。登るのが辛い人には良いかもしれません。今回は汗をかき息を切らしながら、ひたすら登り20分弱で駐車場に到着しました。
この後は神津牧場でハンバーガーを食べ、下仁田町歴史館を見学して帰りました。因みに、歴史館の入館料200円は風穴を見学すれば無料になります。歴史館が先の場合は風穴が300円になります。

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荒船風穴駐車場
荒船風穴駐車場

この先車両進入禁止
この先車両進入禁止

荒船風穴への下り坂
荒船風穴への下り坂

林の中の急な林道
林の中の急な林道

冷風が穴から噴き出す体験ポイント
冷風が穴から噴き出す体験ポイント

風穴前のトイレと東屋
風穴前のトイレと東屋

荒船風穴受付
荒船風穴受付

最初は番舎(管理棟)跡へ
最初は番舎(管理棟)跡へ

番舎跡から見下ろした荒船風穴
番舎跡から見下ろした荒船風穴

風穴への道と下に見える屋敷集落
風穴への道と下に見える屋敷集落

風穴へ向かう通路
風穴へ向かう通路

3号風穴の石垣
3号風穴の石垣

2号風穴
2号風穴

2号風穴と1号風穴の石垣
2号風穴と1号風穴の石垣

1号風穴の石垣
1号風穴の石垣

1号風穴
1号風穴

冷風の吹き出し口
冷風の吹き出し口

風穴の温度計(内0.6度、外32.6度)
風穴の温度計(内0.6度、外32.6度)

展望所から見た1号2号風穴
展望所から見た1号2号風穴

トイレの横にある冷風体験所
トイレの横にある冷風体験所

冷風体験所内部(9.9度)
冷風体験所内部(9.9度)


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