茶臼山（くさり場コース）　山行記録

【往路】　茶臼山の薮塚側登山口になっている東毛青少年自然の家へは、自宅から30分程度で到着します。前日まで数日間天気は良くなかったのですが、この日は風が少し強いながらも快晴になりました。田んぼの中を走り、茶臼山に向かって道路を少し上ると東毛青少年自然の家が現れます。
東毛青少年自然の家駐車場	くさり場コースへ
【9：00】　東毛青少年自然の家駐車場駐車スペースは30台以上あり、着いた時には既に10台以上が止まっていました。この車の殆どが茶臼山への登山者だと思います。茶臼山への登山コースは数種類あり、今回は登山口が駐車場から一番近いくさり場コースを利用します。駐車場から近くにはトイレがあるので、ここで用を済ませて登山を開始します。【9：10】　登山開始今回利用するのはくさり場コースですが、実際に鎖場があるのは駐車場横のスタートだけで、その後は普通でした。登山道はさすがに良く整備されています。最初の小さな稜線と主稜線に出る手前は少し急な登りがありますが、全体的にはのんびり歩ける登山道です。途中には何ヶ所か峠があり、その度にアップダウンを繰り返して頂上を目指します。	くさり場コーススタートの鎖場
最初の稜線分岐への登り	分岐を左へ
主稜線への登り	主稜線の分岐を左へ
稜線の道	姥沢峠（八王子峠）
金山城北の砦の古井戸跡	八王子山山頂
一旦大きく下る	【9：35】　八王子山登り始めて30分近く歩いた所に、右へ入る細い道があります。入ってすぐの所には「金山城北の砦の古井戸跡」があり、その先は八王子山の山頂でした。稜線に戻ると一旦大きく下って、登り返すと姥沢ノ頭の十字路です。【9：40】　姥沢ノ頭ここは荒神山からの登山道と合流する地点で、大きなシラカシの木が生えています。ベンチもあり日影になっているので、特に夏場は良い休憩場所になります。山頂も近い様なのでここでは休憩はせず、右手の道を進みまたもや下ります。鞍部は一木口への分岐で、そのまま進むと茶臼山への最後の登り階段が現れます。
登り返し	姥沢ノ頭（十字路）
再び下った所の分岐	山頂への最後の登り
山頂直下の階段	山頂のアンテナ
【9：50】　茶臼山山頂直下は少し急で長い階段で、見上げるとテレビ中継局のアンテナが見えます。前回この山に登ったのは2007年で、その時の写真と比べたらアンテナの形が変わっていました。テレビの地デジ化に伴い改修された様です。山頂は広いのですが、アンテナが建っているのでその分狭くなっています。開けている南側斜面にはベンチが並んでおり休む事が出来ます。この日は空気が澄んでおり、東側には雪をかぶった浅間山や赤城山が良く見えています。赤城山の手前には桐生ボートの阿佐美沼はあり、桐生市街地は木が邪魔して良く見えませんでした。南側の東京方面には邪魔する物は無く、スカイツリーも小さいですが見えていました。少し西側に目を映すと秩父方面の山々があり、その上にほんの少しだけ白い頭を出した富士山が見えていました。そしてその左下には白く三角形の山容をした、秩父のシンボルである武甲山も見えました。	茶臼山山頂
浅間山方面	浅間山
赤城山方面	赤城山と阿佐美沼
荒船山方面	東京方面
何とか見える東京スカイツリー	山頂部だけ少し見えた富士山と左下に武甲山
下山開始	満開の河津桜
下山は快調	【10：15】　下山開始山頂では周りの景色を一回り眺め、知り合いが居たので少し話をしてから下山を開始しました。下り始めてすぐの所には、河津桜が満開に咲いていました。下山は登って来た道を休憩なしでそのまま戻ります。最後の分岐を下って行くと、駐車場と東毛青少年自然の家が見えて来ました。登り始めは鎖場を使いましたが、ここは登り専用なので迂回して通常の登山口から道路へ出ました。【10：50】　東毛青少年自然の家駐車場へ無事帰還登山口を出たらトイレに寄ってから駐車場に戻りました。駐車している車の台数はそれ程変わらないですが、車自体は入れ替わっている様でした。
所々にある石標	駐車場が見えて来た
東毛青少年自然の家	鎖場は登り専用なので迂回
くさり場コース登山口	東毛青少年自然の家駐車場へ無事帰還
【復路】　駐車場に戻ったのが11時少し過ぎでしたので、帰る途中で昼食を食べる事にしました。寄ったのは「横浜らーめん田村家」ラーメン店で、味噌ラーメンを食べて帰りました。
【ひとこと】　茶臼山へは登山は、17年ぶりで2回目になります。前回は桐生市側の八王子神社から登ったので、今回のコースは初めてです。何種類かあるコースの中で、一番遠回りするのがこのくさり場コースです。登山道は良く整備されていて、歩きづらい所は特にありません。若干アップダウンはありますが、元々標高差が少ないのでハイキングの延長の登山です。まだ登山に関してリハビリ中なので、丁度良いレベルでした。