稲含山

山 名 稲含山
標 高 1370m
山 域 北関東(群馬県)   
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日 程 2016年5月3日(火)
天 気 曇り
メンバー 神楽師、妻、息子
標高差 370m(累計標高差:390m)
歩行距離 2.8Km
歩行時間 1時間45分
駐車場 無料
一般道距離 往路:35Km 帰路:35Km
高速道距離 往路:47Km 帰路:47Km
有料道路料金 往路:970円 帰路:870円
行程 自宅(6:00)→太田薮塚IC→富岡IC→(8:20)神の池登山口(8:40)→(8:50)一ノ鳥居→(9:05)二ノ鳥居→(9:20)稲含神社旧秋畑社殿(9:25)→(9:40)秋畑分岐→(9:50)稲含神社下仁田社殿(9:57)→(10:00)稲含山(10:25)→(10:50)赤鳥居→(11:00)神の池登山口・稲含神社(11:30)→(11:50)蕎麦の館「那須庵」(12:15)→富岡IC→藤岡PA→伊勢崎IC→(14:40)自宅

【往路】 下仁田町と甘楽町にまたがる稲含山です。太田藪塚ICから富岡ICまでは高速で、そこからは一般道を走ります。天気予報では曇り時々晴れだったのですが、太陽は顔を出す気配がありません。下仁田町の秋畑地区から、舗装はされていますが道幅の狭い林道を走って徐々に高度を上げていくと、雲の中に入った様で薄い霧に包まれて来てしまいました。

神の池登山口
神の池登山口

登山口の案内図
登山口の案内図

【8:20】 神の池公園到着
秋畑地区から約5Km林道を走ると左側に稲含神社がにあり、その先に道幅が広くなった所があるので、そこが駐車スペースになっています。道の右上には神の池があり、この辺を神の池公園と呼んでいます。ここには20台以上駐車できるスペースはありますが、既に残り数台といった感じです。この日は稲含神社の春季大祭が行われる日で、多くの人が来ている様です。また、ここは公園というだけあって公衆トイレが設置されておりとても便利です。

【8:40】 登山開始
神の池のすぐ横が登山口になっています。緩やかな登山道を少し進むと先程走った林道の先を横断します。実はこの林道の少し先に駐車場があり、赤鳥居まですぐ行ける場所です。50m以上標高が違うので、少しでも楽をしたい人はこちらが良いかもしれません。だた砂利道になっているので、その点は注意が必要です。

神の池
神の池

登り始めの登山道
登り始めの登山道

林道を横断
林道を横断

一ノ鳥居
一ノ鳥居

一ノ鳥居先の登山道
一ノ鳥居先の登山道

神の水
神の水

【8:50】 一ノ鳥居
林道を横断し少し坂を登ると一ノ鳥居があります。鳥居の先は少し広く、二ノ鳥居への道と赤鳥居への道の分岐になっています。その先の登山道は幅が狭く、山腹を縫う様に登っていきます。傾斜はそれ程急ではなく、少し登ると「神の水」という水場があります。

【9:05】 二ノ鳥居
水場の先は階段になっており、そこを登り詰めると二ノ鳥居があります。鳥居の形は一ノ鳥居と同じで、丸太でできています。

【9:20】 稲含神社旧秋畑社殿
二ノ鳥居を潜り暫く登ると、霧の中に石垣が見えてきました。その石垣の上が稲含神社の旧秋畑社殿です。最初に見えたのは割拝殿という珍しい建物で、真中が土間で通り抜けられる様になっており、神門や社務所を兼ねています。今は建物だけになっていますが、さい銭箱は置かれていたので参拝をした後少し休みました。

神の水過ぎの登山道
神の水過ぎの登山道

二ノ鳥居
二ノ鳥居

稲含神社(旧秋畑社殿)の割拝殿
稲含神社(旧秋畑社殿)の割拝殿

稲含神社(旧秋畑社殿)本殿
稲含神社(旧秋畑社殿)本殿

階段が続く登山道
階段が続く登山道

尾根近くの登山道
尾根近くの登山道

ここから先は階段が続く登山道で、傾斜も急になります。土が流れてしまい一段が高くなっている階段が何ヶ所もあります。登るタイミングが狂ってしまい、疲れる原因にもなりますね。

【9:40】 秋畑分岐
長く続いた階段も終わり傾斜も緩くなってくると、赤鳥居から上がってくる登山道との合流点に出ます。鎖の設置してある階段を登り、手摺のある登山道を進めばすぐ稲含神社です。

【9:50】 稲含神社下仁田社殿
稲含神社下仁田社殿も入口は割拝殿になっています。旧秋畑社殿とは違い人も多く本殿の中では神事が行われていました。割拝殿の内側は社務所となっており、お守りやお札を授与していました。
ここから山頂までは目と鼻の先です。早々に参拝を済ませ山頂へ向かいました。

尾根道との合流点(秋畑分岐)
尾根道との合流点(秋畑分岐)

鎖のある階段
鎖のある階段

稲含神社近くの登山道
稲含神社近くの登山道

稲含神社入口(割拝殿)
稲含神社入口(割拝殿)

稲含神社(下仁田社殿)
稲含神社(下仁田社殿)

社務所(授与所)を兼ねた割拝殿
社務所(授与所)を兼ねた割拝殿

山頂への最後の登り
山頂への最後の登り

山頂間近
山頂間近

稲含山山頂
稲含山山頂

稲含山山頂
稲含山山頂

【10:00】 稲含山山頂到着
稲含神社から山頂までは石の階段になっており、3分もかからずに着きます。山頂が近づくにつれて、登山道の脇にはアカヤシオ多く咲いていました。
山頂は少し広くなっており周りに高い木は余りありません。晴れていれば360度の展望で、八ヶ岳・浅間山・妙義山・榛名山・赤城山等を見る事が出来る山頂の筈でした。すぐ下の神社に居た時には少し陽が差して来たのですが、山頂では周りが真っ白で何も見えませんでした。それでも周りにはアカヤシオが多く咲いていてとても綺麗でした。
雲が切れる事を期待して少し待っていたのですが、20分たってもそれらしき気配が一切しません。

山頂のアカヤシオ
山頂のアカヤシオ

下山開始
下山開始

山頂直下の下り
山頂直下の下り

秋畑分岐
秋畑分岐

【10:25】 下山開始
天候の回復を待っていてもキリが無いので、諦めて下山する事にしました。下山は旧秋畑社殿を経由して登った道ではなく、赤鳥居へ向かう尾根の道を下ります。こちらの方が登山道は整備されており、階段が多い様です。距離としては短いのですが、その分傾斜は急になっています。登山者もこちらの方が多かったのではないでしょうか。登山道としては登りに歩いた旧秋畑社殿経由の道が、個人的には面白いのではないかと思います。

【10:50】 赤鳥居
下山開始から30分弱で赤鳥居へ到着します。鳥居のすぐ下は茂垣峠(ガイドブック等に記載されている鳥居峠は誤りらしい)で、一ノ鳥居方面との分岐になっています。この峠まで車が上がって来ていましたが、多分神社関係の車だったのだろうと思います。
赤鳥居からは一ノ鳥居を経由し、林道を横断して登山口へ戻りました。

鎖場(使用しなくも大丈夫)
鎖場(使用しなくも大丈夫)

階段の連続
階段の連続

赤鳥居
赤鳥居

一ノ鳥居への分岐
一ノ鳥居への分岐

一ノ鳥居への分岐
一ノ鳥居

登山口へ無事帰還
登山口へ無事帰還

稲含神社
稲含神社

稲含神社神楽殿
稲含神社神楽殿

【11:00】 神の池登山口へ無事帰還
登山口に戻ってみると、来た時よりも車は更に増えていました。道幅が広くなっている駐車スペース以外にも、道路の片側に車がズラッと並んでいました。通常はここまで車が多い事は無い様です。
駐車スペースから100m位下った所に稲含神社があります。本殿の中では神事が行われており、神楽殿では社中の方が昼食中でした。下山中に太鼓の音がしていましたが、その時が神楽の上演中だった様です。参考の為見たかったのに、時間が合わず残念です。
稲含山麓の秋畑那須地区を流れる雄川には、約400匹の鯉のぼりが泳いでいます。4本のワイヤーが少し離れて2本ずつ張られています。この時期の名物となっている様です。

秋畑那須地区の鯉のぼり
秋畑那須地区の鯉のぼり

「ちぃじがきの里」から見た鯉のぼり
「ちぃじがきの里」から見た鯉のぼり

【復路】 稲含山からの林道を下り県道46号線と合流する辺りが「ちぃじがきの里」という場所で、鯉のぼりがよく見えます。ここでは特産品のそばを食べられる蕎麦の館「那須庵」があり、地域の方が運営し冬以外の土日祝日のみオープンしています。丁度時間も良かったので寄ってそばを頂きました。腰のあるシッカリとしたそばで、とても美味しかったです。
その後は来た道をそのまま戻り、藤岡PAで休憩し伊勢崎ICから桐生へ戻りました。
【ひとこと】 毎年5月3日は稲含神社の春季大祭が行われます。普段は比較的静かな山だと思うのですが、この日は地元の方をはじめ、多くの登山者が集まっていました。年齢層も小さな子供からお年寄りまで様々です。家族での登山も多く見かけました。標高差も370m程と手軽に登れるので、地元の方は毎年の恒例としているのでしょうか。
この山は山頂からの展望が素晴らしいらしいのですが、今回は雲が覆っていて何も見えませんでした。天気予報では曇り時々晴れだったので、少し期待していましたが残念でした。
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