前日まで続いていた雷雨はこの日は無く、見ている方にとっても、我々にとっても有り難い天気でした。それでも気温は35℃近くあったので、汗だくでの神楽でした。
今年も大祭神事終了後の11時から「翁之舞」でスタートです。午前中に3座、午後は13時50分から18時20分まで4座を行いました。今年は神楽殿の隣で、白瀧姫物語のからくり人形の展示がありました。珍しさもあり、神楽よりも興味を持っている方が多かった様です。細部まで作り込まれた人形や織機は、本物をそのまま縮小した様で見事でした。 ここ数年天狐の舞手は私一人という状況が続いていましたが、今年はやっと後輩の一人が舞う事になり、「釼玉之舞」の天狐を5回の練習で習得してもらいました。細かい部分の修正点はありますが、後は場数を踏んで自分のものにしてもらいたいと思います。その他にも「岩戸開伎之舞」の神様役も他の人に任せました。 今回は太鼓や胴長締太鼓の演奏はせず、出演したのは「鬼人退治」と「種蒔之舞」の舞のみで、他は裏方に徹していました。(休んでいました。)そんな事で今年は今までよりも体的には楽な奉納神楽でした。
この日の演目
午前 : 「翁之舞」 「天宇豆女之舞」 「猿田彦之舞」
午後 : 「釼玉之舞」 「岩戸開伎之舞」 「鬼人退治」 「種蒔之舞」 |