西穂独標

山 名 西穂独標
標 高 2,701m
山 域 北アルプス(長野県、岐阜県)
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日 程 2019年9月14日(土)
天 気 晴れ
メンバー 神楽師、息子
標高差 555m(累計標高差:630m)
歩行距離 6.6Km
歩行時間 4時間40分
駐車場 300円(鍋平高原登山者有料駐車場)
一般道距離 往路:84Km 帰路:84Km
高速道距離 往路:190Km 帰路:190Km
有料道路料金 往路:3,220 円
安房峠道路:540円
帰路:3,220円
安房峠道路:540円
行程 自宅(4:00)→伊勢崎IC→松本IC→(8:05)鍋平高原駐車場(8:20)→(8:25)しらかば平駅→西穂高口駅(9:10)→(10:15)西穂山荘(10:30)→(10:50)西穂丸山→(12:10)西穂独標(12:30)→(13:20)西穂丸山→(13:40)西穂山荘(14:05)→(15:05)西穂高口駅→しらかば平駅(13:55)→(16:05)鍋平高原駐車場(16:20)→松本IC→伊勢崎IC→(21:30)自宅

【往路】 登り口は岐阜県になるので、片道270Kmを越えるロングドライブです。伊勢崎ICから北関東道・上信越道・長野道を走り松本ICで下ります。ここからの一般道も約65Kmあり、1時間半程度かかります。朝4時に家を出て新穂高に着いたのは8時過ぎで、やはり4時間以上かかってしまいました。新穂高ロープウェイは第1と第2があり、新穂高温泉からの第1は8時半が始発で鍋平高原からの第2は7時から運転しています。その為、登山者の殆どはこの第2まで上がります。新穂高温泉の手前を第2へ向かい右折して坂を上ると、車が路上駐車しています。それもまだ駐車場から1.5Km以上手前です。「これが登山者だとしたらヤバイ」と思いながらそのまま進んでみたら、すんなり有料駐車場に入れました。後から入って来た情報では、前日の夜から無料駐車場が満車になり、そこに入れなかった100台以上の車が路上駐車の列を作っていた様です。

鍋平高原登山者有料駐車場
鍋平高原登山者有料駐車場

しらかば平駅へ向かう
しらかば平駅へ向かう

【8:05】 鍋平高原登山者有料駐車場
ロープウェイに一番近い所が鍋平高原駐車場で、登山者用駐車場は入ってすぐの一番遠くになります。でもこの日は登山者が多かった為、少し先の駐車場まで入れていました。実際に止めた所は観光用の駐車場だと思います。

【8:25】 しらかば平駅
駐車場からロープウェイしらかば平駅までは、歩いて5分程度でした。駅2階の乗車口前は既に大行列です。しらかば平駅からは毎時15分と45分に運転しています。混んでいる時には臨時便が出るのでどうかなと思いましたが、時刻表通りの45分発でした。

【8:52】 西穂高口駅
しらかば平駅から約7分で西穂高口駅へ到着します。この駅の屋上は展望台になっていて、北アルプスの山々を見渡すことが出来ます。この日の朝は見事な快晴で見晴は抜群です。焼岳から笠ヶ岳、槍ヶ岳、西穂高岳、勿論これから向かう独標も見えます。望遠で見ると岩を登る人も見えていました。午後になると雲が出てしまう可能性がある為、朝のうちに周りの景色を堪能した後に登山を開始しました。

新穂高ロープウェイしらかば平駅
新穂高ロープウェイしらかば平駅

西穂高口駅の展望台
西穂高口駅の展望台

焼岳方面(一番高い山)
焼岳方面(一番高い山)

正面は笠ヶ岳
正面は笠ヶ岳

チョコンと突き出た槍ヶ岳
チョコンと突き出た槍ヶ岳

西穂高岳から槍ヶ岳
西穂高岳から槍ヶ岳

西穂高岳
西穂高岳

西穂独標
西穂独標

これから目指す西穂独標
これから目指す西穂独標

第一目標の西穂山荘
第一目標の西穂山荘

西穂高口駅
西穂高口駅

千石庭園から登山開始
千石庭園から登山開始

避難小屋
避難小屋

【9:10】 登山開始
駅舎の4階は食堂になっていて、その奥が千石庭園への出口です。ここには登山届の提出箱があるので、作って来た届を入れてスタートです。
千石庭園内は平坦な道で数分歩くと避難小屋があり、ここからが登山道となります。最初は少し下った後、緩やかなアップダウンを何回か繰り返しますが、この辺はウオーミングアップという感じです。
駅から約25分で本格的な登りが始まります。ここまでは土の道でしたが、この先は石が多くなります。最初は緩やかだった傾斜も、徐々に急登に変わり大きな石も現れます。この坂では今まで以上に登山者と遭遇します。遅い人を追い抜いたり、速い人に追い抜かれたり、すれ違う人に譲ったり譲られたりと中々一定のペースで登る事が出来ません。自分では比較的ゆっくりなペースで登っていたつもりでしたが、いつの間にか速めのペースで登っていた様です。これが後に自分を苦しめる事になってしまいます。
急登を登る事約30分、傾斜は緩やかになり小さい建物が見えて来ました。中からはエンジンの音が聞こえるので、小屋の発電機の様です。

最初は少し下ります
最初は少し下ります

アップダウンを数回繰り返す
アップダウンを数回繰り返す

本格的な登りの始まり
本格的な登りの始まり

西穂山荘まで続く急登
西穂山荘まで続く急登

所々大きな段差有
所々大きな段差有

傾斜が緩くなると建物が現れる
傾斜が緩くなると建物が現れる

西穂山荘出現
西穂山荘出現

山荘の横から回り込んで正面へ
山荘の横から回り込んで正面へ

【10:15】 西穂山荘
西穂高口駅から1時間5分で西穂山荘に到着です。コースタイムでは1時間30分だったので、急登は疲れましたが「もう着いた?」という感じです。登山道からはまず山荘の裏側が見え、建物を回り込んで正面へ出ると多くの登山者が休んでいました。
西穂山荘の名物と言えばラーメンです。今回の登山はこれも目当ての一つでしたが、まだ時間的に早いので下山まで取っておきます。休んでいる時に感じたのが右腿の軽い痛み、嫌な感じがします。

【10:30】 西穂山荘発
西穂山荘では15分程休んで登山再開です。登り始めてすぐに大きな石が現れます。この石の間をすり抜けたり、上に乗って登ったりと苦労します。足もダメージを受けるので、先程違和感を感じた右足をかばう様に左足から登ります。
少し急な坂の途中から振り返ると、山荘の奥に焼岳と乗鞍岳を見る事が出来ます。坂を登り切ると今まで見えなかった西穂への稜線と独標がハッキリ見えてきました。そして右足をかばった事が影響して、左足にも痛みが出て来てしまいました。

西穂山荘
西穂山荘

西穂高岳方面への分岐
西穂高岳方面への分岐

山荘から最初の登りは大きな石の上
山荘から最初の登りは大きな石の上

西穂山荘と焼岳、左が乗鞍岳
西穂山荘と焼岳、左が乗鞍岳

最初の坂を登り切ると稜線が綺麗に見える
最初の坂を登り切ると稜線が綺麗に見える

丸山手前
丸山手前

丸山山頂と笠ヶ岳
丸山山頂と笠ヶ岳

丸山から見た西穂高岳
丸山から見た西穂高岳

【10:50】 西穂丸山
山荘からひと登りした後は、気持ちい稜線歩きでです。周りの空は雲一つない快晴で、北アルプスの山々がハッキリ綺麗に見えています。山の斜面はハイマツの緑で覆われて、稜線の登山道が浮かび上がっています。
西穂山荘から約20分で丸山に到着します。ここは360度の展望があり、どっしり構えた笠ヶ岳が正面に見えています。穂高方面を見ると先程よりも近付いた分、稜線の登山道が良く見える様になってきました。その道は思っていた以上長く傾斜がある様に見えます。
丸山では少し写真を撮っただけで休まずに通過です。その先は少しの間緩やかな登りでしたが、徐々に傾斜が増していき暫く登るとガレ場の急登へと変わります。大小の石が敷き詰められた様なガレ場の登山道は、足元が安定せず登り辛いです。ストックを使っても、突いた所が安定しません。ダラダラと続くこの登り坂は、足へのダメージを更に増やしていきます。両腿の痛みは段々強くなり、時々休みを入れながらやっとガレ場を登り切りました。

意外と急に見える稜線
意外と急に見える稜線

丸山から来た道を振り返る
丸山から来た道を振り返る

稜線の長い登りの始まり
稜線の長い登りの始まり

稜線の真横に見える笠ヶ岳
稜線の真横に見える笠ヶ岳

登山道はガレ場に変わり登り辛い
登山道はガレ場に変わり登り辛い

ガレ場の途中から振り返ると遠くに見える大正池
ガレ場の途中から振り返ると遠くに見える大正池

長いガレ場が終わると独標が近くに見える
長いガレ場が終わると独標が近くに見える

まだまだ登りは続く
まだまだ登りは続く

ガレ場の急登を登り切ると、再び目標の独標が見えて来ました。良く見ると山頂や岩に取付いている人も見えています。ここまで来ればもう一息なのですが、まだまだ登りは続きます。普通ならば何て事のない登りも、この時ばかりは本当に大変でした。体力の無くなった自分をつくづく反省しながら登ります。
独標の手前では岩場を越えて一旦下るのですが、岩から下りる時も腿に力を入れるので苦労します。そしてやっと独標の下までたどり着きました。ここからが最大の難所となる岩登りです。

【12:10】 西穂独標到着
岩を登っている最中はそれ程痛みは感じず、独標ピークまで到着出来ました。でも登り切って座り込んだ途端、足に猛烈な疲労感が襲ってきました。腿がつりそうな感じがあり暫く動かずに休んでいたら、その波は過ぎ去り動けるようになりました。それからは独標から見える360度の絶景を十分に堪能します。独標から先には三角のピークが奥穂まで連なっています。振り返ると登って来た道、下には上高地の河童橋が良く見えていました。でも北側を見ると徐々に雲が涌き始めて来ています。

独標までもう少し
独標までもう少し

独標への岩登り開始
独標への岩登り開始

岩登りも所々で渋滞
岩登りも所々で渋滞

西穂独標到着
西穂独標到着

隣はピラミッドピークで奥に西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳
隣はピラミッドピークで奥に西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳

登って来た道
登って来た道

下に見える河童橋
下に見える河童橋

下山開始、高度感が凄い
下山開始、高度感が凄い

独標を下り切った
独標を下り切った

独標を振り返る
独標を振り返る

【12:30】 下山開始
独標に着いてから20分、北アルプスを十分に堪能したので下山を始めます。改めて下を見ると高度感が凄いです。下りは疲れる事はありませんが、足へのダメージは登り以上です。途中すれ違い待ちの渋滞などがあり、思った以上に時間がかかります。やっと下までたどり着いた時に、再び疲労感が襲います。少しでも動かすと腿がつりそうになるので、ジッと座って回復を待ちます。「このまま動けなくなったらどうしよう」と言う不安もありましたが、数分休んだら何とか動けそうになったので下山を再開します。この後も歩いては休みを繰り返しながら、ゆっくりと下山を続けます。途中で振り返ると独標には雲が掛かり始めていて、ギリギリセーフでした。登りで苦労したガレ場は、やはり下りでも苦労しました。

【13:20】 丸山通過
ガレ場を終えると傾斜は緩やかになり、若干登り返すと丸山です。登る時は快晴で笠ヶ岳がハッキリ見えていましたが、この時は完全に雲の中で眺望はゼロでした。

下山開始後少しで独標は雲の中
下山開始後少しで独標は雲の中

周りも徐々に雲が
周りも徐々に雲が

丸山手前
丸山手前

雲の中の丸山通過
雲の中の丸山通過

山荘手前の大きな石
山荘手前の大きな石

山荘も雲の中
山荘も雲の中

【13:40】 西穂山荘
丸山から西穂山荘へは20分かかりました。登りも20分だったので、遅かった事が分かります。息子には先に下りて山荘でラーメンを注文しておいてもらい、丁度ラーメンが出来上がった頃に山荘へ到着しました。山荘名物の西穂ラーメンは、味噌と醤油の2種類があり両方注文しました。標高2300m以上の所で作っているとは思えない程美味しかったです。山荘では25分程休んで下山を始めます。食事をとり休憩したので、足の状態は大分回復しました。
この時間になると下山者が集中します。登山道が狭くなる所や登山者とのすれ違いでは、渋滞が発生していました。でもやはりいつものペースでは下山出来ないので、休みを入れながらになります。

【15:05】 西穂高口駅へ無事帰還
西穂山荘から約1時間で西穂高口駅へ何とか戻って来られました。ここでは飛騨牛コロッケを食べてから、ロープウェイに向かいます。乗車口前には長い行列が出来ていて、1回では乗り切れません。でも臨時便を増発して対応していたので助かりました。
しらかば平駅に着いてからは、お土産を一つ買ってから駐車場へ向かいます。16時過ぎの駐車場は、随分台数が少なくなっていました。

山荘名物の西穂ラーメン(味噌と醤油)
山荘名物の西穂ラーメン(味噌と醤油)

山荘出発
山荘出発

下山渋滞
下山渋滞

西穂高口駅へ無事帰還
西穂高口駅へ無事帰還

鍋平高原駐車場
鍋平高原駐車場

【復路】 帰りは道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」に寄る為少し遠回りをした以外、ほぼ来た道を帰りました。その他道沿いにある沢渡の観光案内所や道の駅「風穴の里」にも寄りましたが、これは道の駅切符やダムカードを息子が貰う為です。
松本ICまでは途中1ヶ所渋滞した以外は順調でした。高速道では梓川SAで夕飯を食べ、横川SAで休憩をとり桐生に戻ります。特に渋滞する事も無く、順調なドライブでした。
【ひとこと】 桐生から車で4時間以上かかりますが、手軽に本格的な北アルプス登山を楽しめるのが西穂高岳です。西穂高本峰へはある程度の登山技術と体力が無ければ行けませんが、独標までならば最後の岩場以外危険な所はありません。初心者でも十分行けるコースです。でもそんなコースに今回は苦労しました。快晴の中、北アルプスの稜線を歩けたのに足の痛みに苦労して、楽しさは半減してしまいました。原因は自分の体力不足は勿論の事、栄養補給の仕方に問題があったのかもしれません。水分は頻繁に補給していたのですが、行動食は余り口にしませんでした。今回の事を反省点として、次回の登山では行動食も頻繁にとりながら登ろうと思います。
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